2017.09.01
平成29(2017)年9月分(10月納付分)より厚生年金保険の保険料率が改定されます。
この改定によるプログラムのバージョンアップは行いません。
以下の通りデータ毎に手動で料率変更処理を行うようお願いします。
【改定内容】
平成29年9月分(10月納付分)より、厚生年金基金に加入していない一般被保険者の厚生年金保険料率が
18.300%(労使折半 9.150%)
 に引き上げられます。 
平成29年9月分からの厚生年金保険料額表(PDF)
【厚生年金保険料率の変更手順】
 以下の作業は給与・賞与の処理状況を問わず、どのタイミングでも行うことができます。
1. 「会社情報設定」の「規定(社保:率)」タブを開きます。


2. 「当年」タブで、「厚生年金給与」「厚生年金賞与」「社員」「会社」に
全て 9.150 と入力します。


基金加入の場合の保険料率は各厚生年金基金にご確認ください。(加入する基金により料率が異なります。)

何月の給与から新料率が適用されるかは[会社情報設定]と[締/支給日設定]の設定により異なります。

[会社情報設定]の「規定(社保・率)」タブで「当年」の「厚生年金給与」が「平成29年9月度~平成30年8月」で、「保険料徴収対象月」が「前月分」の場合は、[締/支給日設定]の「給与」タブで「給与月:9月」の給与処理を確定させた時点で[社員情報設定]の「社会保険」タブで厚生年金保険料が新料率となり、「給与月:10月」の給与から新料率の厚生年金保険料が控除されます。
[会社情報設定]の「規定(社保・率)」タブ
「当年」の「厚生年金給与」が「平成29年9月度~平成30年8月度」で
「保険料徴収対象月」が「前月分」の場合は、


[締/支給日設定]の「給与」タブ
「給与月:9月」の給与処理を確定させた時点で[社員情報設定]の「社会保険」タブの厚生年金保険料が新料率となり、「給与月:10月」の給与から新料率の厚生年金保険料が控除されます。

[社員情報設定]の「社会保険」タブで厚生年金保険料を手入力していた場合(金額欄を緑色で表示)は更新されません。この場合は「料額表」ボタンを押して報酬月額を再選択してください。


何月の賞与から新料率を適用するかは[会社情報設定]の「規定(社保・率)」タブの「当年」の「厚生年金賞与」で設定します。通常は「平成29年9月度~平成30年8月」と設定しますので、平成29年9月1日以降に支給する賞与は新料率になります。
[会社情報設定]の「規定(社保・率)」タブ
「当年」の「厚生年金賞与」が「平成29年9月度~平成30年8月度」の場合は
平成29年9月1日以降に支給する賞与は新料率になります。