新消費税対応の キーパー財務 にバージョンアップしましたが、アップする前に入力した改正日以降の仕訳が全て旧税率のままになっています。

一仕訳ずつ新税率に訂正するしかないのでしょうか?

消費税改正版 キーパー財務 で改正日以降の日付を入力すれば新消費税率が標準になりますが、バージョンアップ前に入力した仕訳の税率は自動で新税率にはなりません。
「仕訳置換機能」を使えば一括で訂正できます。以下の手順で処理してください。
【日常処理】-【仕訳帳】を開きます。


経過措置が適用される仕訳が入力されている場合は税率変更の対象から外す必要があります。改正日以降でも旧税率となる仕訳に付箋を付けます。


画面右上の「検索」ボタンをクリックします。


検索条件の設定画面が表示されます。『期間』で改正日以降を指定して、『付箋/メモ』の「付箋無し」にチェックして「OK」ボタンをクリックします。


付箋なしの仕訳が検索されます。画面右上のメニューより「仕訳置換」ボタンをクリックします。

※検索結果には課税取引以外の仕訳も含まれていますが、そのまま仕訳置換へ進んで問題ありません。


仕訳の置換画面が表示されます。「置換項目を選択」の中から「金額」をクリックし、次に「税率変更」をクリックします。画面中央の置換後の仕訳で税率欄が8と表示されているのを確認し、「F12:仕訳置換」ボタンをクリックします。


確認画面が表示されます。「はい」ボタンをクリックします。


仕訳置換結果画面が表示されます。


画面右上の「検索解除」ボタンをクリックします。


付箋の無い仕訳の税率は5%から8%に変更されています。
付箋を付けた仕訳(経過措置が適用される仕訳)は5%のままになっています。