この給与計算ソフトを使って初めて年末調整を行います。
何から始めれば良いのか、順を追って説明して下さい。

 
従業員より扶養控除等申告書、保険料控除申告書、配偶者特別控除申告書、住宅借入金等特別控除申告書、源泉徴収票(中途採用者の場合)など年末調整に必要な申告書を回収したら、以下の手順で処理して下さい。
 
■手順
@ 「初期設定−締/支給日設定」を開き、「処理方法」欄で年末調整を“いつ行うか”を選択します。

最終給与: 本年最後に支給する給与(通常は12月給与)で年末調整を行う場合に選択します。
最終給与からは源泉税を徴収せず、それまでに徴収した所得税の累計と、年末調整を行った結果算出された年税額との差額(還付の時はマイナス表示)が「所得税」欄にセットされます。
最終賞与: 本年最後に支給する給与(通常は12月給与)よりも後に支給する賞与で年末調整を行う場合に選択します。
その賞与からは源泉税を徴収せず、それまでに徴収した所得税の累計と、年末調整を行った結果算出された年税額との差額(還付の時はマイナス表示)が「所得税」欄にセットされます。
単独: 本年最後の給与又は賞与も通常月と同様に源泉徴収し、年末調整を行った結果出た超過額の還付又は不足額の徴収を別途行う場合に選択します。
「支給日」欄に年末調整結果を還付(又は徴収)する日付を設定してください。


A 扶養控除申告書を見ながら「初期設定−社員情報設定」に扶養家族の情報などを入力します。
入社年月日、前職の情報や住宅借入金等特別控除を受ける場合の居住年月日も「社員情報設定」で登録します。


B 扶養親族の情報に誤りがないか確認するため、「年末調整−配偶者扶養情報チェック」を実行します。



C 「年末調整−明細入力」で、保険料控除申告書や配偶者特別控除申告書を見ながら保険料等の情報を入力します。



D 「年末調整−明細入力」で、扶養親族や前職など源泉徴収票の摘要欄に記載する情報をセットします。



E 源泉徴収簿、源泉徴収票など必要な書類を印刷します。




戻る