これから令和4年(2022年)1月の給与計算を行います。
何か注意することはありますか?




キーパー給与22にバージョンアップの後、以下の点に注意して令和4年の給与処理を行ってください。

◎令和4年データの作成方法について
令和4年データは令和3年データを選択して[随時処理>翌年度更新処理]を実行することにより作成できます。具体的手順はFAQ:給与データを令和4年に繰り越す方法を教えてください。でご確認ください。

 
◎締日・社会保険定時決定(算定基礎)対象月を確認してください。
令和4年データの準備ができたら、[初期設定>締/支給日設定]で「締日、支給日、当年1月締日、締日区分」及び給与・賞与の同一支給日がある場合の処理順を「基準日>優先」で確認して下さい。

次に[初期設定>会社情報設定]の「規定(社保:加)」ボタンをクリックして、定時決定対象月を確認してください。変更がある場合は選択してください。

   ◎扶養区分を見直してください。▶オプションの有無で手順が異なります。
 *令和4年データの準備できたら、従業員から提出を受けた「令和4年分の扶養控除等申告書」に記載された
  内容と[初期設定>本人・配偶者・扶養情報設定]の内容を確認し必要に応じて入力、訂正します。
 *「令和4年分の扶養控除等申告書」を「国税庁:年調ソフト」で作成した申告書データで提出を受けている
  場合は、[年末調整>保険料・基配所・扶養控除申告書]からデータの取込を実行してください。

オプションパック(スタンダード・スーパー)をご利用の場合
扶養情報の確認ができたら、[給与処理>処理設定]を実行します。
[扶養区分矛盾チェック]に☑を入れ「1月の処理を開始する」をクリックすることで扶養区分を確認できます。
  *1月からの「労働保険・社会保険改定チェック」も必要に応じて☑を入れてください。
矛盾対象者が出た場合は「扶養区分矛盾対象者リスト」が表示されます。
新旧区分を確認し「更新」ボタンをクリックして、令和3年からの区分に変更してください。

オプションパックのご利用ない場合
扶養情報の確認ができたら、[年末調整>配偶者扶養情報チェック]を実行することで扶養区分を確認できます。
矛盾対象者が出た場合は「扶養区分矛盾対象者リスト」が表示されます。
新旧区分を確認し「更新」ボタンをクリックして、令和4年からの区分に変更してください。

「該当者が見つかりません。」が出れば設定に問題はありません。
 
  ◎実支給日に変更してください。
土日祝日の関係で給与の支給日が前後する場合は[支給日タブ]でメンテナンスしてください。

また、賞与支給日についても適宜見直しをお願いします。