共有データの取得と保管を自動化
キーパー財務はWindowsServer2008又は2003を搭載した専用のサーバー機を用意すればクライアントサーバー形式(同一データを複数オペレータが同時に処理可能)でご利用いただけますが、サーバー機がない場合でもネットワーク上の任意のパソコンやNAS(Network Attached Strage)をファイルサーバとすることで(同一データの同時処理はできませんが、)データを一元で管理できます。このように管理されたデータを共有データと呼びます。

共有データを処理する場合は「共有取得」ボタンを押して手元のパソコンにデータを取り込み、処理終了後は「共有保管」ボタンを押してファイルサーバにデータを返す必要があります。
ノートパソコンを持ち出して外出先で処理する事がある場合はLANから取り外した状態でも共有データを処理できるので、「共有取得」と「共有保管」を手動で管理すると便利です。
しかし、デスクトップパソコンなど必ずLAN上で使用する場合に手動管理ではボタンを押す煩わしさが生じてしまいます。

この問題を解決するため、
Ver1.0.3より「データ選択」画面上に「共有データの取得と保管を自動化する」という選択肢をご用意しました。常にLAN上で利用する場合はチェックありで、LANから外して使うことがある場合はチェックなしでご利用下さい。
共有データの取得と保管の自動化
   
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「データ選択」画面左上の「共有データの取得と保管を自動化する」にチェックします。「共有取得」と「共有保管」が選択不可になりますが、「共有」欄にアイコンが付いたデータでも選択可能になります。


仕訳の入力などを終えた後、「データ選択」画面に戻る又はそのままプログラムを終了すると、自動で「共有保管」を行います。
つまり、共有データの取得と保管を自動化した場合は「データ選択」画面の「共有」欄には常にアイコンが付くことになります。
 

空白行に共有データを割り当てる場合は、一旦「共有データの取得と保管を自動化する」のチェックを外した上で「共有取得」ボタンを押してください。
 

共有データは同時処理はできません。先に他のオペレータが使用しているデータを選択すると以下のメッセージが表示されます。