2018.01.04

平成30年(2018年)分の給与計算に対応した最新プログラム【メールde給与18 Ver10.0.0】をご用意しました。

平成30年1月1日以降に支給する給与・賞与は、必ず本バージョンで処理してください。


 Ver10.0.0 主な変更内容
 Ver10.0.0 その他の変更内容
 バージョンアップ作業の前に
 バージョンアップ方法

◎Ver10.0.0 主な変更内容
[ 初期設定 - 本人・配偶者・扶養情報設定 ] 
本人タブの「控除対象配偶者である」を「源泉控除対象配偶者である」に変更しました。

平成30年より、給与所得者本人の合計所得金額が900万円超(年収1,120万円超)の場合、又は配偶者の合計所得金額が85万円超(年収150万円超)の場合は給与・賞与計算上、配偶者を扶養の人数に含められなくなっています。該当者は「源泉控除対象配偶者」のチェックを外すようお願いいたします。

 (参考)国税庁HP『平成 30 年分以降の配偶者控除及び配偶者特別控除の取扱いについて(PDF)

本人タブで「源泉控除対象配偶者である」のチェックを外しても、配偶者タブの登録が可能になりました。

配偶者タブの「障害者」の名称を「同一生計障害者」に変更しました。

給与所得者本人と生計を一にし、合計所得金額が38万円以下(年収103万円以下)の配偶者を“同一生計配偶者”と言います。“同一生計配偶者”が障害者に該当する場合は「一般障害者」又は「特別障害者」を選択してください。

◎Ver10.0.0 その他の変更内容
[ ファイル - データ選択 ] 
 ■ 初回データ選択時の「データ更新」で、前々年の給与・賞与明細データを削除します。(18版で平成30年データを選択した場合に、データ内に平成28年の給与・賞与の支給情報があれば削除します。)

※本バージョンより、給与・賞与明細情報は前年1年分のみ保持する仕様になりました。

[ 給与処理/賞与処理/通信 - Web明細配信予約 ] 
給与明細書と賞与明細書のタイトルが変更可能になりました。

[ 給与処理/賞与処理/年末調整 - 給与金種表/賞与金種表/還付金金種表 ] 
部門順で印刷又はプレビューすると、エラーが発生するケースがあったので修正しました。

[ 給与処理/賞与処理 - 給与振込依頼書/賞与振込依頼書 ] 
口座が2つある社員の場合、どちらか一方の口座だけを選んで印刷しても、もう片方の口座も両方印刷されてしまっていたので修正しました。

[ 初期設定 - 締/支給日設定 ] 
本来の給与支給日の前後10日を超えた支給日を設定した場合に警告する機能を設けました。(給与支給日の変更は、本来の支給日が土日祝祭日と重なった場合の調整の為の機能です。)

変更前の給与支給日がいつだったかがすぐ分かるようにするため「システム支給日」ボタンを設置しました。

[ 初期設定 - 明細項目設定 ] 
給与と賞与の支給項目に「役員報酬」の区分がありましたが、システム的にこの区分を使用していなかったので本バージョンより削除しました。

[ 初期設定 - 本人・配偶者・扶養情報設定 ] 
旧バージョンの「本人」タブの「控除対象配偶者である」と「配偶者」タブの「扶養人数に含める」は設定が重なっていたため、本バージョンから「配偶者」タブの「扶養人数に含める」は廃止しました。

[ 随時処理 - キーパー財務仕訳連動 ] 
エラーのため、社員に割り当てた「職務」が変更できないケースがあったので修正しました。

[ 随時処理 - 翌年度更新処理 ] 
当年に給与・賞与の支給があった前年退職者は[翌年度更新処理]により削除しないよう修正しました。(18版で平成29年データを平成30年に繰り越すと、平成29年に支給のあった平成28年退職者は残ります。)

 ■ 翌年度更新処理実行時に、前年の給与・賞与明細データを削除します。(18版で平成29年データを平成30年に繰り越すと、平成28年の給与・賞与の情報が削除されます。

※本バージョンより、給与・賞与明細情報は前年1年分のみ保持する仕様になりました。

[ 年末調整 - 保険料・扶養控除申告書 ]
社員リストに退職者及び休職者のアイコンが表示されていなかったので修正しました。

[ 年末調整 - FBデータ作成 ] 
口座番号が8桁で登録されている社員がいるとエラーが発生していたので修正しました。

[ 年末調整 - 還付金振込一覧表 ] 
並べ替え設定に「振込先金融機関順」と「振込元口座順」を追加しました。

[ ヘルプ - オンラインマニュアル ] 
操作説明書が参照できるようになりました。(インターネット接続環境が必要です。)

◎バージョンアップ作業の前に
  平成29年(2017年)分の年末調整処理は【メールde給与17 Ver9.0.11】をご利用ください。

今回のバージョンアップは【メールde給与18 Ver10.0.0】へのメジャーバージョンアップになります。
通常の同一プログラム内のバージョンアップ(リビジョンアップ)の場合はプログラムを上書きしますが、メジャーバージョンアップの場合はプログラムを追加しますので、【メールde給与10~17】と【メールde給与18】が1台のパソコンの中に共存します。

  【メールde給与18】は【メールde給与17】とデータリストを共有しますが、【メールde給与10~16】とはリストを共有しません。詳細はバージョンアップ方法の17.の二つ目の※、又は旧バージョンデータ取込手順書(PDF)をご覧ください。

  【メールde給与16】でデータ共有を行っていた場合は、kyuyosvフォルダと同階層にkeeperkyuyoフォルダを作成してください。

詳細は旧バージョンデータ取込手順書(PDF)をご覧ください。

  『メールde給与クライアント』及び『メールde給与クライアント支店』のバージョンアップはプログラム本体より行います。 

手順書をご用意しております。是非ご活用ください。
 (今回はメジャーバージョンアップのため、前回バージョンアップと手順が異なります。)
  メールde給与クライアント・クライアント支店 Ver10.0.0バージョンアップ手順書(PDF)>>

バージョンアップ作業は、セキュリティソフトなど他のアプリケーションを終了してから行って下さい。

◎バージョンアップ方法
1. デスクトップのアイコンをダブルクリックしてメールde給与を起動します。
2. メニュー画面まで進み、右上の「会員ページ」をクリックします。
3. 「会員向けサービス」画面が開きます。「バージョンアップ」をクリックします。
4. 「確認」画面が開きます。「はい」をクリックします。
5. ユーザーアカウント制御が表示された場合は「はい」をクリックします。
6. ダウンロード処理中です。そのまま暫くお待ち下さい。
7. 「確認」画面が開きます。「はい」をクリックするとインストール処理を開始します。
8. 暫くすると、以下の画面が開きます。「次へ」をクリックします。
9. 使用許諾契約をお読みください。「同意します」を選び「次へ」をクリックすると次の画面に進めます。
10. 「ユーザー名」を入力して「次へ」をクリックします。
11. 「次へ」をクリックします。


「変更」をクリックしてインストール先を変更することも可能ですが、通常はそのままの設定で次の画面に進んでいただくことをお勧めします。
12. 「インストール」をクリックすると処理を開始します。そのまま暫くお待ちください。
13. インストールが終了します。「完了」をクリックします。
14. 「お知らせ」画面が開きます。
ログイン方法をご説明していますので、必ずお読みください。
「F12:閉じる」をクリックします。
15. 【メールde給与18】の「ログイン」画面が開きます。
従来通りのコードとパスワードを入力して「OK」を押します。


従来のコードでログインできない場合はシステム初期値の「コード:9999」「パスワード:9999」、又は「コード:9999」「パスワード:1111」をお試しください。(この方法でログインした場合は、ログイン後に必ず「随時処理>オペレータ登録」でパスワードを変更してください。)
16. 以下画面が開きます。「はい」をクリックします。
17. データ選択画面が開きます。平成30年(2018年)データを選んで「F12:選択」をクリックします。
平成30年データを用意せずにここまで来た場合は、平成29年データを選んで「F2:コピー/貼り付け」を行い、平成29年のコピーデータを「F12:選択」してください。
【メールde給与18】と【メールde給与10~16】はデータリストを共有しないので、【メールde給与10~16】のデータは【メールde給与18】のデータリストに入りません。

以下の3条件を満たすと、【メールde給与18】に【メールde給与16】のデータを取り込めます。
詳細は旧バージョンデータ取込手順書(PDF)でご確認ください。
【メールde給与18】と【メールde給与16】が同一のパソコンにインストールされていること。
取り込み対象データを【メールde給与16】で選択したことがあること。
取り込み対象データは給与処理・賞与処理がいずれも確定されていること。(処理中でないこと。)または給与処理・賞与処理がいずれも未処理であること。
18. データ更新画面が開いた場合は「データの更新に同意する」にチェックして「実行」をクリックします。
確認画面では「はい」をクリックして、そのまま暫くお待ちください。
この画面は【メールde給与18 Ver10.0.0】で初めてデータ選択したときに表示されます。
19. メニュー画面が開きます。
右上の表記が「メールde給与18 Ver10.0.0」に変更されています。

17で平成29年(2017年)データの「F2:コピー/貼り付け」を行い、平成29年のコピーデータをメニューまで進んだ場合は、[随時処理-翌年度更新処理]を実行して平成30年(2018年)データを作成してください。

平成29年データのバックアップは17の段階で取られていますので、「更新の前に今年度データのコピーを行う」のチェックを外して翌年度更新処理を実行しても問題ありません。