2018.01.10
平成30年(2018年)分の給与計算に対応した最新プログラム【メールde給与18 Ver10.0.0】へのバージョンアップを行いました。

今回のバージョンアップにより、平成30年の給与処理平成29年の年末調整は、プログラムの使い分けが必要になりますのでご注意ください。

また本年より、本人又は配偶者に一定金額以上の所得があると、給与等の源泉徴収税額の計算において扶養人数に含められなくなるため、該当者は設定変更が必要です。

詳細は以下よりご確認ください。

 平成30年の給与処理を行う場合
 平成29年の年末調整を行う場合
 Ver10.0.0 主な変更内容
 Ver10.0.0 その他の変更内容

平成30年の給与処理を行う場合
 ■ バージョンアップ後に「メールde給与 最新版」のアイコンをダブルクリックすると【メールde給与18 Ver10.0.0】が起動します。

平成30年分の給与処理は「メールde給与 最新版」からプログラムを実行してください。

 ■ 「メールde給与 最新版」のアイコンからプログラムを実行してデータを選択すると、「データ更新」画面が出ることがあります。

平成30年データを選択して「データ更新」画面が出た場合は、「データの更新に同意する」にチェックし、「実行」ボタンをクリックして処理を進めてください。

平成29年の年末調整を行うデータの場合は「キャンセル」で画面を閉じ、プログラムを終了してください。
(平成29年の年末調整は【メールde給与過年度版】から
【メールde給与17】をご利用ください。)

◎平成29年の年末調整を行う場合
平成29年(2017年)分の年末調整を行う場合は、「メールde給与 過年度版」のアイコンから【メールde給与17】を実行してください。

◎Ver10.0.0 主な変更内容
[ 初期設定 - 本人・配偶者・扶養情報設定 ] 
本人タブの「控除対象配偶者である」を「源泉控除対象配偶者である」に変更しました。

平成30年より、給与所得者本人の合計所得金額が900万円超(年収1,120万円超)の場合、又は配偶者の合計所得金額が85万円超(年収150万円超)の場合は給与・賞与計算上、配偶者を扶養の人数に含められなくなっています。該当者は「源泉控除対象配偶者」のチェックを外すようお願いいたします。

 (参考)国税庁HP『平成 30 年分以降の配偶者控除及び配偶者特別控除の取扱いについて(PDF)

本人タブで「源泉控除対象配偶者である」のチェックを外しても、配偶者タブの登録が可能になりました。

配偶者タブの「障害者」の名称を「同一生計障害者」に変更しました。

給与所得者本人と生計を一にし、合計所得金額が38万円以下(年収103万円以下)の配偶者を“同一生計配偶者”と言います。“同一生計配偶者”が障害者に該当する場合は「一般障害者」又は「特別障害者」を選択してください。

◎Ver10.0.0 その他の変更内容
[ ファイル - データ選択 ] 
 ■ 初回データ選択時の「データ更新」で、前々年の給与・賞与明細データを削除します。(18版で平成30年データを選択した場合に、データ内に平成28年の給与・賞与の支給情報があれば削除します。)

※本バージョンより、給与・賞与明細情報は前年1年分のみ保持する仕様になりました。

[ 給与処理/賞与処理/通信/計算代行/本支店通信 - Web明細配信予約 ] 
給与明細書と賞与明細書のタイトルが変更可能になりました。

[ 給与処理/賞与処理/年末調整 - 給与金種表/賞与金種表/還付金金種表 ] 
部門順で印刷又はプレビューすると、エラーが発生するケースがあったので修正しました。

[ 給与処理/賞与処理 - 給与振込依頼書/賞与振込依頼書 ] 
口座が2つある社員の場合、どちらか一方の口座だけを選んで印刷しても、もう片方の口座も両方印刷されてしまっていたので修正しました。

[ 初期設定 - 締/支給日設定 ] 
本来の給与支給日の前後10日を超えた支給日を設定した場合に警告する機能を設けました。(給与支給日の変更は、本来の支給日が土日祝祭日と重なった場合の調整の為の機能です。)

変更前の給与支給日がいつだったかがすぐ分かるようにするため「システム支給日」ボタンを設置しました。

[ 初期設定 - 明細項目設定 ] 
給与と賞与の支給項目に「役員報酬」の区分がありましたが、システム的にこの区分を使用していなかったので本バージョンより削除しました。

[ 初期設定 - 本人・配偶者・扶養情報設定 ] 
旧バージョンの「本人」タブの「控除対象配偶者である」と「配偶者」タブの「扶養人数に含める」は設定が重なっていたため、本バージョンから「配偶者」タブの「扶養人数に含める」は廃止しました。

[ 随時処理 - キーパー財務仕訳連動 ] 
エラーのため、社員に割り当てた「職務」が変更できないケースがあったので修正しました。

[ 随時処理 - 翌年度更新処理 ] 
当年に給与・賞与の支給があった前年退職者は[翌年度更新処理]により削除しないよう修正しました。(18版で平成29年データを平成30年に繰り越すと、平成29年に支給のあった平成28年退職者は残ります。)

 ■ 翌年度更新処理実行時に、前年の給与・賞与明細データを削除します。(18版で平成29年データを平成30年に繰り越すと、平成28年の給与・賞与の情報が削除されます。

※本バージョンより、給与・賞与明細情報は前年1年分のみ保持する仕様になりました。

[ 年末調整 - 保険料・扶養控除申告書 ]
社員リストに退職者及び休職者のアイコンが表示されていなかったので修正しました。

[ 年末調整 - FBデータ作成 ] 
口座番号が8桁で登録されている社員がいるとエラーが発生していたので修正しました。

[ 年末調整 - 還付金振込一覧表 ] 
並べ替え設定に「振込先金融機関順」と「振込元口座順」を追加しました。

[ ヘルプ - オンラインマニュアル ] 
操作説明書が参照できるようになりました。(インターネット接続環境が必要です。)