TACTiCS財務19 Ver11.1.0 バージョンアップのお知らせ

2019.09.09


新消費税10%に対応した最新版プログラム【TACTiCS財務19 Ver11.1.0】をご用意しました。
バージョンアップをお願いいたします。

2019年10月決算以降のデータをバージョンアップしてください。(9月決算以前のデータをバージョンアップし、10%の仕訳を入力すると消費税の達人に適正に連動できません。)
★  バージョンアップを行う前に、必ずデータのバックアップをお取りいただきますようお願い致します。
Ver11.1.0 主な変更内容
▶仕訳入力関連
▶印刷関連
▶消費税申告書関連
Ver11.1.0 その他の変更内容
注意事項
バージョンアップ方法
インターネットに接続できないパソコンのバージョンアップ方法


▼Ver11.1.0 主な変更内容
▶仕訳入力関連
 ● 10/1以降の仕訳日付は10%が初期値とします。
9/30以前は8%が初期値ですが、「F5:税率変更」で10%も選択できます。(但し、集計期間の期末が9/30以前で10%仕訳が存在する場合は消費税申告書は作成できません。)
 
 ● 軽減8%の税率を指定した場合は税率欄に「8*」と表示されます。
 
 ● 「条件設定」「未割当の扱い」の設定で「軽減税率」を指定できるようになりました。
 
 ● 摘要の設定に「軽減税率」が指定できるようになりました。チェックを入れ、10月以降を月度選択し入力すると、軽減8%になります。
 
 ● 消費税のタブで旧税率の指定ができるようになりました。
[仕訳入力]の「F5:税率変更」はボタン押下で「10%→軽減8%→8%→10%→」の順に切り替わります。
[基本設定]で5%・3%にチェックをすると、10/1以降の仕訳日付は「10%→軽減8%→8%→5%→3%」にできます。
 
 ● 科目・補助科目単位で軽減税率の固定ができるようになりました。
「軽減税率を使用する」にチェックを入れると仕訳入力時に税率に軽減8%がセットされます。
※各種辞書の設定には反映しません。辞書入力時に軽減税率を使用する場合は、辞書側での設定が必要です。
 
 ● 摘要・取引先辞書に「軽減税率を使用する」設定ができるようになりました。
チェックを付けた辞書を入力時に選択すると10/1以降の仕訳日付は軽減8%が初期値になります。
 
▶印刷関連
 ● 軽減8%は「8*」と印字します。
 
 ● また、欄外左下に「8*: 軽減税率」を印字します。
※1仕訳1行で元帳印刷する設定の場合、総勘定元帳の欄外に「8*軽減税率」は印字されません。
 
 ● 旧税率(8%.5%.3%)の合計を印字するようになりました。
旧税率は印刷時に旧税率だけの内訳を印刷できるようになりました。
 
▶消費税申告書関連
 ● 改正法附則による税額の特例計算を使用することができるようになりました。
チェックを入れることで「軽減売上割合(10営業日)」、「小売等軽減仕入割合」、「小売等軽減売上割合」を使用できます。
 
 ● 令和元年10月1日以後終了する課税期間分の消費税及び地方消費税の確定申告書及び添付書類の様式に対応しました。
(課税期間により新旧様式を自動で切り替えますので、令和1年7月決算9月申告データの処理も可能です。)
 ● 申告書の新様式に対応しました。
 ● 改正法附則による税額の特例計算の登録を行うことができるようになりました。
※消費税申告書修正で登録した内容は消費税の達人への連動はできません。
 
 ● 消費税率の指定に「10%・8*%」が追加されました。
 

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▼Ver11.1.0 その他の変更内容
 ● 「F3:コピー」で仕訳を追加した後、Enterキーを押すタイミングによっては直前仕訳の訂正モードになり、そのまま訂正を完了させると、画面上に訂正前仕訳が残ってしまうことがあるので修正しました。
 ● 条件設定のパターン切り替え時に摘要(上段)、摘要(下段)にある「そのまま取り込む」の情報が更新されず別パターンの情報が画面上に表示される。また別パターンの情報が表示されている状態で編集したり 「OK」をクリックするとその情報が反映してしまうので修正しました。
 ● 全銀フォーマットの「可変長」に対応しました。
 ● 年月日に元号または西暦4桁が表示できるよう対応しました。
 ● 汎用形式で吐き出したファイルに不要な列が含まれてしまっていたので修正しました。
 ● TACTiCS形式のファイルレイアウト「税率指定」が変更になりました。
11.0.2以前に作成したファイルをインポートする場合は注意してください。
※11.0.2以前で作成したファイルをインポートすると8%だった仕訳は10%として取り込まれます。

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▼注意事項
バージョンアップを行う前に、必ずデータのバックアップをお取りいただきますようお願い致します。
【TACTiCS財務19(Ver11.0.0~11.0.2)】【TACTiCS財務18~12】をご利用の場合は【TACTiCS財務19 消改版 Ver11.1.0】へのメジャーバージョンアップとなります。 今回のバージョンアップによりプログラムが追加されますので、【TACTiCS財務19 消改版】と【TACTiCS財務19~12】が1台のパソコンの中に共存します。
本バージョンは、消費税10%適用の申告書(令和元年十月一日以後終了課税期間)と消費税8%適用の申告書(平成二十六年四月一日以後終了課税期間)の両方に対応しています。
(どちらの申告書を使用するかは課税期間で判断します。)
過去のデータを処理当時の状態で残しておきたい場合や、データをやり取りする相手が旧バージョンのプログラムを使用している場合は、該当データを本バージョンで選択しないようにしてください。
【TACTiCS財務19 消改版】でデータ選択すると、元のバージョンでは処理できなくなります。
バージョンアップ作業はセキュリティソフトなど他のアプリケーションを終了させてから行って下さい。
バージョンアップを実行すると「一括保存・復元」ツールは自動で終了します。常駐させている場合は処理完了後に必ず手動で起動して下さい。
バージョンアップ作業は管理者権限でログオンした状態で行って下さい。
普段TACTiCS財務を使用しているパソコンがインターネットに接続していない場合でも、 社内にインターネットができるパソコンがあればプログラムのバージョンアップは可能です。(詳細はコチラでご確認下さい。)
クライアントサーバー方式でご利用の場合、1台目のバージョンアップ作業は他のユーザーがログインしていない状態で行ってください。 (2台目以降については他のオペレータがログインしていても問題ありません。)
クライアントサーバー方式でご利用の場合、サーバー機での作業は特に必要ありません。
【TACTiCS財務】をアップした場合は、必ずTACTiCS経営羅針盤をバージョンアップしてください。
【TACTiCS財務13~12】で“初期値のコード体系(販売業・製造業・建設業等)”又は“【TACTiCS財務19~14】で登録したコード体系” を選択して新規データの作成を行うと以下のエラーが発生します。バージョンアップ後の新規データ作成は必ず【TACTiCS財務19】で行ってください。

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▼バージョンアップ方法
1. USBキーをパソコンに挿入してTACTiCS財務を起動します。
2. 適宜データを選択してメニュー画面まで進み、右上の「情報ページ」をクリックします。
3. 「情報ページ」画面が開きます。「バージョンアップ」をクリックします。
4. 「確認」画面が開きます。「はい」をクリックします。
「はい」をクリックしても5.以降に進まない場合は一旦プログラムを終了して1.の作業からやり直してください。
5. OSの設定により、「ユーザーアカウント制御」画面が表示されることがあります。「はい」をクリックします
6. 「バージョンアップ方法」画面が開きます。「最新バージョンにアップグレードする」を選んで「実行」をクリックします。
「経営羅針盤を同時にダウンロードする」は、USBキー内の【TACTiCS経営羅針盤】を更新する場合に使用します。ダウンロード時間が増加しますので、【TACTiCS経営羅針盤】をご利用の場合にのみチェックしてください。
混雑中のためバージョンアップ処理を実行できない旨のメッセージが出た場合は、しばらく時間を置いてから再度実行してください。
7. ダウンロード処理中です。そのまま暫くお待ち下さい。
8. 「確認」画面が開きます。「はい」をクリックするとインストール処理を開始します。
【TACTiCS財務19】がインストールされたパソコンの場合は15.に進みます。
9. 暫くすると、以下の画面が開きます。「次へ」をクリックします。
10. 使用約款をお読みください。「同意します」を選び「次へ」をクリックすると次の画面に進めます。
11. 「ユーザー名」を入力して「次へ」をクリックします。
12. 「次へ」をクリックします。
「変更」をクリックしてインストール先を変更することも可能ですが、通常はそのままの設定で次の画面に進んでいただくことをお勧めします。
13. 「インストール」をクリックして処理を開始します。
そのまま暫くお待ちください。
14. インストールが終了します。「完了」をクリックします。
15. バージョンアップ処理中です。そのまま暫くお待ちください。
16. 自動で【TACTiCS財務19】が起動し、「ログイン」画面が開きます。
通常通りコードとパスワードを入力して「OK」をクリックします。
17. 「データ選択」画面が開きます。適宜データを選択します。
「情報」をクリックすると開く「データの詳細情報」画面で「データの更新:禁止する」にチェックすればデータバージョンを固定できます。
18. 「データベースの更新」画面が開いた場合は「データの更新に同意します。」にチェックして「OK」をクリックします。
Ver11.1.0で初めて選択したときに表示されます。(2度目以降は表示されません。)
19. メニュー画面が開きます。バージョン表記が【TACTiCS財務19 Ver11.1.0】に変更されています。

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▼インターネットに接続できないパソコンのバージョンアップ方法
1. USBキーをインターネットに接続できるパソコンに挿入し、バージョンアップ方法1~8の手順に従ってバージョンアップ作業を行います。
2. プログラムを終了し、USBキーを取り外します。
3. インターネットに接続できないパソコンにUSBキーを挿入します。
4. 「自動再生」画面が開いた場合は「フォルダを開いてファイルを表示」をクリックします。
暫くお待ちいただいても反応が無い場合は、エクスプローラーなどから「 TACTiCS財務(*:)」を開きます。(*にはFやGなどのアルファベットが入ります。)
Setups.exeをダブルクリックします。
5. OSの設定により、「ユーザーアカウント制御」画面が表示されることがあります。「はい」をクリックします。
6. 「TACTiCS財務セットアップ」画面が表示されます。「TACTiCS財務インストール」をクリックします。
7. 「バージョン選択」画面が開きます。
先頭の「TACTiCS財務19 11.1.00」を選択して「OK」をクリックします。
これより先はバージョンアップ方法9~18の手順通りです。

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