キーパー財務消費税10%の対応に関して　(2019/07/03)

キーパー財務19 消費税10%対応に関して

2019.07.03

平素はキーパー財務をご利用いただき誠にありがとうございます。
2019年10月1日より、消費税率が10%に引き上げられます。また、一部対象品目には8%の税率(軽減税率制度)が適用されます。
キーパー財務では現在、下記の形での対応を考えております。
画像は開発中のものになります。リリース時には異なる場合がございますのでご了承ください。

▶仕訳入力関連

	10/1以降の仕訳日付は10％が初期値とします。 9/30以前は8％が初期値ですが、「F5：税率変更」で10％も選択できます。（但し、集計期間の期末が9/30以前で10％仕訳が存在する場合は消費税申告書は作成できません。）

	［科目設定］に「軽減税率を使用する」の項目を設けます。チェックを付けた科目（補助科目）を使用すると 10/1以降の仕訳日付は軽減8％が初期値になります。

	摘要・取引先辞書に「軽減税率を使用する」の項目を設けます。チェックを付けた辞書を入力時に選択すると10/1以降の仕訳日付は軽減8％が初期値になります。

	摘要の設定に「軽減税率を使用する」の項目を設けます。 10月以降を月度選択し、チェックを付けた列に金額を入力すると、軽減8％になります。

	消費税率は指定できません。「摘要（取引先）優先」の場合は辞書の設定に従います。「帳簿入力（仕訳優先）」の場合は［科目設定］の設定に従います。

	［仕訳入力］の「F5：税率変更」はボタン押下で「10％→軽減8％→8％→10％→」の順に切り替わります。［基本設定］で5%・3%にチェックをすると、10/1以降の仕訳日付は「10％→軽減8％→8％→5%→3%」にできます。

▶印刷関連

	軽減8％は「8*」と印字します。

	また、欄外左下に「8*: 軽減税率」を印字します。

	画面は「10％軽減8％ 8％ 5％ 3％」を全て表示しますが、印刷物は「 8％ 5％ 3％」をまとめて「旧税率」とします。（「旧税率」の内訳は別途印刷です。）