選択した期間までの資金繰実績を表示すると同時に、翌月以降が予算通りに推移した場合の月末資金を予測して表示します。

本メニューは「資金の推移」と「詳細」の2タブで構成されています。

資金の推移」タブは「詳細」タブの月末現金預金の残高をグラフに表示します。現預金残高の推移の確認にご利用ください。

資金の推移」タブで現預金残高が一定金額を下回ったことを確認した場合は、「詳細」タブを開いてその原因を確認してください。新たな借り入れ予定を立てるなど、その場で資金手当てをシミュレーションすることも可能です。

本メニューはプロオプション専用機能です。オプションお申し込みのAiOキーステーションをパソコンに挿入し、インターネットに接続した状態でご利用ください。(ダウンロード版の場合はAiOキーステーションは不要です。)
予算は【予算登録】と連動しています。
前期中に【中期予算登録】を行ってから【翌年度更新】を実行すると、当期データの【予算登録】は自動で更新されます。
【中期予算登録】を行った前期データを指定して【繰越残高調整】を実行することにより、【予算登録】に自動で数値が取り込まれます。
変動費/固定費の区分や、回収/支払いサイト、借入金の返済予定などの情報は【予算基本設定】で定義してください。
●資金の推移

項目説明
詳細」タブの月末現金預金の残高の推移をグラフ化しています。実績は青、予測は緑、一定金額を下回った場合は赤で表示します。

■期間選択

実績月(データ入力が完了した月)を選択します。

■予算選択

実績月以降は予算通りとなることを前提に資金予測を行います。どの予算を適用するかを選択します。

■期末を予測

当期末までの推移に予測値を適用する場合にチェックします。「期末を予測」をクリックして 【予測損益計算書】を開き、予測方法を指定して画面を閉じてください。
期末を予測した場合でも、翌期以降は設定した予算通りとなること前提に資金予測を行います。
「期間選択」で期末月を指定した場合はチェックできません。

■科目・補助

全項目に対して補助科目まで展開表示する場合は「全表示」を、展開せずに項目まで表示する場合は「全非表示」を選択します。

この設定は「詳細」タブで有効になります。
詳細」タブで名称左の三角印をクリックすることにより、個別で表示/非表示を切り替えられます。

■ゼロ非表示

全て0円の科目・補助の表示を伏せます。

この設定は「詳細」タブで有効になります

■基本設定

変動費/固定費の区分や、回収/支払いサイトの登録、借入金の返済予定などの情報を登録する場合に使用します。ボタンを押すと【予算基本設定】画面を開きます。

■警告金額

何円以下を警告対象(グラフを赤で表示)とするかを設定します。ボタンを押すと【警告金額の設定】画面が開きます。

初期状態は「0円」設定のため、マイナス金額を警告表示します。

■F8:印刷

【印刷設定】画面が開きます。帳票を印刷する場合に使用します。
●詳細



■税引前当期純利益から加減算する項目について
減価償却費
≪項目の定義≫
【予算基本設定】の「科目割当」タブで「減価償却」を定義します。

≪資金繰計画書の計算方法≫
実績月は科目残高、実績月以降は予算(又は【予測損益計算書】の予測値)を加算します。


売上債権増減
≪項目の定義≫
【予算基本設定】の「科目割当」タブで「売上債権」を定義します。

≪資金繰計画書の計算方法≫
実績月は発生額を減算します。
実績月以降【予算基本設定】の「サイト登録」タブの設定に従います。

≪消費税の計算≫
予算登録した月の売上科目の貸方消費税が課税区分の場合は、8%を加算した金額で表示されます。
また、その税額分を「その他」欄に表示します。


棚卸資産増減
≪項目の定義≫
【予算基本設定】の「科目割当」タブで「期首期末棚卸」を定義します。

≪資金繰計画書の計算方法≫
実績月は科目残高、実績月以降は予算(又は【予測損益計算書】の予測値)を以下の式で計算します。

棚卸資産増減=期首棚卸高の発生額−期末棚卸高の発生額

仕入債務増減
≪項目の定義≫
【予算基本設定】の「科目割当」タブで「仕入債務」を定義します。

≪資金繰計画書の計算方法≫
実績月は発生額を加算します。
実績月以降【予算基本設定】の「サイト登録」タブの設定に従います。

≪消費税の計算≫
予算登録した月の仕入科目の借方消費税が課税区分の場合は、8%を加算した金額で表示されます。
また、その税額分を「その他」欄に表示します。


未払金/未払費用増減
≪項目の定義≫
【予算基本設定】の「科目割当」タブで「未払金/未払費用」を定義します。

≪資金繰計画書の計算方法≫
実績月は発生額を加算します。
実績月以降【予算基本設定】の「固定費」タブの設定に従います。

≪消費税の計算≫
予算登録した月の固定費科目の消費税が課税区分の場合は、8%を加算した金額で表示されます。
また、その税額分を「その他」欄に表示します。


短期借入
≪項目の定義≫
【予算基本設定】の「科目割当」タブで「短期借入金」を定義します。

≪資金繰計画書の計算方法≫
実績月は発生額を加算します。
実績月以降【予算基本設定】の「短期借入予定」タブの設定に従います。


長期借入
≪項目の定義≫
【予算基本設定】の「科目割当」タブで「長期借入金」を定義します。

≪資金繰計画書の計算方法≫
実績月は発生額を加算します。
実績月以降【予算基本設定】の「長期借入予定」タブの設定に従います。


納税
≪項目の定義≫
【予算基本設定】の「科目割当」タブで「法人税等」を定義します。

≪資金繰計画書の計算方法≫
実績月は発生額を減算します。
実績月以降【予算基本設定】の「納税予定」タブの設定に従います。


その他
≪項目の定義≫
項目の定義はありません。

≪資金繰計画書の計算方法≫
実績月【予算基本設定】の「科目割当」タブで「現預金」に定義した科目の残高と、「減価償却」から「納税」までの計算結果の合計との差額をセットします。
実績月以降【予算基本設定】の「その他予定」タブの設定に従います。

≪消費税の計算≫
予算登録した月の売上科目〜特別損失までの各科目の消費税が課税区分の場合にその税額を表示します。

項目説明
「税引前当期利益」から「減価償却費」や「売上債権増減」などの項目を加減算して月末現金預金残高を計算します。

■期間選択

実績月(データ入力が完了した月)を選択します。

■予算選択

実績月以降は予算通りとなることを前提に資金予測を行います。どの予算を適用するかを選択します。

■期末を予測

当期末までの推移に予測値を適用する場合にチェックします。「期末を予測」をクリックして 【予測損益計算書】を開き、予測方法を指定して画面を閉じてください。
期末を予測した場合でも、翌期以降は設定した予算通りとなること前提に資金予測を行います。

■科目・補助

全項目に対して補助科目まで展開表示する場合は「全表示」を、展開せずに項目まで表示する場合は「全非表示」を選択します。

名称左の三角印をクリックすると、個別で表示/非表示を切り替えられます。

■ゼロ非表示

全て0円の科目・補助の表示を伏せます。

■基本設定

変動費/固定費の区分や、回収/支払いサイトの登録、借入金の返済予定などの情報を登録する場合に使用します。ボタンを押すと【予算基本設定】画面を開きます。

■警告金額

何円以下を警告対象(グラフを赤で表示)とするかを設定します。ボタンを押すと【警告金額の設定】画面が開きます。

この設定は「資金の推移」タブでのみ有効です。

■F3:元帳

科目又は補助科目の選択中に表示されます。
選択科目の元帳にジャンプします。

■F8:印刷

【印刷設定】画面が開きます。帳票を印刷する場合に使用します。
 
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