2018.01.04
以下の機能強化を行った2018年版プログラム【キーパー財務18 Ver10.0.0】をご用意しました。
キーパークラブ会員の皆様はバージョンアップをお願いします。
◆ Ver10.0.0 主な機能強化
◆ Ver10.0.0 その他の変更内容
◆ Ver10.0.0 プロオプションの機能強化
 注意事項
 バージョンアップ方法
 インターネットに接続できないパソコンのバージョンアップ方法
 旧バージョンの変更点


Ver10.0.0 主な機能強化
試算表・分析帳票に、重要度の高い科目だけを印字する機能を追加しました。
[日常処理>合計残高試算表]、[財務分析>総合比較損益計算書他] 
従来の「全科目」の試算表・分析帳票は、ゼロ円科目を伏せたり、補助科目の表示/非表示が選べますが、科目の数次第では次のページに1行だけ印字されるといったことが起こります。
今回の新機能「主要科目」は、どの科目を印字するかを個別に指定できるので、設定次第では1ページに収めることも可能になります。
合計残高試算表、総合比較損益計算書、予実対比損益計算書、予測損益計算書、月次比較財務諸表、3期比較財務諸表、部門比較財務諸表、支店比較財務諸表、比較推移表に共通する設定です。

■試算表又は分析メニューで「F6:主要科目」を押して、主要な科目にチェックします。


■印刷設定画面で「主要科目」を選び、プレビュー/印刷してください。


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Ver10.0.0 その他の変更内容
[ファイル>データ選択]
  スタンドアロン利用時に「共有取得/共有保管」の処理に失敗した場合は、取得と保管を成立させないようにしました。


[日常処理>仕訳入力] 
 ● 直前の仕訳が「一括入力辞書」から入力されていた場合、旧バージョンで「F6:前行複写」すると一括入力された仕訳全てをコピーして追加入力することになっていましたが、Ver10.0.0からは直前の仕訳だけをコピーして追加入力する形になりました。

 ● 一括入力された仕訳を訂正するためダブルクリックすると「仕訳の訂正」ウインドウが開くが、「日付」欄の下の「証憑」が消えしまっていたので修正しました。

 ● 仮受消費税用の消費税コード「6xx」と仮払消費税用の消費税コード「7xx」は、仮受/仮払消費税以外の科目では使用できないよう制御しました。


[日常処理>仕訳帳] 
  本支店データ(又は医療法人データ))で「F4:分類コピー」を使って一括入力辞書の分類をコピーした場合に、選択した分類に複数の支店(又は施設)の仕訳が含まれると、全ての仕訳をコピーすることができなくなっていたので修正しました。

  一括入力辞書をキャンセルした直後に検索処理を実行すると、検索の結果表示された仕訳を訂正する際にエラーが発生するケースがあったので修正しました。


[日常処理>総勘定元帳]
  ● 元帳を印刷する際に最終ページの最終行に「総計」行を印字するかどうかが指定できるようになりました。(単月指定で元帳を印刷すると、最終行に月計と総計が同額で印字されますが、「総計を印刷しない」にチェックすれば、月計だけを印字できます。)


[日常処理>合計残高試算表] 
  [環境設定]でフォントサイズを既定値の10ptより小さく設定すると、試算表画面に「構成比」が表示されなくなっていたので修正しました。

  売上・営業外収益・特別利益の科目を選択して「F5:月計表」を「一覧形式」で印刷・プレビューすると、最終行の計の発生差額がマイナスで出力されていたので修正しました。


[決算処理>決算書] 
  製造原価報告書に、材料費・労務費・外注費・製造経費を集計した「当期製造費用」を追加しました。

  平成 28 年度の税制改正で、平成28 年(2016年)4月1日以後に取得された建物附属設備及び構築物の償却方法が定額法のみとされたので、個別注記表の「テンプレート」で「中小会計要領/中小会計指針/会社計算規則」が選ばれた場合の初期値を変更しました。


[決算処理>一括印刷]
  ● 元帳を印刷する際に最終ページの最終行に「総計」行を印字するかどうかが指定できるようになりました。(単月指定で元帳を印刷すると、最終行に月計と総計が同額で印字されますが、「総計の印刷:印刷しない」にチェックすれば、月計だけを印字できます。))
 


[決算処理>減価償却] 
  「F6:資産台帳」の償却履歴のうち、当期と前期の「償却費等」欄の入力は禁止のはずが、画面を開いた直後にマウスでセルをクリックすると入力できてしまっていたので修正しました。


[決算処理>繰越残高調整] 
  前期データに登録した科目内訳の内容が当期に移行できるようになりました。


[消費税>消費税申告書] 
  簡易課税の「付表5-(2)(1/2)」で、3種売上と4種売上に対する控除税額が1円切り下がることがあったので修正しました。


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Ver10.0.0 プロオプションの機能強化
以下はキーパー財務プロオプションをご利用のお客様向けのご案内です。

[経営羅針盤>予実対比変動損益計算書] 
  変動費ブロックの評価判定を比率で行うよう仕様を変更しました。(旧バージョンは金額で評価判定していたため、売上増に伴い変動費が増加すると「注意」の判定になってしまっていました。)

[経営羅針盤>ローカルベンチマークツール連動] 
  ● 経済産業省が公表した企業の経営状態を把握するためのツール『ローカルベンチマーク』へのデータ連動が可能になりました。


[オプション>予算作成>中期予算登録] 
  予算設定ウィザードは、旧バージョンは期末を「予測」した予算作成を初期値としていましたが、Ver10.0.0からは「実績」からの予算作成が初期値になりました。

  予算設定ウィザードで「確認・調整」ボタンから当期実績を訂正した場合、旧バージョンは「実績額調整」画面を閉じるときに保存確認画面が出ましたが、Ver10.0.0からは利用者側が適宜のタイミグで「F6:保存」する仕様に変更しました。

  予算設定ウィザードで「確認・調整」ボタンを押すと開く「実績調整」画面の「チェックリスト」タブを廃止しました。


[オプション>予算作成>他社仕訳データのインポート] 
  「データ区分:TKC」の場合に「e21マイスター」で作成された仕訳も取り込み可能になりました。

  「データ区分:TKC」の場合、仕訳ファイル上「諸口」の消費税コードが課税コードであったとしても、インポート時は「810」で取り込むよう仕様を変更しました。

  「データ区分:ミロク」の場合、ミロクの側で作成された仕訳ファイルのヘッダーに「補助科目名」や「補助コード」のような「補助○○」の文字列が無くても取り込み可能になりました。

  「データ区分:汎用、弥生」の場合に「仮受消費税、仮払消費税の相手税コードは[810,910]を使用してください」のエラーのため取り込みできないケースがあったので、「仮受消費税/仮払消費税」の相手科目の消費税コードは必ず「810」として取り込みするよう仕様を変更しました。

  他社仕訳データのインポートは相手科目が無ければ「諸口」とする仕様ですが、インポートファイルに借方に補助があり貸方に科目が無い仕訳が含まれていると、該当仕訳が正常に取り込めなくなっていたので修正しました。


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注意事項
今回のバージョンアップは【キーパー財務17~09】から【キーパー財務18】へのメジャーバージョンアップとなります。同一バージョン内のアップ(リビジョンアップ)はプログラムを上書きしますが、メジャーバージョンアップの場合はプログラムを追加しますので、【キーパー財務17~09】と【キーパー財務18】が1台のパソコンの中に共存します。
【キーパー財務18~15】は、平成26年4月1日改正の消費税申告書の書式(8%対応の書式)にのみ対応しています。従って、 期末日が平成26年3月31日以前のデータを 【キーパー財務17】で開くと、消費税申告書が申告した当時と異なる書式に置き換わります。過去のデータを処理当時の状態で残しておきたい場合や、データをやり取りする相手が【キーパー財務14~09】を使用している場合は、該当データを本バージョンで選択しないようにしてください。

【キーパー財務18】でデータ選択すると、元のバージョンでは処理できなくなります。
期末日が平成26年3月31日以前のデータを本バージョンで開いた場合、「消費税申告書」は平成26年4月1日改正の書式(8%対応の書式)で参照・印刷していただくことになります。(メニュー実行時に以下のメッセージが出ます。)

本バージョンの簡易課税用の消費税申告書は、第五種までの様式と、第六種対応で法人番号欄無しの様式、第六種対応で法人番号欄有りの様式の3つに対応しています。
「課税方式設定」の集計期間 簡易課税申告書の様式 
開始 終了
2015年03月以前 2015年12月以前 第五種までの様式
2015年04月以降 2015年12月以前 第六種対応で個人(法人)番号欄無しの様式
2016年01月以降 第六種対応で個人(法人)番号欄有りの様式

【キーパー財務】をアップした場合は、必ず【キーパー経営羅針盤】と【キーパー現金出納帳】も必ずバージョンアップしてください。

バージョンアップ作業はユーザー登録を済ませてから行ってください。

ユーザー登録未了の場合はバージョンアップできません。
ユーザー登録はメニュー画面右下の「ユーザー情報」をクリックすると開く「ユーザー情報」画面で行ってください。

バージョンアップ作業はセキュリティソフトなど他のアプリケーションを終了させてから行って下さい。
また、定刻に自動バックアップを実行するため「
一括保存・復元」ツールを常駐させている場合も必ず終了させて下さい。

バージョンアップ作業は管理者権限でログオンした状態で行って下さい。

普段キーパー財務を使用しているパソコンがインターネットに接続していない場合でも、社内にインターネットができるパソコンがあればプログラムのバージョンアップは可能です。(詳細はコチラでご確認下さい。)

クライアントサーバー方式でご利用の場合、1台目のバージョンアップ作業は他のユーザーがログインしていない状態で行ってください。(2台目以降については他のオペレータがログインしていても問題ありません。)

クライアントサーバー方式でご利用の場合、サーバー機での作業は特に必要ありません。

GO-Global版の場合、バージョンアップ作業はサーバー機で行ってください。また、旧版(キーパー財務12以前のプログラム)はアンインストールしないでください。

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バージョンアップ方法 
1. AiOキーステーションをパソコンに挿入してキーパー財務を起動します。

ダウンロード版をご利用の場合はAiOキーステーションは必要ありません。
2. 適宜データを選択してメニュー画面まで進み、右上の「会員ページ」をクリックします。
3. 「会員向けサービス」画面が開きます。「バージョンアップ」をクリックします。

プログラムのバージョンアップはキーパークラブ会員の特典です。
Windowsに制限付きアカウントでログオンした状態ではバージョンアップはできません。必ず管理者権限でログオンしてください。
4. 「確認」画面が開きます。「はい」をクリックします。

「はい」をクリックしても5.以降に進まない場合は一旦プログラムを終了して1.の作業からやり直してください。
5. OSの設定により、「ユーザーアカウント制御」画面が表示されることがあります。「はい」をクリックします。
6. 「バージョンアップ方法」画面が開きます。「最新バージョンにアップグレードする」を選んで「実行」をクリックします。

「経営羅針盤を同時にダウンロードする」は、AiOキーステーション内の【キーパー経営羅針盤】を更新する場合に使用します。ダウンロード時間が増加しますので、【キーパー経営羅針盤】をご利用の場合にのみチェックしてください。
【キーパー経営羅針盤9~11】を最新版にバージョンアップする場合はAiOキーステーションが必要です。「経営羅針盤を同時にダウンロードする」にチェックして「実行」してください。(その後、【キーパー経営羅針盤9~11】がインストールされたPCにAiOキーステーションを挿入して『setups.exe』を実行してください。)
混雑中のためバージョンアップ処理を実行できない旨のメッセージが出た場合は、しばらく時間を置いてから再度実行してください。
7. ダウンロード処理中です。そのまま暫くお待ち下さい。
8. 「確認」画面が開きます。「はい」をクリックするとインストール処理を開始します。

普段インターネットに接続できないパソコンに挿入されているAiOキーステーションを更新する場合は「いいえ」をクリックし、インターネットに接続できないパソコンでのバージョンアップ方法2.以降の作業を行ってください。
9. 暫くすると、以下の画面が開きます。「次へ」をクリックします。
10. 使用許諾契約をお読みください。「同意します」を選び「次へ」をクリックすると次の画面に進めます。
11. 「ユーザー名」を入力して「次へ」をクリックします。
12. 「次へ」をクリックします。

「変更」をクリックしてインストール先を変更することも可能ですが、通常はそのままの設定で次の画面に進んでいただくことをお勧めします。
13. 「インストール」をクリックして処理を開始します。そのまま暫くお待ちください。

14. インストールが終了します。「完了」をクリックします。
15. 自動で【キーパー財務18】が起動して「ログイン」画面が開きます。
通常通りコードとパスワードを入力して「OK」をクリックします。
16. 「データ選択」画面が開きます。適宜データを選択します。
17. 「データベースの更新」画面が開きます。「データの更新に同意します。」にチェックして「OK」をクリックします。

この画面はVer10.0.0で初めて選択したときに表示されます。(2度目以降は表示されません。)
【キーパー財務18~15】 は、平成26年(2014年)4月1日改正の消費税申告書の書式(8%対応の書式)にのみ対応しています。従って、 期末日が平成26年(2014年)3月31日以前のデータを本バージョンで開くと、消費税申告書が申告した当時と異なる書式に書き換わります。過去のデータを処理当時の状態で残しておきたい場合や、データをやり取りする相手が 【キーパー財務14~09】 を使用している場合は「キャンセル」してください。(「OK」すると、 【キーパー財務14~09】 では処理できなくなります。)
本バージョンは、簡易課税用の消費税申告書は第五種までの様式(旧様式)と、第六種対応の様式(新様式)の両方に対応しています。期首日付が2015/04/01(H27/04/01)以降の場合、及び[課税方式設定]で課税期間の短縮特例を“適用する”に設定して2015/04/01(H27/04/01)以降を期間指定して集計した場合は新様式(第六種対応の様式)、それ以外の場合は旧様式になります。
「情報」をクリックすると開く「データの詳細情報」画面で「データの更新:禁止する」にチェックすればデータバージョンを固定できます。
18. 「データベースの更新」が完了するとメニュー画面が開きます。
右上のバージョン表記が「キーパー財務18 Ver10.0.0」に変更されています。
以上でバージョンアップ処理は完了です。


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インターネットに接続できない場合のバージョンアップ方法
1. AiOキーステーションをインターネットに接続できるパソコンに挿入し、バージョンアップ方法1~8の手順に従ってバージョンアップ作業を行います。

※同時に2本以上のAiOキーステーションを挿入しないで下さい。
2. プログラムを終了し、AiOキーステーションを取り外します。
3. インターネットに接続できないパソコンにAiOキーステーションを挿入します。
4. 以下の画面が開きます。「フォルダーを開いてファイルを表示」をクリックします。

表示はOSにより異なります。
自動で表示されない場合は以下の手順で処理してください。
スタートボタンをクリックする。
コンピュータ(又はマイコンピュータ)をクリックする。
キーパー財務のアイコンをダブルクリックする。
5. setups.exeをダブルクリックします。
6. OSの設定により、「ユーザーアカウント制御」画面が表示されることがあります。「はい」をクリックします。
7. 「キーパー財務セットアップ」画面が開きます。「キーパー財務インストール」をクリックします。
8. 「バージョン選択」画面が開きます。
一番上の行(キーパー財務18 10.0.00)を選んで「OK」をクリックします。
これより先はバージョンアップ方法9.以降の手順通りです。

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旧バージョンの変更点
Ver10.0.0以前の変更内容は以下のリンクよりご確認ください。
(クリックすると別ウインドウで旧バージョンのインフォメーションが開きます。)
 キーパー財務17: Ver9.0.0Ver9.0.1Ver9.0.2Ver9.0.3Ver9.0.4Ver9.0.5
 キーパー財務16: Ver8.0.0Ver8.0.1Ver8.0.2Ver8.0.3Ver8.0.4
 キーパー財務15: Ver7.0.0Ver7.0.1Ver7.0.2Ver7.0.3Ver7.0.4
 キーパー財務14: Ver6.0.0Ver6.0.1Ver6.1.0Ver6.1.1Ver6.1.3
 キーパー財務13: Ver5.0.0Ver5.0.1Ver5.0.2Ver5.0.3Ver5.0.4Ver5.0.5
 キーパー財務12: Ver4.0.0Ver4.0.1Ver4.0.2Ver4.0.4Ver4.0.5
 キーパー財務11: Ver3.0.0Ver3.0.1Ver3.0.2Ver3.0.3Ver3.0.4Ver3.0.5
Ver3.0.6Ver3.0.7
 キーパー財務10: Ver2.0.0Ver2.0.1Ver2.0.2Ver2.0.3Ver2.0.4Ver2.0.5
 キーパー財務09: Ver1.0.1Ver1.0.2Ver1.0.3Ver1.0.4Ver1.0.5

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