当座残高調整表

当座残高調整表は帳簿上の残高と実際に銀行が発行した残高証明書の残高が一致しない場合に、不一致の原因を明らかにして両者の金額を一致させるために作成します。
画面に表示された仕訳の中から実際に口座に入金又は出金された仕訳をチェックすれば、未取付小切手、未取立小切手、時間外預入れなど不一致の原因となった仕訳が残り、結果として当座残高調整表が作成できます。
承認仕訳は訂正、削除が制限されます。 (仕訳訂正、削除実行時にメッセージが表示されます。)
その他、承認実施後に影響を受けるメニューはこちら



項目説明

■科目

リストから当座残高調整表を作成する科目を選択します。(コード入力で選択することも可能です。)リストには【科目設定】で「使用する」を選択した科目が表示されています。

■補助

「科目」欄で選択した科目に補助の設定がある場合に選択します。(コード入力で選択することも可能です。)
「選択なし」を選ぶと総体を表示します。

■部門

「科目」欄で選択した科目に部門の設定がある場合に選択します。(コード入力で選択することも可能です。)
「選択なし」を選ぶと総体を表示します。

■月度選択

当座残高調整表を作成する月を選択します。選択月の月末残高を帳簿残高とした上で、選択月以前の仕訳を表示します。

■調整表を表示する

当座残高調整表を画面に表示させる場合にチェックします。チェックを入れると「調整」欄が空欄の仕訳だけを画面に表示します。

■F2:追加

仕訳を追加する場合に使用します。ボタンを押すと画面最下部に入力行を表示します。

■F3:行コピー

選択した仕訳と同一の仕訳を追加入力する場合に使用します。ドラッグ又はShiftキーを押しながらクリックすると複数仕訳を選択できます。その状態でボタンを押すと複数仕訳をコピーできます。

■F4:科目残高

選択科目の月計表(科目残高を月毎に集計した帳票)にジャンプします。

■F5:削除

選択した仕訳を削除する場合に使用します。ドラッグ又はShiftキーを押しながらクリックすると複数仕訳を選択できます。その状態でボタンを押すと複数仕訳を削除できます。

■F6:日付サーチ

特定の日付の仕訳を探す場合に使用します。ボタンを押すと【日付サーチ】画面が開きます。

■F8:印刷

当座残高調整表を印刷する場合に使用します。ボタンを押すと【印刷設定】画面画面が開きます。

操作説明

銀行から送付される当座照合表に記載されている仕訳の「調整」欄にチェックを入れれば当座残高調整表が作成できます。

画面右上の「調整表を表示する」にチェックが入った状態でこの作業を行うと、「調整」欄にチェックを入れた仕訳は即座に非表示となります。

画面右上の「調整表を表示する」にチェックがない状態でこの作業を行うと「調整」欄にチェックを入れた仕訳も表示されますが、 この場合の画面右下の「調整後残高」は本来の調整後残高ではなく開始残高です。

銀行から送付される当座照合表に記載されている仕訳の「調整」欄にチェックを入れる作業は元帳や仕訳帳でも可能です。