2016.02.23

平素はメールde給与をご利用いただき誠にありがとうございます。

本日、平成28年(2016年)分の源泉徴収税額表とマイナンバー登録に対応するため、プログラムのバージョンアップを行いました。
(最新版プログラムを 【メールde給与16 Ver8.0.0】 に更新しました。)

これにより、平成28年分の給与・賞与処理を行う場合と、源泉徴収票を出力するなど平成27年分の年末調整を行う場合とでは起動するプログラムを変えていただく必要が生じています。

以下注意事項を参照の上、処理をお願いいたします。

 注意事項
 Ver8.0.0の変更内容
 マイナンバーの登録について
    (1) マイナンバー管理者を登録する。
    (2) 事業者データに法人番号(又は個人番号)とパスワードを設定する。
    (3) 社員とその扶養家族のマイナンバーを登録する。
 Ver8.0.0のマイナンバー対応について

 ◎注意事項
平成28年(2016年)分の給与・賞与処理を行う場合は、「メールde給与 最新版」のアイコンからプログラムを実行してください。( 【メールde給与16 Ver8.0.0】 が起動します。)


「メールde給与 最新版」のアイコンからプログラムを実行すると、初回データ選択時に以下の確認画面が出ます。(2回目以降は出ません。)

平成27年データを選択している場合は「いいえ」を選んでください。
「データ選択」画面に戻り、「F2:コピー/貼り付け」で平成27年データのコピーを取った上で、もう一度データ選択してください。

平成28年データの場合は「はい」を選び、そのまま処理を進めてください。


源泉徴収票を出力するなど平成27年(2015年)分の年末調整を行う場合は、「メールde給与 過年度版」のアイコンからプログラムを実行してください。(一旦、別ウインドウが開きますので 【メールde給与15】 のアイコンをダブルクリックしてください。)



 ◎Ver8.0.0の変更内容
[ 給与処理 ・ 賞与処理 ] 
平成28年(2016年)分の源泉徴収税額表に対応しました。
平成28年分の所得税の計算において、給与収入1,200万円超の場合の給与所得控除額は230万円が上限となったことに伴い、「給与所得の源泉徴収税額表」等が改正されています。


[ 年末調整 - 保険料・扶養控除申告書 ] 
保険料控除申告書と扶養控除申告書が作成できるようになりました。
保険料控除申告書は画面のみの対応です。(印刷については次期版以降で対応します。)
扶養控除申告書は申告年度を選択することにより、当年分で印刷するか、翌年分を印刷するかが選べます。(平成28年データでは、平成28年と29年の扶養控除申告書が印刷できます。)

 ◎マイナンバーの登録について
【メールde給与16 Ver8.0.0】 にバージョンアップすると、給与データに社員とその扶養家族のマイナンバーが登録できます。登録手順は以下の通りです。
マイナンバー管理者を登録する。 事業者データに法人番号(又は個人番号)とパスワードを設定する。 社員とその扶養家族のマイナンバーを登録する。

(1) マイナンバー管理者を登録する。
マイナンバーを登録・参照・印刷できる権限を与えられたオペレータのことを、給与システム上 “マイナンバー管理者” と呼びます。

マイナンバー管理者は [随時処理-オペレータ登録] で登録します。
≪処理手順≫
1. オペレータコード「9999」でログインします。
2. [随時処理-オペレータ登録]を開きます。(ボタンが表示されない場合は一旦プログラムを終了し、オペレータコード「9999」でログインし直してください。
3. マイナンバーの取り扱いを認めるオペレータを選び「変更」ボタンをクリックします。
4. 変更画面が開きます。「オペレータ名」が実名でない場合は実名に変更します。
マイナンバーを登録・削除・印刷すると、取り扱い履歴が残ります。どのオペレータがどのような作業をしたのかが一目で分かるよう、マイナンバー管理者は実名をフルネームで登録してください。
5. 「マイナンバー管理者である」にチェックして、「OK」ボタンで画面を閉じます。


他にマイナンバー管理者とするオペレータがいる場合は3.以降の処理を繰り返してください。
セキュリティの観点から、「オペレータコード: 9999」のパスワードは初期値の「9999」からの変更を必須としています。
以下のメッセージが出た場合は「OK」をクリックし、オペレータコード「9999」のパスワードを変更してください。変更処理が完了すると、マイナンバー管理者が登録可能になります。

6. マイナンバー管理者の登録は次回ログインより有効となります。プログラムを終了します。

 (2) 事業者データに法人番号(又は個人番号)とパスワードを設定する。
1. メールde給与 最新版のアイコンをダブルクリックして、プログラムを起動します。
2. ログイン画面が表示されます。(1)で設定したマイナンバー管理者のコードとパスワードを入力して「OK」をクリックします。
3. 「データ選択」画面が開きます。マイナンバーを登録するデータを選んでメニュー画面に進みます。
4. [初期設定-会社情報設定]を開き、「基本(一般)」タブの「マイナンバーを管理する」にチェックします。
5. 半角英数16文字以内で「パスワード」を設定します。
重要! マイナンバーの登録・削除・印刷は、マイナンバー管理者がここで設定したパスワードを入力することにより可能になります。非常に重要な情報となりますので、十分に注意して管理するようお願いいたします。
6. 「法人/個人番号」に事業者の番号を登録します。「F5:閉じる」でメニュー画面に戻ります。

 (3) 社員とその扶養家族のマイナンバーを登録する。
1. [初期設定-マイナンバー設定]を開きます。
[初期設定-マイナンバー設定]はマイナンバー管理者でログインした場合にのみ表示されます。(マイナンバー管理者でない場合はボタンが空白になります。)

2. 社員とその扶養家族のマイナンバーを登録します。
1名以上の社員(又は扶養家族)にマイナンバーが登録されている状態で[マイナンバー設定]を開いた場合は、「情報を編集」をクリックします。パスワードの確認画面に(2)の5.で設定したパスワードを入力して「OK」すると、社員とその扶養家族のマイナンバーが登録できるようになります。
3. 登録が完了したら「F5:閉じる」をクリックします。
 ◎Ver8.0.0のマイナンバー対応について
[ ファイル - データ選択 ] 
【F2:コピー/貼り付け】
ログインオペレータがマイナンバー管理者であるかどうかにかかわらず、必ず法人番号(個人番号)付きの状態でデータコピーを行います。
【F2:コピー/貼り付け】
法人番号(個人番号)が登録されていないデータをコピーして、法人番号(個人番号)が登録されてるデータに貼り付け可能です。
【F6:保存】
マイナンバー管理者でログインした場合は、データ保存時にマイナンバー情報付きで保存するか、それともマイナンバー無しで保存するかが選択できます。確認画面を「OK」してパスワードを正しく入力すると、マイナンバー付きでデータ保存を実行します。確認画面をキャンセルするとマイナンバー無しで保存します。
【F6:保存】
マイナンバー管理者以外のオペレータでログインした場合は、確認メッセージを表示した上でマイナンバー無しでデータ保存を実行します。
【F7:復元】
保存データにマイナンバーが登録されている場合は、ログインオペレータがマイナンバー管理者であるかどうかにかかわらず、必ずマイナンバー付きの状態でデータ復元を行います。
【F7:復元】
マイナンバーが登録されているデータを選択して、マイナンバーが登録されていない保存データを復元することはできません。

[ ファイル - マイナンバー管理履歴 ] 
マイナンバーの登録・印刷・削除やマイナンバー付きデータ保存など、マイナンバーに関連する作業履歴が確認できるようになりました。また、作業履歴のテキストファイル形式保存や、印刷にも対応しています。(マイナンバー管理者でログインした場合にのみ有効です。)

[ 初期設定 - 会社情報設定 ] 
マイナンバー管理を行うかどうかの選択肢を設けました。(マイナンバー管理者でログインした場合にのみ有効です。)

[ 初期設定 - マイナンバー設定 ] 
社員とその扶養家族のマイナンバーが一覧で登録できる画面を追加しました。(マイナンバー管理者でログインした場合にのみ有効です。)

[ 随時処理 - オペレータ登録 ] 
マイナンバー情報を登録・参照・印刷できる権限を持つオペレータ(マイナンバー管理者)が作成できるようになりました。(「コード: 9999」でログインした場合にのみ有効です。)

[ 年末調整 - 保険料・扶養控除申告書 ] 
平成28年分給与所得者の扶養控除等(異動)申告書の様式に対応しました。
事業者の法人番号・個人番号を扶養控除申告書に印字する場合は「法人/個人番号を伏字にしない」にチェックします。また、社員・扶養家族のマイナンバーを印字する場合は「個人番号を伏字にしない」にチェックします。(チェックを入れるとパスワード確認画面が出ますので、(2)の5.で設定したパスワードを入力して「OK」してください。)