損益分析シミュレーション
損益分岐点と売上高、固定費、変動費、総費用の関係を損益分岐点図表に表します。
目標利益を設定して必要な売上高を逆算したり、目標売上高から得られる利益を計算するなどシミュレーション機能も備えています。


操作説明
シミュレーション方法
 1. 画面中段左側のリストからシミュレートの基本を選びます。 
 
 2. 画面上部の表の値が画面下部左側の表にセットされます。 
 3. 売上高、変動費率、限界利益、固定費率、営業利益を手入力します。 
 
 4. 入力と同時に再集計に入ります。また、同時に画面下部右側のグラフも書き換わります。
 
項目説明

■期間選択

損益分岐点を集計する期間を選択します。

■支店選択

本支店データの場合に表示されます。帳票を表示する本店又は支店を選択します。
本支店グループを作成すれば複数支店の合計値も参照できます。

■部門選択

部門データの場合に表示されます。帳票を表示する部門を選択します。
「配賦」にチェックすると、「共通部門」の残高が【部門設定】で登録した比率に従い選択した部門に配賦されます。

部門グループを作成すれば複数部門の合計値も参照できます。

■消費税

消費税の取り扱いを「税込」又は「税抜」から選択します。

■単位

「F2:表示設定」で設定した単位(「円」又は「千円」)を表示しています。

■売上高

主たる営業活動である商品の販売やサービスの提供などにより獲得した収益です。システム上は【初期設定−科目設定】で「分類」が「売上高」と「売上値引戻高」に属する科目の残高を集計しています。

■総費用

商品の原価とその他諸経費の合計です。システム上の計算式は「変動費+固定費」です。

■変動費

原材料費、外注費、仕入原価など売上の増減と連動して増減する費用です。システム上は【初期設定−科目設定】で「固定・変動」が「変動費」に設定されている科目の残高を集計しています。

■限界利益

売上高から原材料費、外注費、仕入原価など売上に応じて変動する費用を控除して計算される利益です。システム上の計算式は売上高−変動費です。

■固定費

人件費、不動産賃借料、水道光熱費、通信費、減価償却費など、売上高や販売個数の増減に関係なく、一定に発生する費用です。システム上は【初期設定−科目設定】で「固定・変動」が「固定費」に設定されている科目の残高を集計しています。

■営業利益

企業の営業活動によって生まれる利益です。システム上の計算式は「限界利益−固定費」です。

■安全余裕率

損益分岐点売上高(売上と費用が等しく利益がゼロとなる点)をどの程度上回っているか、その程度を率で表わしたものです。システム上の計算式は「(売上高−損益分岐点売上高)÷売上高×100」です。

■F2:表示設定

【分析表示設定】画面が開きます。金額の単位やグラフの色等を設定します。

※分析メニュー全体に共通する設定です。

■F8:印刷

【印刷設定】画面が開きます。損益シミュレーションの結果を印刷する場合に使用します。

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