年末調整で従業員から提出された「扶養控除等(異動)申告書」の入力方法を教えてください。
「扶養控除等(異動)申告書」の入力・設定は、「初期設定>本人・配偶者・扶養情報設定」で行います。
「年末調整>明細入力(個人別)または明細入力(一覧表)」の[F4:扶養]からも入力できます。
令和7年分扶養控除等申告書より【簡易対応様式】が追加されました。扶養控除等申告書を簡易な申告書として提出する場合にご使用できる様式です。簡易な申告書の詳細については 国税庁:「簡易な扶養控除等申告書に関するFAQ(源泉所得税関係)」でご確認ください。
従業員から回収した「扶養控除等(異動)申告書」を基に設定・入力します。
設定する項目は従業員毎に異なります。
1.扶養控除等(異動)申告書
「初期設定>本人・配偶者・扶養情報設定」または「年末調整>明細入力(個人別)または明細入力(一覧表)の[F4:扶養]」から[本人・配偶者・扶養情報設定]を開きます。
「本人」タブをクリックします。
項目選択および該当項目にチェックをしてください。
障害者、寡婦、ひとり親又は勤労学生の設定
「扶養控除等申告書」にて申告がある場合は該当項目にチェックを入れます。
「寡婦」は該当しない場合(性別:男)は表示しません。
未成年者、外国人、災害者の設定
該当する場合はチェックを入れます(源泉徴収票に反映します)
「配偶者」タブをクリックします。
入力・項目選択および該当項目にチェックをしてください。
同一生計配偶者の障害者区分の設定
「扶養控除等申告書」にて申告がある場合は該当項目にチェックを入れます。
「扶養親族」タブをクリックします。[追加]ボタンクリックして登録行を追加します。
入力・項目選択および該当項目にチェックをしてください。
2.住民税に関する事項
「初期設定>本人・配偶者・扶養情報設定」または「年末調整>明細入力(個人別)または明細入力(一覧表)の[F4:扶養]」から[本人・配偶者・扶養情報設定]を開きます。
「16歳未満の扶養親族」及び「退職手当を有する扶養親族」の登録を行います。
「扶養親族」タブをクリックします。
[追加]ボタンクリックして「16歳未満の扶養親族」を入力してください。
「退職手当を有する扶養親族」がある場合は、画面を右に移動して入力します。
「退職手当を有する配偶者」および「配偶者の障害区分」の登録を行います。
配偶者タブをクリックします。
「退職手当を有する配偶者」がある場合は入力します。
「配偶者が障害者」の場合は該当区分を選択します。
「寡婦またはひとり親」の登録を行います。
本人タブをクリックします。該当項目を選択します。
スーパーパック(オプション)が導入されている場合
申告書の書式で入力することが出来る年末調整>保険料・基配所・扶養控除申告書のデータを年末調整明細に転送できます。
年末調整>保険料・基配所・扶養控除申告書をクリックし、扶養控除申告書の 申告年度を選択し「基配所控除申告書」を開きます。
必要項目(黄色枠)を入力し[F5:転送]で明細入力へデータを転送します。
青字は初期設定登録を表示項目です。該当がない場合は表示しない項目もあります。
<参考>国税庁:年末調整関連ホームページ
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年末調整の手順等を解説した動画やパンフレット、年末調整時に必要な各種申告書などを掲載しています。
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年末調整手続の電子化に向けた取組に関する最新情報などを掲載しています。
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