仕訳入力

仕訳を連続して入力します。
入力済みの仕訳は入力順に表示します。(取引日付、借方科目、貸方科目、金額、税率、税コード、摘要、取引先を入力、確認、印刷することができます。)
法人税法施行規則 五十五条及び別表二十、消費税法 三十条-8で定められた記載事項の入力が可能であり入力した情報はすべて印刷物として出力されます。
保存されるデータは画像データではありません。
承認仕訳は訂正、削除が制限されます。 (仕訳訂正、削除実行時にメッセージが表示されます。)
その他、承認実施後に影響を受けるメニューはこちら
キーパー経営羅針盤及びキーパー財務電子帳簿では本機能は使用できません。
軽減税率対象取引は税率を8*(軽減税率)として入力、参照、印刷することが可能です。仕訳帳、総勘定元帳の欄外に「8*」の説明も印字されます。



項目説明

■処理

「入力」は連続入力モードです。画面最下部に入力行を常時表示した上で直近の100仕訳を入力順に表示します。
「参照」を選択すると日付順に仕訳を表示します。
「参照」選択時の説明は【仕訳帳】を参照してください。

■入力設定

入力方法を変更する場合に使用します。ボタンを押すと 【入力方法の設定】画面画面が開きます。
ここでの変更は一時的なものになります。根本から変更する場合は【環境設定】の「入力設定」タブで行います。

■日付

取引を行った年月日を入力します。

■税

税コードが表示されます。表示される税コードは【初期設定】-【科目設定】で指定したコードが初期値となります。
消費税コードは消費税区分一覧表で確認できます。

■摘要

仕訳の摘要情報を入力します。全角25文字までの登録が可能です。入力した文字で検索を行うことも可能です。
法人税法及び消費税法上記載必須項目の為、取引内容を記載する必要があります。

■取引先

仕訳の取引先情報を入力します。全角20文字までの登録が可能です。入力した文字で検索を行うことも可能です。
法人税法及び消費税法上記載必須項目の為、取引先情報を記載する必要があります。

■右クリック

仕訳を複数選択し右クリックすると「合計金額」と「選択件数」が表示されます。
ボタンの割り当てはありません

■ESC:キャンセル

入力を中断する場合に使用します。

日付欄にカーソルがある場合のファンクションキーについて

■F2:通常

通常仕訳として入力します。直前仕訳が「決算」仕訳だった際に選択します。

■F3:決算

決算仕訳として入力します。

■F4:一括入力

複数の仕訳を一度に入力する場合に使用します。ボタンを押すと 【一括入力辞書の分類参照】画面が開きます。
【一括入力辞書の分類参照】画面で 「F7:保存復元」 をクリックすると、このデータの一括入力辞書を別データに流用したり、別データの一括入力辞書をこのデータに反映させることができます。

■F5:訂正

入力済みの仕訳を訂正する場合に使用します。ボタンを押すと入力行から参照行にカーソルが移ります。
Ver9.0.4以降のプログラムで「F4:一括入力」により入力された仕訳の場合は、別ウインドウで【仕訳の訂正】画面が開き、関連する仕訳を確認しながら訂正作業を行うことができます。

■F6:前行複写

直前に入力した仕訳を入力行にコピーします。変更が必要な箇所を訂正するだけで簡単に入力を完了できます。

■F7:過去明細

前期、前々期の仕訳帳を参照する場合に使用します。ボタンを押すと「過去明細の選択」画面が開きます。
本機能を利用するには『キーパークラブへの入会』が必要です。

■F8:摘要優先/取引優先/仕訳優先

現在の入力方法を表示しています。ボタンを押すと摘要優先→取引優先→仕訳優先の順で切り替えられます。

■F9:元帳

【総勘定元帳】を開きます。
ボタンの割り当てはありません

■F10:試算表

【合計残高試算表】を開きます。
ボタンの割り当てはありません


コード欄にカーソルがある場合のファンクションキーについて


■F4:リスト表示

科目の参照画面が表示されます。

税欄にカーソルがある場合のファンクションキーについて

■F4:リスト表示

消費税区分の参照画面が表示されます。


金額欄にカーソルがある場合のファンクションキーについて


■F2:税込

税込入力として登録します。
税コードと税率から判断し消費税を算出します。

■F3:税抜

税抜入力として登録します。
税コードと税率から判断し消費税を算出します。

■F4:税外

税外入力として登録します。
消費税欄はブランクとなります。必要に応じて消費税分の仕訳を登録します。

■F5:税率変更

税率を変更します。

■F6:税額変更

税額を変更します。
自動計算された消費税額が証憑と異なる場合などに使用します。

■F7:適格

税コードが514など適格請求書発行事業者以外からの仕入で使用するコードだった場合に、適格請求書発行事業者からの仕入で使用する税コードへ変更します。
対応する税コードはこちら

■F8:区分記載

税コードが511など適格請求書発行事業者からの仕入で使用するコードだった場合に、適格請求書発行事業者以外からの仕入で使用する税コードへ変更します。
対応する税コードはこちら

■マイナスキー(-)

課税取引で金額欄にカーソルがあるときにテンキーのマイナス(-)で税率変更ができます。


摘要欄にカーソルがある場合のファンクションキーについて


■F3:記載事項

帳簿のみの保存で仕入税額控除が認められる取引の記載事項一覧表が表示されます。
摘要欄最終文字の後ろに記号が登録されます。
登録できる文字数を超過した場合は、超過分の文字は登録されません。

■F4:リスト表示

摘要辞書が表示されます。

■F6:直前摘要

直前の仕訳で使用した摘要情報を登録します。
仕訳入力を閉じると直前情報はリセットされます。

■F7:摘要履歴

仕訳入力を開いてから使用した摘要履歴を表示します。
仕訳入力を閉じると摘要履歴はリセットされます。


取引先欄にカーソルがある場合のファンクションキーについて


■F4:リスト表示

取引先辞書が表示されます。

■F6:直前取引

直前の仕訳で使用した取引先情報を登録します。
仕訳入力を閉じると直前情報はリセットされます。

■F7:取引履歴

仕訳入力を開いてから使用した取引履歴を表示します。
仕訳入力を閉じると摘要履歴はリセットされます。

操作説明

■仕訳の入力手順

仕訳の入力は画面最下部の入力行で行います。入力が完了すると、仕訳は最終行に挿入されます。
以下3種類の入力方法があります。
どの方法で入力するかは「入力設定」ボタンで設定するか、またはF8キーで切り換えます。
タイトルをクリックすると具体的手順の説明画面が開きます。
摘要優先
日付を入力後に摘要を選択することで登録されている仕訳が自動で設定される入力方法です。
取引優先
日付を入力後に取引先を選択することで登録されている仕訳と摘要が自動で設定される入力方法です。
仕訳優先
日付、仕訳、金額、摘要の順に入力するオーソドックスな入力方法です。


■確認画面

入力した仕訳に対し、付箋を貼るか否かやメモを残すか否かの確認が表示されます。
付箋を貼る場合は「赤」「青」「緑」の3色から選択します。
メモを残す場合は全角50文字以内で登録します。
登録された付箋やメモを条件に検索を行うことができます。
今後確認画面の表示が不要な場合は、「今後、この確認メッセージを表示しない」にチェックをいれてください。


■入力済みの仕訳を訂正する方法

訂正したい仕訳を選択してEnter又はダブルクリックすると画面最下部の入力行に選択した仕訳が表示されます。訂正が完了すると、元の位置の仕訳が書き換わります。
訂正手順
1.訂正する仕訳をEnter又はダブルクリックします。
2.画面最下部の入力行に選択した仕訳が表示されます。
3.訂正箇所を入力し直します。
4.摘要欄下段まで進みEnterキーを押します。(確認画面が出ましたら「登録する」を選択します。)
5.入力行が非表示になり、訂正結果が画面に反映します。日付を訂正した場合は同一日付の最終行に挿入されます。
[日報入力][減価償却]及び[一括税抜処理]の「仕訳転送」で自動作成された仕訳の場合は「金額」・「摘要」・「取引先」のみ訂正可能です。
仕訳の訂正を行うと訂正履歴が登録されます。訂正履歴や削除履歴は仕訳モニターより参照可能です。


■一括入力辞書の作成・メンテナンス手順

カーソルが入力行にあるときは「一括入力辞書」は作成できません。
「F5:訂正」を押すなどして参照行にカーソルを移し、 「F4:一括登録」を押して作成・メンテナンスを行います。