(1) |
このウィザードによって立てられた予算は、当期の実績比どおりに各月に按分されます。従って当期に特殊事情があると、それがそのまま各月の予算に反映します。また、当期にマイナス利益の月があると、翌期以降の予算もその月だけマイナス利益となります。
当期の特殊事情やマイナス利益を補正してから予算を立てる場合は 「確認・調整」をクリックします。(【実績額補正】画面が開きます。)
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(2) |
本予算の場合は「実績」を選びます。
仮予算(決算確定前に予算を立てる)の場合は「予測」を選び、「予測損益計算書」をクリックします。予測損益計算書が開くので、実績月と予測方法を選択して画面を閉じます。
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(3) |
先ずは当期実績(当期末予測)を確認します。
(1)の選択に従い「税引前当期純利益」がセットされています。
(1)で「予測」を選んだ場合は法人税等のおおよその税率と繰越欠損金を設定して、「当期の値をセット」をクリックします。
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(4) |
画面右側の「税引前当期純利益シミュレーション」に、当期の資金余力が計算されます。
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(5) |
次に翌期以降の目標利益の参考とするため、計画の値を作成します。
法人税等の税率・繰越欠損金・翌期の減価償却費が当期の何%程度かを設定して、「計画の値をセット」をクリックします。
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(6) |
画面右側の「税引前当期純利益シミュレーション」の「計画」欄に、借入金の返済に必要な税引前当期純利益が計算されます。
《参考》
短期借入金は当期の実績月までの残高、長期借入金は当期実績の最終月の借方発生金額の12倍がセットされています。
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固定資産の購入予定など特殊事情が見込まれる場合は、空白行を利用して登録すると、税引前当期純利益を逆算します。 |
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空白行に何も登録しなかった場合、「税引前当期純利益(計画)」は “借入金を返済するために最低限必要な利益” になります。 |
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(6)の「税引前当期純利益(計画)」を参考にして、翌期〜6年目までの目標利益(税引前当期純利益)を設定します。
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翌期の予算だけを作成する場合など、短期予算を作成する場合は適宜チェックを外してください。(例: 「翌々期」のチェックを外すと、3〜6年目のチェックも同時に外れます。) |
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(8) |
「次へ」をクリックします。
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