期中は税込で入力・集計し、決算の際に[決算処理>期末一括税抜処理]を行っています。

[期末一括税抜処理]を「期末一括」で実行すると、1年間の消費税相当額を仮受/仮払消費税に振り替える仕訳が決算日付で自動入力されるため、[決算処理>法人事業概況書(資料)]の「裏面」が、決算月だけ極端に小さくなってしまいます。

[期末一括税抜処理]を「月末一括」で実行すれば良いのは分かっているのですが、仕訳数は増やしたくありません。

「期末一括」のまま、[法人事業概況書(資料)]の「裏面」の各月を税抜きにできませんか?



[初期設定>基本設定]の「消費税」タブで、「消費税処理区分」を「税抜」に変更してください。[期末一括税抜処理]の実行によって決算日付で自動入力された仮受/仮払消費税への振替仕訳を無かったものとして、[法人事業概況書(資料)]の「裏面」の各月を税抜きで集計します。

[法人事業概況書(資料)]の集計が終わりましたら、必ず「消費税処理区分」を「税込」にお戻しください。


[内訳概況書の達人]に連動する場合は、以下の画面で「消費税計算区分」を「税抜き」に変えていただくだけで結構です。(「税抜き」を選んでも、TACTiCS財務の「消費税処理区分」は「税込」のままなので、設定を戻す必要はありません。)

決算日付で自動入力された振替仕訳を無かったものとして、[内訳概況書の達人]に税抜金額を渡します。

尚、上記の通り、概況書を作成するときだけ「消費税計算区分」を「税抜」に変更する方法で対応すると、期首から11か月目迄の残高が元帳と概況書裏面で一致しなくなります。一致を求める場合は「消費税計算区分」は「税込」のまま、[期末一括税抜処理]を「月末一括」で実行してください。


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