社会保険

■算定基礎届入力

社員ごとに算定基礎届が一覧形式で表示されます。
社保月が6月になっている給与月を確定すると当年の算定基礎届が参照できるようになります。

70歳以上被用者については対応しておりません。
基礎日数の既定値は、一般の場合は17日、パートタイマーの場合は3ヶ月の何れも17日未満の場合は15日、短時間労働者の場合は11日となります。「キーパー給与」「メールde給与」では、算定対象期間(社保月456月)3ヶ月の基礎日数の判定は、社保月6月給与確定時の【社員情報設定】の雇用形態(一般、パートタイマー、短時間労働者)の基礎日数の既定値で判定しています。
休職等、1ヶ月分の給与が満額支給されなかった月は算定の対象月から除く必要がありますが、「キーパー給与」「メールde給与」では、基礎日数が既定値以上となっている場合、算定の対象月に含まれてしまいます。その場合は該当月の基礎日数に規定値未満の値を入力することにより該当月を除いて総計と平均額が求められます。

算定基礎届入力

改定年度
表示する算定基礎届の改定年度を選択します。
表示区分
社員の表示方法を「全員」・「対象者のみ」・「対象者以外」・「加入者のみ」から選択します。
<<全員>>
全社員を表示します。
<<対象者のみ>>
対象区分が○の社員(算定基礎届を提出する社員)のみを表示します。
<<対象者以外>>
対象区分が-の社員(算定基礎届を提出しない社員)のみを表示します。
<<加入者のみ>>
健康保険または厚生年金保険に加入している社員のみを表示します。
全ての表示区分において、選択した年度の6月30日以前退職者及び6月1日以降資格取得者(健康保険、厚生年金保険ともに)は表示されません。
戻す
指定社員の算定基礎届情報を手入力を行う前の状態に戻します。
「戻す」ボタンで戻せるのは手入力を行っている背景が緑色になっている項目のみです。
表設計
一覧表の「列を社員・行を項目」とするか、「列を項目・行を社員」として表示するかの切替を行います。
<<社員名を表示>>
「列を社員・行を項目」で表示されます。
<<項目名を表示>>
「列を項目・行を社員」で表示されます。
年間平均(全社員)
前年の社保月7月から当年の社保月6月までの間に受けた報酬(基礎日数が既定値に満たない月および各月の締日期間に資格取得していない日が含まれる月を除く)の月平均額を修正平均額にセットします。
「年間平均対象区分」が○の全社員が対象です。
改定
対象区分が○の社員の平均額または修正平均額を【社員情報設定】の報酬月額へセットします。
【社員情報設定】の「二か所以上の事業所勤務あり」にチェックがある社員の改定処理はできません。
改定は一度しか実行できません。再度改定を行う必要がある場合は【社員情報設定】の報酬月額を直接訂正してください。
当月分の保険料を徴収する場合:社保月8月の給与月が確定していれば改定できます。
前月分の保険料を徴収する場合:社保月9月の給与月が確定していれば改定できます。
前々月分の保険料を徴収する場合:社保月10月の給与月が確定していれば改定できます。
社員リスト
[表示区分]で選択された条件に一致する社員がリストに表示されます。
並び替えアイコン(並び替え)
【並び替え設定】ダイアログが表示されます。
並び替え条件を設定して「OK」をクリックすると設定した順に社員が並び替わります。
検索アイコン(検索)
【検索条件設定】ダイアログが表示されます。
検索条件を設定して「OK」をクリックすると条件に一致した社員が社員リストに表示されます。
検索解除アイコン(検索解除)
検索条件が解除され全ての社員が社員リストに表示されます。
↓・→
数値入力後に"Enter"を押した際の移動する方向を決めます。
対象区分
算定基礎届の提出の対象か否かを「0.-」・「1.○」から該当する番号で入力します。
以下の条件に該当する場合は算定基礎届の提出対象になりません。
・当年6月1日以降に資格取得している。
・当年6月30日以前に退職している。
・7月改定の月額変更対象者である。
年間平均対象区分
保険者算定(年間平均)の対象か否かが表示されます。
保険者算定(年間平均)の対象になった社員は■F3:年間平均または「年間平均(全社員)」で保険者算定を行うことができます。
保険者算定(年間平均)の対象となるには以下の条件が必要です。
・社保月4月、5月、6月の何れかの基礎日数が既定値以上である。
・資格取得日が当年3月31日以前である。
・社保月4月、5月、6月の3ヶ月間に受けた報酬の月平均額(基礎日数が既定値に満たない月を除く)から算出した標準報酬月額と前年の社保月7月から当年の社保月6月までの間に受けた報酬(基礎日数が既定値に満たない月および各月の締日期間に資格取得していない日が含まれる月を除く)の月平均額から算出した標準報酬月額の間に2等級以上の差がある。(上限・下限の場合は1等級の差であっても社保月4月、5月、6月の報酬の平均額および前年の社保月7月から当年の社保月6月までの報酬の平均額によっては対象となります)
整理番号
【社員情報設定】で登録されている保険証番号が表示されます。
生年月日
【社員情報設定】で登録されている生年月日が表示されます。
4月 基礎日数
4月の基礎日数が表示されます。(社保月4月)
手入力することもできます。
5月 基礎日数
5月の基礎日数が表示されます。(社保月5月)
手入力することもできます。
6月 基礎日数
6月の基礎日数が表示されます。(社保月6月)
手入力することもできます。
月給制     :暦日か締日期間の日数(休職者は0日)
日給月給制   :欠勤日数が0日の場合 ⇒暦日か締日期間の日数(休職者は0日)
         欠勤日数が0日超の場合⇒就業日数(1ヶ月)-欠勤日数(休職者は0日)
日給制、時間給制:勤務日数
暦日は給与月の前月、同月、翌月の何れかの1日から末日までの日数です。締日期間は給与月の前月の締日後から給与月の締日までの日数です。(暦日と締日期間のどちらを使用するかは【会社情報設定】で設定します。)
欠勤日数は【明細項目設定】の勤怠項目の基礎日数の設定が欠勤日になっている項目の合計値となります。
勤務日数は【明細項目設定】の勤怠項目の基礎日数の設定が出勤日になっている項目の合計値となります。
就業日数(1ヶ月)は【社員情報設定】『基本-Ⅱ』の「個別設定する」にチェックがある場合は【社員情報設定】『基本-Ⅱ』の値が使用され、チェックがない場合は【会社情報設定】『規定(一般)』の値が使用されます。
4月 報酬金銭
4月の報酬金銭が表示されます。(社保月4月)
手入力することもできます。
5月 報酬金銭
5月の報酬金銭が表示されます。(社保月5月)
手入力することもできます。
6月 報酬金銭
6月の報酬金銭が表示されます。(社保月6月)
手入力することもできます。
報酬金銭は【明細項目設定】の支給項目の項目属性が「現物固定」、「現物変動」以外で報酬月額にチェックがある項目の合計値となります。
通勤費(課税通勤費、非課税通勤費)は休職中の月(完全に休職している月)以外で、【明細項目設定】の支給項目の報酬月額にチェックがある場合に加算されます。ただし、通勤費(課税通勤費、非課税通勤費)が手入力されている場合は休職中の月(完全に休職している月)であっても手入力値が加算されます。
4月 報酬現物
4月の報酬現物が表示されます。(社保月4月)
手入力することもできます。
5月 報酬現物
5月の報酬現物が表示されます。(社保月5月)
手入力することもできます。
6月 報酬現物
6月の報酬現物が表示されます。(社保月6月)
手入力することもできます。
報酬現物は【明細項目設定】の支給項目の項目属性が「現物固定」、「現物変動」で報酬月額にチェックがある項目の合計値となります。
通勤費(課現物通勤費、非現物通勤費)は休職中の月(完全に休職している月)以外で、【明細項目設定】の支給項目の報酬月額にチェックがある場合に加算されます。ただし、通勤費(課現物通勤費、非現物通勤費)が手入力されている場合は休職中の月(完全に休職している月)であっても手入力値が加算されます。
4月 報酬合計
4月の報酬金銭と報酬現物の合計値が表示されます。(社保月4月)
5月 報酬合計
5月の報酬金銭と報酬現物の合計値が表示されます。(社保月5月)
6月 報酬合計
6月の報酬金銭と報酬現物の合計値が表示されます。(社保月6月)
総計
4月、5月、6月の報酬合計の合計値が表示されます。
平均額
4月、5月、6月の3ヶ月間に受けた報酬の月平均額(基礎日数が既定値に満たない月を除く)が表示されます。
修正平均額
平均額を修正する必要がある場合に入力します。
・給与の支払対象となる期間の途中から資格取得したことにより1ヶ月分の給与が満額支給されない場合、1ヶ月分の給与が満額支給されない月(途中入社月)を除いた月を対象とする必要があるため、社保月4月、5月、6月の何れかの給与計算期間の初日で資格取得していない月を除いて求めた平均額が自動セットされます。
ただし途中で資格取得した月であっても1ヶ月分の給与が満額支給された場合はその月も含めて平均額を求める必要があるため適宜訂正をお願いします。
・遡及処理オプションを使用して社保月3月以前の給与遡及分および賞与遡及分を社保月4月、5月、6月の何れかの給与明細書へ転送した場合に総計から遡及支払額を差し引いて算出した平均額が自動セットされます。
■F3:年間平均および「年間平均(全社員)」を実行すると前年の社保月7月から当年の社保月6月までの間に受けた報酬(基礎日数が既定値に満たない月および各月の締日期間に資格取得していない日が含まれる月を除く)の月平均額が自動セットされます。
適用年
決定後の標準報酬月額を適用する年度が表示されます。
適用月
決定後の標準報酬月額を適用する月が表示されます。
従前報酬月額(健)
健康保険の従前の報酬月額が表示されます。
手入力することもできます。
従前報酬月額(厚)
厚生年金保険の従前の報酬月額が表示されます。
手入力することもできます。
決定報酬月額(健)
健康保険の決定後の報酬月額が表示されます。
決定報酬月額(厚)
厚生年金保険の決定後の報酬月額が表示されます。
従前改定年
前回の改定年度が表示されます。
手入力することもできます。
従前改定月
前回の改定月が表示されます。
手入力することもできます。
昇(降)給月
社保月4月、5月、6月において昇給または降給のあった月を入力します。
社保月4月、5月、6月の給与明細書の固定的賃金の額に変動があった最初の月が自動セットされます。
上記の固定的賃金の変動は【明細項目設定】の支給項目の「月額変更」にチェックがある項目の給与明細書の合計金額で判定しています。そのため、日割り計算や手入力で明細書の金額を訂正した場合、実際は固定的賃金の変動は無くても、「キーパー給与」「メールde給与」では固定的賃金の変動があったと判定がされる場合があります。実際には固定的賃金の変動がない場合は、適宜訂正をお願いします。
途中入社や病休・育休・休職等に該当する場合は自動セットしません。
昇(降)給区分
昇(降)給の区分を「0.-」・「1.昇給」・「2.降給」から該当する番号で入力します。
上記「昇(降)給月」の固定的賃金の変動が増加の場合は「昇給」、減少の場合は「降給」が自動セットされます。
途中入社や病休・育休・休職等に該当する場合は自動セットしません。
遡及支払月
社保月4月、5月、6月に通常給以外の報酬が支払われた月を入力します。
遡及処理オプションを使用して社保月3月以前の給与遡及分および賞与遡及分を社保月4月、5月、6月の何れかの給与明細書へ転送した場合にその社保月が自動セットされます。
遡及支払額
社保月4月、5月、6月に支払われた通常給以外の報酬額を入力します。
遡及処理オプションを使用して社保月3月以前の給与遡及分および賞与遡及分を社保月4月、5月、6月の何れかの給与明細書へ転送した場合に社保月3月以前の給与遡及分と賞与遡及分の合計額が自動セットされます。
二以上勤務
二か所以上の事業所に勤務しているか否かを「0.-」・「1.○」から該当する番号で入力します。
社保月6月給与確定時の【社員情報設定】の「二か所以上の事業所勤務あり」の値が自動セットされます。
月額変更予定
月額変更に該当するか否かを「0.-」・「1.○」から該当する番号で入力します。
7月改定の月額変更対象者になった場合は○が自動セットされます。
算定基礎届の印刷では月額変更予定が○の社員の基礎日数欄及び報酬月額欄は空欄で印刷されます。
社会保険電子届書の算定基礎届の作成では月額変更予定が○の社員の情報は作成できません。
途中入社
社保月4月、5月、6月の何れかの給与計算期間の途中で資格取得したことにより1ヶ月分の給与が満額支給されなかった月がある場合にその有無を「0.-」・「1.○」から該当する番号で入力します。
社保月4月、5月、6月の何れかの給与計算期間の途中で資格取得した場合は「途中入社」に○、「その他」に資格取得日が自動セットされます。
ただし途中で資格取得した月であっても1ヶ月分の給与が満額支給された場合は途中入社に該当しないため適宜訂正をお願いします。
病休・育休・休職等
社保月4月、5月、6月の給与計算期間中に休職していたか否かを「0.-」・「1.○」から該当する番号で入力します。
社保月4月、5月、6月の給与計算期間中に休職日が含まれている月(締日期間の途中で資格取得した月を除く)がある場合は○が自動セットされます。
病休・育休・休職等に該当した場合は「その他」に休職の期間を入力してください。
短時間労働者
社保月4月、5月、6月の給与計算期間中に短時間労働者だったか否かを「0.-」・「1.○」から該当する番号で入力します。
社保月4月、5月、6月の給与確定時に【社員情報設定】の雇用形態が短時間労働者になっている月(締日期間の途中で資格取得した月を除く)がある場合は○が自動セットされます。
パート
社保月4月、5月、6月の給与計算期間中にパートタイマーだったか否かを「0.-」・「1.○」から該当する番号で入力します。
社保月4月、5月、6月の給与確定時に【社員情報設定】の雇用形態がパートタイマーになっている月(締日期間の途中で資格取得した月を除く)がある場合は○が自動セットされます。
年間平均
保険者算定(年間平均)での算定を申し立てるか否かを「0.-」・「1.○」から該当する番号で入力します。
■F3:年間平均および「年間平均(全社員)」を実行すると○が自動セットされます。「0.-」に戻す場合は手入力で戻してください。
その他
説明が必要な項目の情報を入力します。
社保月4月、5月、6月の何れかの給与計算期間の途中で資格取得した場合は資格取得日が自動セットされます。
社保月4月、5月、6月の何れかの給与計算期間で雇用形態に変更があった場合は雇用形態の変遷が自動セットされます。
ESC:キャンセル
編集前のデータに戻します。
F3:年間平均
前年の社保月7月から当年の社保月6月までの間に受けた報酬(基礎日数が既定値に満たない月および各月の締日期間に資格取得していない日が含まれる月を除く)の月平均額を修正平均額にセットします。
「年間平均対象区分」が○の選択中の社員が対象です。
F8:印刷
算定基礎台帳の印刷または印刷イメージを画面表示させる場合に使用します。
【算定基礎台帳】と同じです。
F12:閉じる
メニュー画面に戻ります。


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