病院・クリニックの外来窓口や店舗のレジなど、日々の入出金の集計結果を入力することにより(窓口)収支日計表を作成します。
また、この表を作成すると同時に仕訳も自動で作成されています。

本メニューの名称は、医療法人データの場合は「窓口日報入力」、それ以外のデータの場合は「日報入力」になります。
自動作成された仕訳を現金出納帳等の[帳簿入力][仕訳入力][仕訳帳][仕訳モニター]総勘定元帳]で訂正する場合、訂正可能箇所は「金額」・「摘要」・「取引先」のみとなります。
[仕訳帳]【仕訳の置換】を利用する場合、置換対象に日報入力により登録された仕訳が含まれると問題が生じるケースがあります。【仕訳の置換】を利用する場合は十分ご注意ください。
承認仕訳は金額訂正が制限されます。(金額訂正時にメッセージが表示されます。) 
その他、承認実施後に影響を受けるメニューはこちら


処理手順
1.設定手順(分類の作成)
@ 初回起動時は情報画面が表示されます。「はい」を押します。
A 「分類登録」画面が開きます。入力画面及び印刷物は分類(タブ)単位に作成されます。必要数だけ「設定あり」にチェックし、タブの名称を全角5文字以内で入力して「OK」で画面を閉じます。
B 情報画面が表示されます。「はい」を押します。
C 「摘要の設定」画面が開きます。
D 「表示順序」欄に0〜99を設定します。
作成順に自動で付番しますが、訂正可能です。
列の並び順に使用しています。
同一番号の列があった場合は作成順に並びます
E 「表示列名」を全角6文字以内で設定します。
F 「摘要」に仕訳作成時に摘要欄上段にセットする摘要を全角25文字以内で設定します。
G 「取引先」に仕訳作成時に摘要欄下段にセットする摘要を全角10文字以内で設定します。
H 借方科目/補助/税区分」は初期値で「現金」が設定されています。変更が必要な場合は「変更する」をクリックします。
I 「貸方科目/補助/税区分」を設定します。
J 「OK」を押して「摘要の設定」画面を閉じます。

2.摘要(列)の訂正手順
@ 摘要(列)の見出し部分クリックします。列全体が反転します。
A 「F4:摘要訂正」を押します。「摘要の設定」画面を表示します。
B 適宜設定を変更します。
設定を変更したとしても、既に日報入力から自動作成された仕訳には影響しません。
「列(摘要)情報の設定」画面における現状の仕訳の設定と、自動作成済みの仕訳が異なる場合は金額を青で表示します。
金額が青色の項目を再入力すると以下の確認メッセージが表示されます。「はい(Y)」を選択すると金額はもちろん仕訳情報も現状の設定通りに書き換わります。
「摘要」の設定を変更した場合、既に日報入力から自動作成された仕訳に反映させることはできません。
設定変更前に日報入力から自動作成された仕訳を一括で訂正する場合は【仕訳帳】又は【総勘定元帳】【仕訳の置換】機能をご利用ください。
C 「OK」を押して「タブ(分類)の設定」画面を閉じます。

3.摘要(列)の削除手順
@ 列の見出し部分クリックします。列全体が反転します。
A 「F5:摘要削除」を押します。
金額が入力された列は削除できません。
B 削除確認画面が出ます。はい(Y)を選択すると列の削除を実行します。

4.運用方法
@ 「部門」欄から入力する部門を選択します。
部門データの場合のみ必要な作業です。
A 「月度選択欄」で入力する月を選択します。
B タブを切り替えて入力画面を表示します。
C 金額を入力します。

金額の入力に伴い、自動で仕訳が作成されます。
入力値をクリア(又は\0を入力)すると作成された仕訳が削除されます。
マイナス金額を入力すると「列(摘要)情報の設定」画面で登録した仕訳の借方と貸方が反転した仕訳が入力されます。
自動作成された仕訳を現金出納帳等の[帳簿入力][仕訳入力][仕訳帳][仕訳モニター]総勘定元帳]で訂正する場合、訂正可能箇所は「金額」・「摘要」・「取引先」のみとなります。
自動作成された仕訳を現金出納帳等の[帳簿入力][仕訳入力][仕訳帳][仕訳モニター]総勘定元帳]で削除すると[日報入力]の金額はクリアされます。
項目説明

■部門選択

部門データの場合に表示されます。日報を表示する部門を選択します。

■月度選択

日報を入力又は参照・印刷する月を選択します。

■F2:分類登録

入力画面を作成します。最大5分類(タブ)作成できます。ボタンを押すと【分類の登録】画面が開きます。

分類(タブ)を作成することにより、入力画面を複数置くことができます。
(作成例:外来タブと入院タブ、入金タブと出金タブ など)
「(窓口)収支日計表」は分類(タブ)単位に作成します。

■F3:摘要追加

社保・生保・自費や飲食売上・小売売上など、入出金の種別を登録します。最大30列作成できます。ボタンを押すと【摘要の設定】画面が開きます。

■F4:摘要訂正

摘要(列)の見出しをクリックして列全体を反転させた場合に表示されます。ボタンを押すと【摘要の設定】画面が開き、選択した摘要(列)の設定内容が表示されます。

借方又は貸方の設定を変更しても入力済みの仕訳は変更されません。(現状の設定と入力済みの仕訳が異なる場合は金額を青字で表示します。)

■F5:摘要削除

摘要(列)の見出しをクリックして列全体を反転させた場合に表示されます。ボタンを押すと選択した摘要(列)を削除します。

金額が設定されている摘要(列)は削除できません。

■F6:日計

指定日の合計を表示します。

■F8:印刷

(窓口)収支日計表を印刷する場合に使用します。ボタンを押すと【印刷設定】画面が開きます。

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