すでに仕訳の入力を進めている状態ですが、今から科目に補助を設定したいと思い、[初期設定>科目設定]を開いてみたところ、「補助科目」の「使用する/しない」がグレイアウトしていて変更できませんでした。
画面の下に青色の字で「当期仕訳あり、過去残高あり」と書いてあり、これが「補助科目」の「使用する/しない」を変更できない理由だと思いますが、つまり期中で補助管理はできないということでしょうか?



ご質問の通り、仕訳・残高のある科目は[初期設定>科目設定]で「補助科目」の「使用する/しない」は変更できませんが、[初期設定>コード変更>6.補助を「使用しない」科目を「使用する」に変更する。]を実行すれば、期中から補助管理することは可能です。

処理手順は以下の通りです。

【手順1】
メニュー画面から[初期設定>コード変更」を開きます。

【手順2】
「6.補助を「使用しない」科目を・・・」にチェックして「次へ」をクリックします。

【手順3】
補助を設定したい科目を選択して「次へ」をクリックします。

【手順4】
一つ目の補助科目を設定して「完了」をクリックします。入力済みの仕訳や科目残高は一旦この補助科目に振り替えられます。(二つ目以降の補助科目は手順7で設定します。)

【手順5】
元の画面に戻ります。他に補助を設定したい科目があればその科目を選択して「次へ」、無ければ「キャンセル」をクリックします。

【手順6】
メニュー画面から[初期設定>科目設定」を開きます。

【手順7】
手順3〜4で補助設定した科目を選び、「F2:補助追加」をクリックして2つ目以降の補助科目を登録します。

【手順8】
入力済みの仕訳は、すべて手順4で作成した補助科目に振り替えられています。
[日常処理>総勘定元帳]で手順4の補助元帳を開き、摘要をキーに検索を実行した後に「仕訳置換」を行うと、手順7で設定した補助科目への振り替えを一括で行うことができます。

◎具体例
 「001:水道代」の補助元帳を開き、「摘要:電気」で検索を実行します。
 その後、画面右上の[メニュー>仕訳置換]より、ヒットした仕訳の補助を「002:電気代」に置換します。


 


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