2015.11.30

平成27年の年末調整と、社員とその扶養家族のマイナンバー登録に対応した 【メールde給与15 Ver6.0.1】 をご用意しました。
本年の年末調整にご利用ください。
(バージョンアップ作業は給与・賞与の処理状況を問わず、どのタイミングでも行うことができます。)

 マイナンバーの登録について
    (1) マイナンバー管理者を登録する。
    (2) 事業者データに法人番号(又は個人番号)とパスワードを設定する。
    (3) 社員とその扶養家族のマイナンバーを登録する。
 Ver6.0.1のマイナンバー対応について
 給与計算代行(クライアント版を導入)している場合のマイナンバーの登録について
    (A) クライアント側でマイナンバーを登録する場合の処理の流れ
    (B) ホスト側でマイナンバーを登録する場合の処理の流れ
 本支店通信を行っている場合のマイナンバーの登録について
    (A) クライアント側でマイナンバーを登録する場合の処理の流れ
    (B) ホスト側でマイナンバーを登録する場合の処理の流れ
 バージョンアップ作業の前に
 バージョンアップ方法

 ◎マイナンバーの登録について
【メールde給与15 Ver6.0.1】 にバージョンアップすると、給与データに社員とその扶養家族のマイナンバーが登録できます。登録手順は以下の通りです。
マイナンバー管理者を登録する。 事業者データに法人番号(又は個人番号)とパスワードを設定する。 社員とその扶養家族のマイナンバーを登録する。

 (1) マイナンバー管理者を登録する。
マイナンバーを登録・参照・印刷できる権限を与えられたオペレータのことを、給与システム上 “マイナンバー管理者” と呼びます。

マイナンバー管理者は [随時処理-オペレータ登録] で登録します。

マイナンバー管理者の登録方法は、プログラム起動時に「ログイン」画面が出ない場合(A)と、出る場合(B)に分けてご説明します。

  A.プログラム起動時に「ログイン」画面が出ない場合
1. [随時処理-オペレータ登録]を開きます。
2. 「9999 システム管理者」をダブルクリックします。
3. パスワードに「masterkey」と入力してEnterキーを押します。
4. 「オペレータ名」の「システム管理者」を実名に変更します。
マイナンバーを登録・削除・印刷すると、取り扱い履歴が残ります。どのオペレータがどのような作業をしたのかが一目で分かるよう、マイナンバー管理者は実名をフルネームで登録してください。
5. セキュリティの観点から、「オペレータコード: 9999」のパスワードは初期値の「masterkey」からの変更を必須としています。
「パスワード」欄に新しいパスワードを設定し、同じパスワードをもう一度「パスワード確認」欄に入力します。
6. 「マイナンバー管理者」にチェックします。
これにより「9999」のオペレータがマイナンバー管理者となります。
マイナンバー管理者を2名以上設ける場合は「F2:追加」をクリックして新しいオペレータを作成してください。
尚、「9999」のオペレータをマイナンバー管理者とせずに、追加作成した別のオペレータをマイナンバー管理者とすることも可能です。
7. 「閉じる」をクリックしてメニュー画面に戻ります。
8. マイナンバー管理者の登録は次回ログインより有効となります。プログラムを終了します。
   

  B.プログラム起動時に「ログイン」画面が出る場合
1. オペレータコード「9999」でログインします。
2. [随時処理-オペレータ登録]を開きます。(ボタンが表示されない場合は一旦プログラムを終了し、オペレータコード「9999」でログインし直してください。
3. マイナンバーの取り扱いを認めるオペレータ(=マイナンバー管理者とするオペレータ)をダブルクリックします。
4. パスワードを入力してEnterキーを押します。
5. 「オペレータ名」が実名でない場合は実名に変更します。
マイナンバーを登録・削除・印刷すると、取り扱い履歴が残ります。どのオペレータがどのような作業をしたのかが一目で分かるよう、マイナンバー管理者は実名をフルネームで登録してください。
6. 「マイナンバー管理者」にチェックします。
他にマイナンバー管理者とするオペレータがいる場合はもう一度3.以降の処理を行ってください。
セキュリティの観点から、「オペレータコード: 9999」のパスワードは初期値の「masterkey」からの変更を必須としています。
以下のメッセージが出た場合は「OK」をクリックし、オペレータコード「9999」のパスワードを変更してください。変更処理が完了すると、マイナンバー管理者が登録可能になります。

7. 「閉じる」をクリックしてメニュー画面に戻ります。
8. マイナンバー管理者の登録は次回ログインより有効となります。プログラムを終了します。
プログラムを終了します。

 (2) 事業者データに法人番号(又は個人番号)とパスワードを設定する。
1. デスクトップのアイコンをダブルクリックして、プログラムを起動します。
2. ログイン画面が表示されます。(1)で設定したマイナンバー管理者のコードとパスワードを入力して「OK」をクリックします。
3. 「データ選択」画面が開きます。マイナンバーを登録するデータを選んでメニュー画面に進みます。
4. [初期設定-会社情報設定]を開き、「会社基本(一般)」タブの「マイナンバーを使用する」にチェックします。
5. 半角英数16文字以内で「パスワード」を設定します。
重要! マイナンバーの登録・削除・印刷は、マイナンバー管理者がここで設定したパスワードを入力することにより可能になります。非常に重要な情報となりますので、十分に注意して管理するようお願いいたします。
6. 「法人番号又は個人番号」に事業者の番号を登録して「F5:閉じる」をクリックします。

計算代行/本支店通信を行っている場合は? クライアント側で社員等のマイナンバーを登録させたり・マイナンバー付きの印刷をさせる場合は、次の(3)には進まずに、上記作業完了後の[データ送信]を行った上で、別途5.で設定したパスワードをクライアント側にお伝えください。

◎ホストとクライアントの処理の流れは以下よりご確認ください。
   ■ 計算代行の場合
   ■ 本支店通信の場合

 (3) 社員とその扶養家族のマイナンバーを登録する。
1. [初期設定-マイナンバー設定]を開きます。
[初期設定-マイナンバー設定]はマイナンバー管理者でログインした場合にのみ表示されます。(マイナンバー管理者でない場合はボタンが空白になります。)

2. 社員とその扶養家族のマイナンバーを登録します。
1名以上の社員(又は扶養家族)にマイナンバーが登録されている状態で[マイナンバー設定]を開いた場合は、「編集」をクリックします。パスワードの確認画面に(2)の5.で設定したパスワードを入力して「OK」すると、社員とその扶養家族のマイナンバーが登録できるようになります。
3. 登録が完了したら「F5:閉じる」をクリックします。
 ◎Ver6.0.1のマイナンバー対応について
[ ファイル - データ保存 ] 
マイナンバー管理者でログインした場合は、データ保存時にマイナンバー情報付きで保存するか、それともマイナンバー無しで保存するかが選択できます。確認画面を「OK」してパスワードを正しく入力すると、マイナンバー付きでデータ保存を実行します。確認画面をキャンセルするとマイナンバー無しで保存します。
マイナンバー管理者以外のオペレータでログインした場合は、確認メッセージを表示した上でマイナンバー無しでデータ保存を実行します。

[ ファイル - データ復元 ] 
保存データにマイナンバーが登録されている場合は、ログインオペレータがマイナンバー管理者であるかどうかにかかわらず、必ずマイナンバー付きの状態でデータ復元を行います。
マイナンバーが登録されているデータを選択して、マイナンバーが登録されていない保存データを復元することはできません。

[ ファイル - マイナンバー管理履歴 ] 
マイナンバーの登録・印刷・削除やマイナンバー付きデータ保存など、マイナンバーに関連する作業履歴が確認できるようになりました。また、作業履歴のテキストファイル形式保存や、印刷にも対応しています。(マイナンバー管理者でログインした場合にのみ有効です。)

[ 初期設定 - 会社情報設定 ] 
マイナンバー管理を行うかどうかの選択肢を設けました。(マイナンバー管理者でログインした場合にのみ有効です。)

[ 初期設定 - マイナンバー設定 ] 
社員とその扶養家族のマイナンバーが一覧で登録できる画面を追加しました。(マイナンバー管理者でログインした場合にのみ有効です。)

[ 随時処理 - 電子データ保存 ] 
マイナンバー管理者でログインした場合はもちろん、マイナンバー管理者でなかった場合でもマイナンバー付きで電子データ保存を行います。

[ 随時処理 - オペレータ登録 ] 
マイナンバー情報を登録・参照・印刷できる権限を持つオペレータ(マイナンバー管理者)が作成できるようになりました。(「コード: 9999」でログインした場合にのみ有効です。)

[ 年末調整 - 保険料・扶養控除申告書 ] 
平成28年分給与所得者の扶養控除等(異動)申告書の様式に対応しました。
マイナンバーを画面に表示する場合や印刷物に印字する場合は、あらかじめマイナンバー管理者でログインした上で「マイナンバーを伏せ字にしない」にチェックします。パスワード確認画面に(2)の5.で設定したパスワードを入力して「OK」すると参照・印字が可能になります。

[ 通信 ・ 計算代行 ・本支店通信 ] 
データの送信・受信についてはログインオペレータがマイナンバー管理者の場合はもちろん、マイナンバー管理者でなかった場合でもマイナンバー付きで送受信を行います。


お知らせ 源泉徴収票、支払調書へのマイナンバー印字など、上記以外の対応は 【メールde給与16 Ver7.0.0】 以降で行う予定です。詳細は会員ページの“バージョンアップスケジュール”ページでご確認ください。

 ◎給与計算代行(クライアント版を導入)している場合のマイナンバーの登録について
クライアント版を導入して給与計算代行を行っている場合、社員とその扶養家族のマイナンバーをクライアント側で登録(A)するのか、それともホスト側で登録(B)するのかで、マイナンバーを登録するタイミングが異なります。

 (A) クライアント側でマイナンバーを登録する場合の処理の流れ
クライアント版のマイナンバー登録手順書(PDF)>>
【 ホスト 】   【 クライアント 】
1 クライアントから送信されたデータを受信・復元する。   1 当月の勤怠(賞与)データを入力し、ホストに送信する。
 
2 [随時処理-オペレータ登録]で、マイナンバー管理者を登録する   2 [環境-オペレータ登録]で、マイナンバー管理者を登録する。
   
3 [初期設定-会社情報設定]で、法人番号(又は個人番号)とパスワードを設定する    
   
4 給与(賞与)計算結果データをクライアントへ送信する。(上記3.で設定したパスワードは別途クライアント側に知らせてください。) 3 ホストから送信されたデータを受信・復元する。
 
    [初期設定-マイナンバー設定]で、社員とその扶養家族のマイナンバーを登録する。

 (B) ホスト側でマイナンバーを登録する場合の処理の流れ  
【 ホスト 】   【 クライアント 】
1 クライアントから送信されたデータを受信・復元する。   1 当月の勤怠(賞与)データを入力し、ホストに送信する。
 
2 [随時処理-オペレータ登録]で、マイナンバー管理者を登録する  
   
3 [初期設定-会社情報設定]で、法人番号(又は個人番号)とパスワードを設定する    
   
4 [初期設定-マイナンバー設定]で、社員とその扶養家族のマイナンバーを登録する
 
5 給与(賞与)計算結果データをクライアントへ送信する。   ホストから送信されたデータを受信・復元する。

 ◎本支店通信を行っている場合のマイナンバーの登録について
クライアント版を導入し、支店の給与計算を本店で行っている場合、社員とその扶養家族のマイナンバーをクライアント側で登録(A)するのか、それともホスト側で登録(B)するのかで、マイナンバーを登録するタイミングが異なります。

 (A) クライアント側でマイナンバーを登録する場合の処理の流れ
クライアント版のマイナンバー登録手順書(PDF)>>
【 ホスト 】   【 クライアント 】
1 当月の給与(賞与)処理を開始する。
  1 [随時処理-オペレータ登録]で、マイナンバー管理者を登録する。
 
2 [随時処理-オペレータ登録]で、マイナンバー管理者を登録する  
   
3 [初期設定-会社情報設定]で、法人番号(又は個人番号)とパスワードを設定する    
   
4 給与(賞与)計算結果データをクライアントへ送信する。(上記3.で設定したパスワードは別途クライアント側に知らせてください。) ホストから送信されたデータを受信・復元する。
 
    [初期設定-マイナンバー設定]で、社員とその扶養家族のマイナンバーを登録する。
   
クライアントから送信されたデータを受信・復元する。 当月の勤怠(賞与)データを入力し、ホストに送信する。
 
給与(賞与)計算結果データをクライアントへ送信する。 ホストから送信されたデータを受信・復元する。

 (B) ホスト側でマイナンバーを登録する場合の処理の流れ  
【 ホスト 】   【 クライアント 】
1 当月の給与(賞与)処理を開始する。
 
 
2 [随時処理-オペレータ登録]で、マイナンバー管理者を登録する  
   
3 [初期設定-会社情報設定]で、法人番号(又は個人番号)とパスワードを設定する    
   
4 [初期設定-マイナンバー設定]で、社員とその扶養家族のマイナンバーを登録する
 
当月の給与(賞与)処理を開始したデータをクライアントへ送信する。 ホストから送信されたデータを受信・復元する。
   
クライアントから送信されたデータを受信・復元する。 当月の勤怠(賞与)データを入力し、ホストに送信する。
 
給与(賞与)計算結果データをクライアントへ送信する。 ホストから送信されたデータを受信・復元する。

 ◎バージョンアップ作業の前に
『メールde給与15 Ver6.0.0』 をご利用の場合、今回のバージョンアップはリビジョンアップ(比較的小規模な改訂・修正)のため、プログラムは上書きになります。
『メールde給与10~14』 をご利用の場合、今回のバージョンアップは 『メールde給与15』 へのメジャーバージョンアップになります。通常の同一プログラム内のバージョンアップ(リビジョンアップ)の場合はプログラムを上書きしますが、メジャーバージョンアップの場合はプログラムを追加しますので、 『メールde給与10~14』 と 『メールde給与15』 が1台のパソコンの中に共存します。
『メールde給与クライアント』もバージョンアップが必要です。必ずバージョンアップしてください。
バージョンアップ作業は、セキュリティソフトなど他のアプリケーションを終了してから行って下さい。
 ◎バージョンアップ方法
1. デスクトップのアイコンをダブルクリックしてメールde給与を起動します。
2. メニュー画面まで進み、右上の「会員ページ」をクリックします。
3. 「会員向けサービス」画面が開きます。「バージョンアップ」をクリックします。
4. 「確認」画面が開きます。「はい」をクリックします。
5. 右の画面が表示された場合は「はい」をクリックします。
6. ダウンロード処理中です。そのまま暫くお待ち下さい。
7. 「確認」画面が開きます。「はい」をクリックするとインストール処理を開始します。
『メールde給与15 Ver6.0.0』 からのバージョンアップ(リビジョンアップ)の場合は14.に進みます。
8. 暫くすると、以下の画面が開きます。「次へ」をクリックします。
9. 使用許諾契約をお読みください。「同意します」を選び「次へ」をクリックすると次の画面に進めます。
10. 「ユーザー名」を入力して「次へ」をクリックします。
11. 「次へ」をクリックします。


「変更」をクリックしてインストール先を変更することも可能ですが、通常はそのままの設定で次の画面に進んでいただくことをお勧めします。
12. 「インストール」をクリックすると処理を開始します。そのまま暫くお待ちください
13. インストールが終了します。「完了」をクリックします。
14. 以下の画面が表示されます。そのまま暫くお待ちください。
15. 「データ選択」画面が開きます。(「ログイン」画面が開いた場合は、通常通りコードとパスワードを入力してください。)

平成27年データを選択します。
16. 「データ更新」画面が出ます。「実行」をクリックすると次に確認画面が出ます。
「OK」するとデータの更新処理が始まります。そのまましばらくお待ち下さい。


この画面はVer6.0.1で初めて選択した場合にのみ表示されます。
平成26年以前のデータを選択した場合はデータ更新は行わずに「キャンセル」してください。(平成26年以前のデータを参照する場合は【メールde給与14】以前のプログラムをご利用ください。)
17. 「バージョンアップ情報」画面が出ます。変更内容を確認の上、「閉じる」をクリックして下さい。
18. メニュー画面が開きます。
右上の表記が「メールde給与15 Ver6.0.1」に変更されています。