決算が確定したので翌年度更新をしたところ、仮払消費税、仮受消費税、固定資産の一部科目において、前期末残高とは違う残高が当期首残高として引き継がれています。


翌年度更新をする際の消費税処理区分の設定が影響していると思われます。
  【初期設定】−【基本設定】の消費税タブにある消費税処理区分は、元帳・試算表・分析帳票などのメニューにおいて、集計区分(税込/税抜)の初期値を決める項目ですが、翌年度更新時における計算方法を決める設定でもあります。
 
   
  期首残高は翌年度更新時に計算された実額のみ登録され、税込/税抜の切り替えはできませんので、翌年度更新をする際には、画面上の消費税処理方法を確認してください。 
 
   
  なお、TACTiCS達人Vからのコンバートデータにおいては、消費税処理区分は達人V側の「売上等」に対して設定されている「経理区分」の設定で判定されますが、2013/05/13公開のコンバータ(Ver1.0.4)より前のコンバータを使った場合、必ず「税込」と設定されてしまう問題点がありましたのでご注意ください。
 
  また、期末一括税抜処理をしている場合は、税込集計時に一括税抜分が反映しますので、消費税処理区分も「税込」に設定してください。


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