公開日:2023/10/02

2023/10/01以降、免税事業者等から課税仕入を行ったときの仕訳を入力するときは金額欄で「F8:区分記載」キーを押下して「511:課税売上対応課税仕入」等を「514:課税売上対応80課税仕入」等に変更しなければならないとのことですが、押し忘れが懸念されます。他の方法はないでしょうか?



以下2通りの方法が考えられます。


【方法1】
消費税区分は科目単位、補助科目単位で登録できます。
取引先を補助科目とするか、又は適格請求書発行事業者と免税事業者等を補助科目とすれば、仕訳を入力する際に補助科目を選択した時点で適切な消費税区分がセットできます。


【方法2】
取引先辞書(摘要欄下段専用の辞書)には仕訳が登録できます。
消費税区分の登録も可能なので、取引先辞書に適格請求書発行事業者を登録する際は従来の消費税区分「511:課税売上対応課税仕入」等を設定します。
免税事業者など適格請求書発行事業者以外の取引先には「514:課税売上対応80課税仕入」等を設定します。

取引先辞書に登録した消費税区分を使用できるのは「取引先優先」で入力する場合のみとなります。日付欄でF8キーを押下して「F8:取引優先」に変更してください。

「F8:取引優先」の場合は日付入力後、取引先の選択になります。
取引先を選択すると、その取引先に登録された仕訳・摘要がセットされます。
その後は金額を入力するだけで仕訳の入力が完了します。
  ★[ファイル>環境設定>入力設定>入力方法]で「取引先優先」を入力方法の初期値とすることも可能です。


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