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弥生会計のデータをTACTiCS財務に変換するためのコンバートプログラムのダウンロード方法と使用方法をご説明します。
ダウンロードとセットアップ | コンバート方法 ( 事前準備 / 使用方法 )
ダウンロードとセットアップ

TACTiCS財務24がインストールされているパソコンにセットアップして下さい。
TACTiCS財務本体、TACTiCS財務ツールメニュー及びその他の財務ツールが起動している場合は終了して下さい。

【処理手順】
1. 右の『ダウンロード』ボタンをクリックします。

※以降の流れはブラウザとOSにより異なります。
2. 画面右上のダウンロードされた「YayoiToTactics24.exe」をクリックします。
「実行」をクリックします。

3. 「ユーザーアカウント制御」画面が表示されます。
「はい」をクリックします。
4. セットアップウィザードが表示されます。
「次へ」をクリックします。

5. 「インストール先の指定」に進みます。
設定を変更せず、そのまま「次へ」をクリックします。

6. 「既存のフォルダ」が表示された場合は「はい」をクリックします。
7. 「インストール」をクリックするとセットアップを開始します。
そのまま暫くお待ち下さい。

8. セットアップが終了しました。
「完了」をクリックしてください。

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コンバート方法
■弥生会計側の事前準備
データコンバートは、「弥生会計」で作成したエクスポートファイルを使って行います。
以下のエクスポートファイルを “汎用形式” “カンマ(CSV)形式” で作成してください。
No. エクスポートファイル名 必須
1.  消費税区分一覧表 免税の場合は課税事業者への変更が必要
2.  勘定科目一覧表
3.  補助科目一覧表 補助設定がある場合は必須
4.  部門一覧表 部門設定がある場合は必須
5.  残高試算表(月次・期間)
6.  補助残高一覧表(月次・期間) 補助設定がある場合は必須
7.  仕訳辞書 摘要辞書のコンバートに必要
8.  摘要辞書 摘要辞書のコンバートに必要
9.  簡単取引辞書 摘要辞書のコンバートに必要
10.  仕訳日記帳 仕訳のコンバートに必要
11.  固定資産台帳 兼 減価償却計算表(詳細) 減価償却資産のコンバートに必要
【注意事項】
動作確認は「弥生会計12~24」で行っております。
科目分類名を変更しているデータはコンバート対象外です。科目分類対応表と弥生データの分類名が異なる場合は、弥生会計側を訂正した上でエクスポートファイルを作成してください。
販管費と製造原価など、同一名称の科目があると仕訳のコンバートが適正に行えません。エクスポートファイルの作成処理は弥生会計側で科目名を変更した上で行ってください。

≪スペースを入れれば別名で認識されます。≫
  役員報酬 → 役員 報酬 、 給料手当 → 給料 手当 、 法定福利費 → 法定 福利費
弥生会計で科目(補助科目)に対して設定した「サーチキー1」は、TACTiCS財務では「検索キー」としてコンバートされます。「サーチキー1」に科目(補助科目)コードを設定していた場合はコンバート処理完了後に「初期設定-コード変更-1.科目コードを変更する。(又は「2.補助科目コードを変更する。」)」でコードを訂正してください。
「7.仕訳辞書」「8.摘要辞書」「9.簡単取引辞書」「10.仕訳日記帳」「11.固定資産台帳兼減価償却計算表(詳細)」のエクスポートファイルを作成する際は、必ず「書式」を「汎用形式」に切り替えてください。
弥生会計データに一括税抜仕訳があるとコンバートできません。(一括税抜処理前のデータ、又は一括税抜仕訳を削除したデータをコンバートしてください。)
個人/農業データはコンバート対象外です。


以下、「弥生会計17」の場合の操作方法です。
1.消費税区分一覧表
必須項目です。必ず作成してください。
「設定>消費税設定>税区分設定」の順でクリックします。
「税区分設定」が開きます。「ファイル>エクスポート」の順でクリックします。
「汎用形式」「カンマ(CSV)形式」を選択します。「参照」をクリックして出力先とファイル名を指定し、「OK」をクリックします。

エクスポートファイル(最大11ファイル)の出力先は全て共通の場所を指定してください。
免税事業者の場合は課税事業者に変更する必要があります。
ファイル名はご自由に設定してください。
エクスポートファイル一覧に戻る
2.勘定科目一覧表
必須項目です。必ず作成してください。
「設定>科目設定」の順でクリックします。
「科目設定」が開きます。「ファイル>エクスポート」の順でクリックします。
「勘定科目一覧表」「汎用形式」「カンマ(CSV)形式」を選択します。「参照」をクリックして出力先とファイル名を指定し、「OK」をクリックします。

エクスポートファイル(最大11ファイル)の出力先は全て共通の場所を指定してください。
ファイル名はご自由に設定してください。
エクスポートファイル一覧に戻る
3.補助科目一覧表
補助の設定がある場合は必ず作成してください。
弥生会計の“補助あり”データでエクスポートファイルを作成しなかった場合、TACTiCS財務にコンバートされたデータは“補助なし”になります。
「設定>科目設定」の順でクリックします。
「科目設定」が開きます。「ファイル>エクスポート」の順でクリックします。
「補助科目一覧表」「汎用形式」「カンマ(CSV)形式」を選択します。「参照」をクリックして出力先とファイル名を指定し、「OK」をクリックします。

エクスポートファイル(最大11ファイル)の出力先は全て共通の場所を指定してください。
ファイル名はご自由に設定してください。
エクスポートファイル一覧に戻る
4.部門一覧表
部門の設定がある場合は必ず作成してください。
「設定>部門設定」の順でクリックします。
「部門設定」が開きます。「ファイル>エクスポート」の順でクリックします。
「汎用形式」「カンマ(CSV)形式」を選択します。「参照」をクリックして出力先とファイル名を指定し、「OK」をクリックします。

エクスポートファイル(最大11ファイル)の出力先は全て共通の場所を指定してください。
ファイル名はご自由に設定してください。
エクスポートファイル一覧に戻る
5.残高試算表(月次・期間)
必須項目です。必ず作成してください。
「集計>残高試算表>月次・期間」の順でクリックします。
「残高試算表(月次・期間)」が開きます。「全期間」をクリックします。
「ファイル>エクスポート」の順でクリックします。
「残高試算表(月次・期間)」「汎用形式」「カンマ(CSV)形式」を選択します。また、部門の設定がある場合は「全ての部門を出力する」を選択します。「参照」をクリックして出力先とファイル名を指定し、「OK」をクリックします。

エクスポートファイル(最大11ファイル)の出力先は全て共通の場所を指定してください。
ファイル名はご自由に設定してください。
エクスポートファイル一覧に戻る
6.補助残高試算表(月次・期間)
補助の設定がある場合は必ず作成してください。
「集計>残高試算表>月次・期間」の順でクリックします。
「残高試算表(月次・期間)」が開きます。「全期間」をクリックします。
「ファイル>エクスポート」の順でクリックします。
「補助残高試算表(月次・期間)」「汎用形式」「カンマ(CSV)形式」「すべての勘定科目を出力する」を選択します。また、部門の設定がある場合は「全ての部門を出力する」を選択します。「参照」をクリックして出力先とファイル名を指定し、「OK」をクリックします。

エクスポートファイル(最大11ファイル)の出力先は全て共通の場所を指定してください。
ファイル名はご自由に設定してください。
エクスポートファイル一覧に戻る
7.仕訳辞書
「弥生会計」の仕訳辞書を「TACTiCS財務」の摘要辞書としてコンバートする場合に作成してください。
「設定>取引辞書>仕訳辞書」の順でクリックします。
「仕訳辞書」が開きます。「ファイル>エクスポート」の順でクリックします。
「汎用形式」「カンマ(CSV)形式」を選択します。「参照」をクリックして出力先とファイル名を指定し、「OK」をクリックします。

エクスポートファイル(最大11ファイル)の出力先は全て共通の場所を指定してください。
ファイル名はご自由に設定してください。
エクスポートファイル一覧に戻る
8.摘要辞書
「弥生会計」の摘要辞書を「TACTiCS財務」の摘要辞書としてコンバートする場合に作成してください。
「設定>取引辞書>摘要辞書」の順でクリックします。
「摘要辞書」が開きます。「ファイル>エクスポート」の順でクリックします。
「汎用形式」「カンマ(CSV)形式」を選択します。「参照」をクリックして出力先とファイル名を指定し、「OK」をクリックします。

エクスポートファイル(最大11ファイル)の出力先は全て共通の場所を指定してください。
ファイル名はご自由に設定してください。
エクスポートファイル一覧に戻る
9.簡単取引辞書
「弥生会計」の簡単取引辞書を「TACTiCS財務」の摘要辞書としてコンバートする場合に作成してください。
「設定>取引辞書>簡単取引辞書」の順でクリックします。
「簡単取引辞書」が開きます。「ファイル>エクスポート」の順でクリックします。
「汎用形式」「カンマ(CSV)形式」を選択します。「参照」をクリックして出力先とファイル名を指定し、「OK」をクリックします。

エクスポートファイル(最大11ファイル)の出力先は全て共通の場所を指定してください。
ファイル名はご自由に設定してください。
エクスポートファイル一覧に戻る
10.仕訳日記帳
「弥生会計」で入力した仕訳を「TACTiCS財務」にコンバートする場合に作成してください。
「帳簿・伝票>仕訳日記帳」の順でクリックします。
「仕訳日記帳」が開きます。「ファイル>エクスポート」の順でクリックします。
「汎用形式」「カンマ(CSV)形式」を選択します。「参照」をクリックして出力先とファイル名を指定し、「OK」をクリックします。

エクスポートファイル(最大11ファイル)の出力先は全て共通の場所を指定してください。
ファイル名はご自由に設定してください。
マイナス金額の仕訳は貸借科目を入れ替えプラス金額の仕訳に変換してコンバートします。
摘要は全角25文字までコンバートできます。
エクスポートファイル一覧に戻る
11.固定資産台帳 兼 減価償却計算表(詳細)
「弥生会計」で作成した固定資産一覧を「TACTiCS財務」にコンバートする場合に作成してください。
「拡張機能>固定資産一覧」の順でクリックします。
「固定資産一覧」が開きます。「ファイル>エクスポート」の順でクリックします。
「固定資産台帳 兼 減価償却計算表(詳細)」「汎用形式」「カンマ(CSV)形式」を選択します。「参照」をクリックして出力先とファイル名を指定し、「OK」をクリックします。

エクスポートファイル(最大11ファイル)の出力先は全て共通の場所を指定してください。
ファイル名はご自由に設定してください。
固定資産名は全角16文字までコンバートできます。
弥生側で資産コードが全角の場合はコード無しでコンバートします。
エクスポートファイル一覧に戻る
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■「弥生会計データのコンバート」の使用方法
以下の処理により作成されるTACTiCS財務データは 「TACTiCS財務24形式(データバージョン:16.0.0)」 です。
1. TACTiCS財務が起動している場合は終了します。
2. スタート → すべてのプログラム → TACTiCS財務 → 弥生会計データのコンバート の順にクリックします。
3. ログイン画面が表示されます。
TACTiCS財務本体を起動する際に使用しているオペレータコードとパスワードを入力してください。
4. これよりコンバートを開始します。「次へ」をクリックします。
5. 「データを開く」をクリックします。
6. 「データ選択」画面が開きます。コンバート後データを置く場所を指定(空白行をお選びください)して、「F12:選択」をクリックします。
7. 元の画面に戻ります。「次へ」をクリックします。
8. 「参照」をクリックしてエクスポートファイル 保管されている場所を指定した上で「次へ」をクリックします。
指定したファイル内に事業所名が一致しないファイルがあった場合は「事業所名の違うエクスポートファイルが存在しています。ファイルを確認してください。」とメッセージが表示されます。
9. エクスポートファイルから取得した情報を表示しています。
弥生会計には科目コードの概念が無いため、「TACTiCS財務」標準のコード体系を割り振ります。
別のコード体系を割り振る場合は「参照」をクリックして適宜選択してください。
補助科目コードは弥生会計側の表示順に連番を割り振ります。(桁数は「コードの使用桁数」の設定に従います。)

その他、変更が必要な箇所があれば訂正して「次へ」をクリックします
10. 「弥生会計」の科目を「TACTiCS財務」のどこに割り当てするかを設定します。「未割り当て科目一覧を表示する」にチェックすると画面右側の表に割り当て漏れ科目が表示されます。該当科目をクリックし、左側の表のセルをクリックすると割り当てられます。

今後別データをコンバートする際にこのデータの科目体系を活用する場合は「保存」をクリックしてください。
「参照」をクリックすると以前保存した科目体系を活用してコンバートすることができます。

弥生会計で科目の分類名が変更されていると、TACTiCS財務に科目が割り当てられないため、以下の警告メッセージが表示されます。
科目分類対応表をご確認の上、
弥生会計側で科目の分類名を訂正してください。
11. 「科目名」欄が空欄の場合や「特定科目名」と合致しない科目が入っている場合は訂正が必要です。ダブルクリックで開く「科目リスト」から選択してください。
12. 設定は以上です。「完了」をクリックすると開く確認画面で「OK」をクリックするとコンバート処理を開始します。
13. コンバートが完了しました。「OK」をクリックすると前の画面に戻ります。「閉じる」ボタンで画面を閉じ、「TACTiCS財務」を起動してデータを確認してください。
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