2014.01.06
以下の機能追加・修正を行った2014年版財務会計システム キーパー財務14(Ver6.0.0) をご用意しました。
キーパークラブ会員の皆様はバージョンアップをお願いします。
主な変更点
(1) 過年度比較帳票の税込・税抜が随時切り替え可能になりました。
(2) 決算書が自由に期間指定できるようになりました。
(3) 製造原価報告書に『外注費』分類を追加しました。
その他の変更点
≪旧バージョンの変更点≫
 キーパー財務13: Ver5.0.0Ver5.0.1Ver5.0.2Ver5.0.3Ver5.0.4Ver5.0.5
 キーパー財務12: Ver4.0.0Ver4.0.1Ver4.0.2Ver4.0.4Ver4.0.5
 キーパー財務11: Ver3.0.0Ver3.0.1Ver3.0.2Ver3.0.3Ver3.0.4Ver3.0.5Ver3.0.6Ver3.0.7
 キーパー財務10: Ver2.0.0Ver2.0.1Ver2.0.2Ver2.0.3Ver2.0.4Ver2.0.5
 キーパー財務09: Ver1.0.1Ver1.0.2Ver1.0.3Ver1.0.4Ver1.0.5
注意事項
バージョンアップ方法
インターネットに接続できないパソコンのバージョンアップ方法


 ◆主な変更点
(1) 過年度比較帳票の税込・税抜が随時切り替え可能になりました。
キーパー財務13以前のプログラムの場合、税込みで翌年度更新すると税抜き過年度比較はできませんでしたが、8%消費税導入以降は当期と前期の税率が異なるため、税抜き比較が重要になります。
キーパー財務14では「翌年度更新処理」及び「繰越残高調整」で「込」「抜」両方の過年度残高が保持できるようになったので、税込み処理データでも税抜き比較が可能になりました。
また新規作成データなど過年度残高を手入力する場合も、税込み残高からボタン一つで税抜き残高が作成できるので、手元に税込み資料しかなくても税抜き比較帳票が手軽に作成できます。
◎3期比較グラフ・3期比較表・総合比較損益計算書など


◎過年度残高登録


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(2)決算書が自由に期間指定できるようになりました。
試算表と同様、集計期間が自由に選択できるようになりました。
これにより、単月指定で決算書を作成することもできるようになっています。
尚、二期比較決算書についても自由に期間指定可能です。(これまでは通期のみでした。)

※医療法人データは除きます。
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(3)製造原価報告書に『外注費』分類を追加しました。
これまで製造原価報告書は『材料費』『労務費』『製造経費』の3分類でしたが、新たに『外注費』分類を加えて4分類になりました。

※個人クリニックデータの場合は『委託費』が追加されます。


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 その他の変更点
● ファイル - データ選択
 ・ クライアントサーバー方式で運用している場合、「F2:コピー/貼り付け」の処理が遅かったので改良しました。
 ・ 「F6:保存」又は「F7:復元」で「参照」ボタンを押すと開く「フォルダの参照」画面で、WindowsXP以外のOS(Vista、7、8)でもネットワークコンピュータの共有フォルダが一覧表示できるようになりました。
 ・ 破損データ行(赤色で表示)に対し、「F5:データ復元」ができなくなっていたので修正しました。
 ・ スタンドアロン方式で利用している場合、1データが2以上のパソコンで共有されていると「更新」ボタンを押下するタイミングによってはデータリスト名の変更が上手く反映できないケースがあったので修正しました。

● 日常処理 - 仕訳入力
 ・ 連想摘要(取引先)辞書をコード入力で選択しやすくするため、チェックボックスを設けました。
また、連想摘要(取引先)辞書の並び順が「コード順」と「使用順」から選択できるようになりました。
 ・ 「環境設定」で“仕訳登録時の確認画面を表示しない”設定にしている場合、一括入力辞書で仕訳を変更した上で「F12:仕訳書込」を押したときに限り“仕訳登録時の確認画面を表示する”設定の場合と同じメッセージを表示するよう仕様を変更しました。
 ・ 借方・貸方で↓キー又はF4キーを押すと開く「科目の参照」画面で、補助コード欄が4桁までしか入力できなくなっていたので、5桁まで入力可能となるよう修正しました。

● 日常処理 - 仕訳帳
2014.09.17
《訂正後》
消費税コード「540」を「511」に変更するなど税外仕訳が税込(税抜)仕訳になるような置換を行った場合、旧バージョンではコードだけを置換していましたが、本バージョンより税率のセットまで行うよう仕様を変更しました。
 《訂正前》 消費税コード「540」を「511」に変更するなど税外仕訳が税込(税抜)仕訳になるような置換を行った場合、旧バージョンでは単にコードのみ置換していますが、税率のセットと下段の消費税額の計算まで行うよう仕様を変更します。(「込」「抜」「外」の区分は「基本設定」の「消費税処理区分」に従います。)

● 日常処理 - 仕訳モニター 
 ・ 本支店データの場合、入力した「仕訳番号」とサーチ結果として表示される仕訳が異なることがあったので修正しました。

● 日常処理 - 総勘定元帳
 ・ インデックスシールを貼るためのガイドが印字できるようになりました。(但し、設定は「ファイル-環境設定」の「印刷設定(帳票)」タブで行います。)
 ・ 会計期間が3ヶ月、6ヶ月、9ヶ月のデータの場合、科目補助の最小単位で決算仕訳が100以上あると残高が適正に出力できなかったので修正しました。

● 日常処理 - 日報入力
 ・ データによって金額が入力されたセルをダブルクリックした後、別のセルをクリックすると、本来必要のない確認メッセージが表示されていたので修正しました。
 ・ 金額欄をダブルクリック後すぐに「日報入力」画面を閉じるとエラーが発生していたので修正しました。

● 決算処理 - 決算書
 ・ 「基本設定」タブの「決算期を印字する」を、「会計年度を印字する」に変更しました。
 ・ 期中開始データの場合、「手形を相殺する」にチェックすると「株主資本等変動計算書」が適正に印刷できなくなっていたので修正しました。
 ・ 「株主資本等変動計算書」タブの「F2:事由設定」で、変動事由リストの先頭に空白行を設けることにより、変動事由がDeleteキー削除できるようになりました。

● 決算処理 - キャッシュフロー計算書 
 ・ 「キャッシュ・フロー項目構成リスト」に、科目の使用区分が「使用しない」の科目が印字できるようになりました。

● 決算処理 - 法人事業概況書(資料) 
 ・ 「決算処理-決算書」で「手形を相殺する」にチェックすると、「法人事業概況書(資料)」の「表面」の「受取手形」も相殺するようになりました。

● 決算処理 - 減価償却 
 ・ Ver6.0.0で新規作成するデータより、「残存価額」の端数設定の初期値を「四捨五入」から「切り上げ」に変更しました。(既存データは現在の設定を引き継ぎます。)

● 決算処理 - 期末一括税抜処理 
 ・ 「期末一括税抜処理」実行後も消費税の「税込/税抜」が切り替えられるようになりました。
但し、「税抜」を選択すると一括税抜仕訳が無かったものとして集計して税抜残高を作成します。一括税抜仕訳を反映させる場合は「税込」をお選びください。

● 財務分析 - 3期比較経営分析表 
 ・ 活動性の分析の支払勘定回転率の計算式は旧バージョンでは “支払勘定回転率=純売上高×(12 ÷N)÷(支払手形+買掛金)” でしたが、Ver6.0.0より “仕入高×(12 ÷N)÷(支払手形+買掛金)” に変更しました。

● 初期設定 - 基本設定 
 ・ 「消費税」タブから「一括税抜処理区分」を外しました。(「期末一括税抜処理」実行後は試算表などの帳票を「税込」で参照してください。)
 ・ Windows8の場合、「環境設定」でフォントサイズを14pt以上に設定すると、「名称・期間」タブの会計期間が桁落ちしていたので修正しました。

● 拡張機能 - コード体系登録 
 ・ 法人事業概況書の科目の割り当てがコード体系登録に含まれるようになりました。これにより、法人事業概況書の科目の割り当て情報が新規作成するデータに流用可能になっています。

● 拡張機能 - 仕訳のインポート 
 ・ 科目コードの後ろに半角スペースが入っているファイルでも適正に取り込めるようになりました。

● データ通信 - データ受信
 ・ 「認証チェック終了  中継サーバー情報確認実行中」のメッセージが消えずに残ってしまうことがあったので修正しました。

● システム全般
 ・ Windows8.1(32bit/64bit)に対応しました。
Windows8.1/Pro/Enterpriseへの対応となります。(Windows RTは含みません。)
 ・ プレビューを実行すると、プリンタドライバの印刷品質が「高品質」に変更されてしまっていたので修正しました。
 ・ InternetExplorer8以前で「ファイル-オフライン作業」にチェックがあると、メニュー画面下の「インフォメーション」と「よくある質問(FAQ)」の表示位置が乱れることがあったので修正しました。

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 注意事項
今回の【キーパー財務14】へのバージョンアップは【キーパー財務13~09】からのメジャーバージョンアップとなります。同一バージョン内のアップ(リビジョンアップ)はプログラムを上書きしますが、メジャーバージョンアップの場合はプログラムを追加しますので、【キーパー財務13~09】と【キーパー財務14】が1台のパソコンの中に共存します。
【キーパー財務14】で選択したデータは、【キーパー財務13~09】では選択できません。過去のデータを処理当時のプログラムのまま残したい場合や、データをやり取りする相手が【キーパー財務13~09】を使用している場合は、該当データを【キーパー財務14】で選択しないようにしてください。
【キーパー財務】をアップした場合は、必ず【キーパー経営羅針盤】及び【キーパー現金出納帳】もバージョンアップしてください。
バージョンアップ作業はユーザー登録を済ませてから行ってください。

※ユーザー登録未了の場合はバージョンアップできません。
※ユーザー登録はメニュー画面右下の「ユーザー情報」をクリックすると開く「ユーザー情報」画面で行ってください。
バージョンアップ作業はセキュリティソフトなど他のアプリケーションを終了させてから行って下さい。
また、定刻に自動バックアップを実行するため「
一括保存・復元」ツールを常駐させている場合も必ず終了させて下さい。
バージョンアップ作業は管理者権限でログオンした状態で行って下さい。
普段キーパー財務を使用しているパソコンがインターネットに接続していない場合でも、社内にインターネットができるパソコンがあればプログラムのバージョンアップは可能です。(詳細はコチラでご確認下さい。)
クライアントサーバー方式でご利用の場合、1台目のバージョンアップ作業は他のユーザーがログインしていない状態で行ってください。(2台目以降については他のオペレータがログインしていても問題ありません。)
クライアントサーバー方式でご利用の場合、サーバー機での作業は特に必要ありません。
GO-Global版の場合、バージョンアップ作業はサーバー機で行ってください。また、旧版(キーパー財務12以前のプログラム)はアンインストールしないでください。
【キーパー財務14】で作成したコード体系は、【キーパー財務13~09】では利用できません。(以下のエラーが発生するため新規データの作成ができません。)
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 バージョンアップ方法
1. AiOキーステーションをパソコンに挿入してキーパー財務を起動します。
2. 適宜データを選択してメニュー画面まで進み、右上の「会員ページ」をクリックします。
3. 「会員向けサービス」画面が開きます。「バージョンアップ」をクリックします。

プログラムのバージョンアップはキーパークラブ会員の特典です。
ご利用のパソコンがWindowsXPの場合、制限付きアカウントでログオンした状態ではバージョンアップはできません。必ず管理者権限でログオンしてください。
4. 「確認」画面が開きます。「はい」をクリックします。

「はい」をクリックしても⑤以降の画面が表示されない場合は一旦プログラムを終了して①の作業からやり直してください。
5. OSの設定により、「ユーザーアカウント制御」画面が表示されることがあります。「はい」をクリックします。
6. 「バージョンアップ方法」画面が開きます。「最新バージョンにアップグレードする」を選んで「実行」をクリックします。
7. ダウンロード処理中です。そのまま暫くお待ち下さい。
8. 「確認」画面が開きます。「はい」をクリックするとインストール処理を開始します。

普段インターネットに接続できないパソコンに挿入されているUSBキーを更新する場合は「いいえ」をクリックし、インターネットに接続できないパソコンでのバージョンアップ方法②以降の作業を行ってください。
9. 暫くすると、右の画面が開きます。「次へ」をクリックします。
10. 使用許諾契約をお読みください。「同意します」を選び「次へ」をクリックすると次の画面に進めます。
11. 「ユーザー名」を入力して「次へ」をクリックします。
12. 「次へ」をクリックします。

「変更」をクリックしてインストール先を変更することも可能ですが、通常はそのままの設定で次の画面に進んでいただくことをお勧めします。
13. 「インストール」をクリックして処理を開始します。
そのまま暫くお待ちください。
14. インストールが終了します。「完了」をクリックします。
15. 自動でキーパー財務14が起動し、「ログイン」画面が開きます。
通常通りコードとパスワードを入力して「OK」をクリックします。
16. 「データ選択」画面が開きます。適宜データを選択します。
17. 「データベースの更新」画面が開きます。「データの更新に同意します。」にチェックして「OK」をクリックします。

右の「データベースの更新」画面は【キーパー財務14】で選択したことのあるデータ(データバージョンが「14版」のデータ)の場合は表示されません。
データをやり取りする相手が『キーパー財務13~09』を使用している場合は「データの更新に同意します」にチェックせず、「キャンセル」で画面を閉じてください。
「情報」をクリックすると開く「データの詳細情報」画面で「データの更新:禁止する」にチェックすればデータバージョンを固定できます。
   
18. 会計データの更新が完了するとメニュー画面が開きます。
バージョン表記が「Ver6.0.0」に変更されています。
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 インターネットに接続できないパソコンでのバージョンアップ方法
1. AiOキーステーションをインターネットのできるパソコンに挿入し、バージョンアップ方法1~8の手順に従ってバージョンアップ作業を行います。

※この場合に、
同時に2本以上のAiOキーステーションを挿入しないで下さい。
2. プログラムを終了させ、インターネットのできるパソコンからAiOキーステーションを取り外します。
3. インターネットに接続できないパソコンにAiOキーステーションを挿入します。
4. 右の画面が開きます。「フォルダーを開いてファイルを表示」をクリックします。

※OSにより表示が異なります。
※自動で表示されない場合は以下の手順で処理してください。
スタートボタンをクリックする。
コンピュータ(又はマイコンピュータ)をクリックする。
キーパー財務のアイコンをダブルクリックする。
setups.exeをダブルクリックする。
5. OSの設定により、「ユーザーアカウント制御」画面が表示されることがあります。「はい」をクリックします。
6. 「キーパー財務セットアップ」画面が開きます。「キーパー財務インストール」をクリックします。
7. 「バージョン選択」画面が開きます。
一番上の行(キーパー財務14 6.0.00)を選んで「OK」をクリックします。
これより先はバージョンアップ方法9~20の手順通りです。
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