残高だけ登録して決算書を作成するには、こちらのページにあるように【初期設定】−【基本設定】の入力開始月を調整する事で対応できますが、翌年度更新をしてから再度同じ手順で翌期の決算書を作成しようとすると、過年度残高登録の『当期』の開始残高が空欄になっているため、株主資本等変動計算書の当期首残高に反映しなくなります。この方法では毎年『当期』の開始残高を手入力しないといけないのでしょうか?


翌年度更新後に【初期設定】−【基本設定】で入力開始月を期首月以外に変更すると、繰り越された前期末残高は、入力開始月前月の残高と見なされ、過年度残高登録の当期開始残高は何も登録されていない状態になります。
 
  開始残高を手入力してももちろん良いのですが、 過年度残高登録メニューにある『期末繰越』機能を使うと簡単に登録できます。
 
  @過年度残高登録で年度を「前期」に切り替え、「期末繰越」ボタンをクリックします。
 ※前期・前々期の仕訳が取り込まれている時は「期末繰越」ボタンが押せません。その場合は先に「仕訳クリア」を実行してください。
 
  A確認画面が表示されます。「OK」ボタンをクリックします。
 
   
  B当期の開始残高が登録されます。これにより株主資本等変動計算書の当期首残高へ反映するようになります。
   


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