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各辞書との割り当て方法の説明になります。   

辞書との割り当て

★金融機関データの取込
10 取引明細ファイルのインポート 取引先辞書への割り当て
「アライショウジ」からの100,000円の入金は売掛金の回収だとします。
「取引先辞書」にチェックして「割り当て」ボタンをクリックします。
取引先辞書への割り当て
「取引先辞書」が開きます。「新井商事(株)」を選択してダブルクリックします。
取引先辞書への割り当て
「通常辞書」と「自動辞書」のどちらからでも選択可能です。
ここで呼び出された取引先辞書は、3.で指定した自科目が仕訳に登録されている取引先に絞って表示します。
(入金の場合は借方が自科目、出金の場合は貸方が自科目の取引先だけを表示します。)
「取引明細ファイルのインポート 一覧」に戻ります。
割り当てが完了した明細行は青字で表示されます。
以降「アライショウジ」からの入金は全てこの通りの仕訳が自動で作成されます。
取引先辞書への割り当て
「アライショウジ」からの入金については自動で仕訳が作成されるようになりましたが、「アライショウジ」への支払いについては別途設定が必要です。 (取引明細ファイルの摘要一つに付き、入金用と出金用の設定ができます。)


11 取引明細ファイルのインポート 取引先辞書への割り当て(振込手数料)
「アサミブッサン」からの入金も売掛金の回収ですが、200,000円から振込手数料540円が差し引かれ、199,460円が入金になったとします。
「取引先辞書」にチェックして「割り当て」ボタンをクリックします。
取引先辞書(振込手数料)
「取引先辞書」が開きます。「(株)浅見物産」を選択して「F3:編集」をクリックします。
取引先辞書
「通常辞書」と「自動辞書」のどちらからでも選択可能です。
ここで呼び出された取引先辞書は、3.で指定した自科目が仕訳に登録されている取引先に絞って表示します。(入金の場合は借方が自科目、出金の場合は貸方が自科目の取引先だけを表示します。)
「取引先辞書登録」が開きます。
振込手数料の金額を税込で入力し、「科目設定」ボタンをクリックして振込手数料の科目を指定して「閉じる」ボタンをクリックします。
「OK」で「取引先辞書登録」を閉じます。
取引先辞書(振込手数料)
振込手数料は振込金額により異なりますので、ここでは通常負担する金額を登録してください。
「取引先辞書」に戻ります。「(株)浅見物産」を選択してダブルクリックします。
取引先辞書(振込手数料)
「取引明細ファイルのインポート 内訳」が開きます。
1行目は自科目仕訳です。入金なら借方、出金なら貸方に自科目が入り、取引明細ファイルの金額がセットされます。
2行目は相手科目仕訳です。入金なら貸方、出金なら借方に相手科目が入り、金額欄は差額になります。
3行目は振込手数料仕訳です。辞書に設定した振込手数料がセットされます。
必要に応じて適宜訂正し、「F12:確定」すると確認画面が表示されます。「OK」します。
取引先辞書(振込手数料)
確認画面が表示されるので「OK」で先に進みます。
「取引明細ファイルのインポート」画面に戻ります。
割り当てが完了した取引明細行は青字で表示されます。
以降「アサミブッサン」からの入金は、全て同じパターンの仕訳が自動で作成されます。
手数料は常に同額になりますので、異なる場合は訂正してください。
取引先辞書(振込手数料)
「アサミブッサン」からの入金については自動で仕訳が作成されるようになりましたが、「アサミブッサン」への支払いについては別途設定が必要です。(取引明細の摘要一つに付き、入金用と出金用の設定ができます。)

12 取引明細ファイルのインポート 摘要辞書への割り当て
「NTT」への6,000円の支払いは電話料だとします。
「摘要辞書」にチェックして「割り当て」ボタンをクリックします。
取引先辞書(振込手数料)
「摘要辞書」が開きます。「電話料金」を選択してダブルクリックします。
取引先辞書(振込手数料)
「通常辞書」と「自動辞書」のどちらからでも選択可能です。
ここで呼び出された摘要辞書は、3.で指定した自科目が仕訳に登録されている取引先に絞って表示します。(入金の場合は借方が自科目、出金の場合は貸方が自科目の取引先だけを表示します。)
「取引明細ファイルのインポート」画面に戻ります。
割り当てが完了した取引明細行は青字で表示されます。
以降「NTT」への支払いは全てこの通りの仕訳が自動で作成されます。
取引先辞書(振込手数料)
「NTT」への支払いについては自動で仕訳が作成されるようになりましたが、「NTT」からの入金については別途設定が必要です。(取引明細の摘要一つに付き、入金用と出金用の設定ができます。)/td>

13 取引明細ファイルのインポート 一括辞書への割り当て
「フリコミシキン」が2行あり、上の行の1,268,854円が買掛金の月末払い、下の行の8,432,751円が給与支給だったとします。
このように同じ名称でも内容が異なるため摘要だけで判断できないケースや、1取引が複数仕訳になる場合は「一括辞書」と紐付けます。
「一括辞書」にチェックして「割り当て」ボタンをクリックします。
一括辞書
「一括入力辞書割り当て」が開きます。現在選択行の「「フリコミシキン」と取引内容が合致する見出しを選択してダブルクリックします。
一括辞書
「取引明細ファイルのインポート 内訳」画面が開きます。
この例は出金のため、貸方に自科目が設定されている仕訳に取引先明細ファイルの金額がセットされています。(入金の場合は借方に自科目が設定されている仕訳に取引明細ファイルの金額がセットされます。)
Enterキーを押すとセルが選択された状態になります。画面右上の「諸口残高」が0円になるよう金額を入力して「F12:確定」し、確認画面を「OK」します。
一括辞書割り付け
「取引明細ファイルのインポート 一覧」画面に戻ります。
上の行で「フリコミシキン」と一括入力辞書が紐付けられたことにより、下の行の「フリコミシキン」にも一括入力辞書が紐付けられましたが、分類未定の状態のため、赤字で「分類を選択してください」が表示されています。
下の行を選び、「割り当て」ボタンをクリック(又は明細行をダブルクリック)します。
一括辞書割り付け
「一括入力辞書割り当て」が開きます。現在選択行の「「フリコミシキン」と取引内容が合致する見出しを選択してダブルクリックします。
一括辞書割
「取引明細ファイルのインポート 内訳」が開きます。
この例は出金のため、貸方に自科目が設定されている仕訳に取引先明細ファイルの金額がセットされています。(入金の場合は借方に自科目が設定されている仕訳に取引先明細ファイルの金額がセットされます。)
Enterキーを押すとセルが選択された状態になります。画面右上の「諸口残高」が0円になるよう金額を入力して「F12:確定」し、確認画面を「OK」します。
一括辞書割
「取引明細ファイルのインポート 一覧」に戻ります。
今回「フリコミシキン」は2明細のため、以上で作業完了です。
一括辞書割
一括入力辞書を割り当てた場合は、インポートの際は毎回分類の選択が必要になります。

14 取引明細ファイルのインポート 返済予定表への割り当て
「ゴヘンサイ」は借入金の返済で、返済金額には元本と利息が含まれるとします。
1取引が複数仕訳になるので一括辞書と紐付けることもできますが、毎回分類選択と金額の補正が必要になります。
【返済予定表】と紐付けすれば、元本と利息が特定できるので、インポートするだけで自動で仕訳が作成できます。
「返済予定表」にチェックして「割り当て」ボタンをクリックします。
返済割り当て
【返済予定表】が開きます。
【拡張機能-返済予定表】より事前に作成できますが、この場で作成することも可能です。
完成したら「OK」をクリックします。
返済予定表
3.で指定した科目と【返済予定表】の返済科目が一致し、且つ取引明細ファイルの日付・出金と【返済予定表】の返済日・返済額が一致すると「取引明細ファイルのインポート 内訳」画面が開きます。
1行目は金融機関からの引落分の仕訳です。貸方に自科目、取引明細ファイルの金額がセットされます。
2行目は元金分の仕訳です。借方は【返済予定表】で指定した「借入科目」、金額欄は「元金」がセットされます。
3行目は利息分の仕訳です。借方は【返済予定表】で指定した「利息科目」、金額欄は「利息」がセットされます。
通常は訂正不要です。そのまま「F12:確定」をクリックし、確認画面を「OK」します。
返済予定割り付け
「取引明細ファイルのインポート 一覧」画面に戻ります。
取引明細ファイルの日付・出金と完全一致する返済予定が【返済予定表】になかった場合は赤字で「借り入れが見つかりません」と表示されます。「割り当て」ボタンをクリック(又は明細行をダブルクリック)します。
一括辞書割り付け2
【返済予定表】が開きます。
取引明細ファイルと一致しなかった“2018年12月31日70,278円のゴヘンサイ”がどの返済予定なのかを選びます。
返済予定表
「予定表表示」ボタンをクリックすると「返済予定表」を別ウインドウで表示します。
このケースでは2018年12月31日返済分の利息が違っていたのが原因でした。
訂正して「OK」をクリックし、確認画面で「OK」します。
返済予定表個別画面
【返済予定表】に戻ります。「OK」をクリックします。
一括辞書割
「取引明細ファイルのインポート 一覧」に戻ります。
今回インポートした取引明細ファイルは全て返済予定表と紐付けられました。
次回以降のインポートは、取引明細ファイルの日付・出金と、【返済予定表】の返済日・返済額が完全一致すれば作業不要で仕訳に変換されます。
「借り入れが見つかりません」のメッセージが出た場合は「割り当て」ボタンをクリック(又は明細行をダブルクリック)して【返済予定表】を呼び出し訂正してください。
一括辞書割

15 取引明細ファイルのインポート 不要取引
現金取引を入力した後に普通預金の取引明細をインポートすると、現金の預け入れがダブります。
別途入力するので、インポートしない場合は「不要」にチェックし、確認画面を「OK」します。
不要割り当て

16 条件設定
同じ摘要でも金額によって科目を変更する必要な取引明細を取り込むための設定を行います。
「条件設定」を選択し条件の設定を登録します。
条件設定

17 未割当の扱い
辞書と紐づけをしなくても(紐づけができない)取引明細を取込ための設定を行います。
「未割当の扱い」を選択し未割当の設定を登録します。
条件設定

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