ファイル
■データ選択

スタンドアロンで起動している場合にのみ利用できます。 通常の利用方法では、財務データはセットアップしたパソコンのハードディスク内に保管されますので、キーパー財務を使用する担当者が複数いると、財務データがそれぞれのパソコンに分散されてしまいます。 以下の設定を行うことで、キーパー財務を使用するパソコンとデータの保管場所を分けることができます。 また、他の担当者とのデータ共有も可能になります。

キーパー経営羅針盤、キーパー財務電子帳簿にはない機能に関しても説明がございます。

①LAN上のパソコンの中からデータを管理するパソコンを決めます。
OSは問いません。
PCではなく、NAS(Network Attached Storage)などのネットワークに直接接続して使用できるファイルサーバでデータを管理することも可能です。

②①で決めたパソコンの適宜の場所に“keeperzaimu2”フォルダを作成します。
ドライブの直下にではなく、“財務データ”や“2025年度”など、任意のフォルダの中に作成することをお勧めします。

③“keeperzaimu2”フォルダの一つ上の階層のフォルダ(②で“財務データ”や“2025年度”などのフォルダの中に“keeperzaimu2”フォルダを作った場合は“財務データ”や“2025年度”フォルダ)を右クリックして、フルアクセス可能な共有フォルダとします。

≪フルアクセス可能な共有フォルダの設定手順  ~Windows11の場合≫

1.今回は”財務データ”というフォルダを作成し、その中に“keeperzaimu2”フォルダを用意。一つ上の階層の”財務データ”フォルダを右クリックして「プロパティ」を選択する。

プロパティ選択

2.「共有」タブを開き「共有」をクリックする。

共有設定01

3.リストから「Everyone」を選択して「追加」をクリックする。

共有設定02

4.「アクセス許可レベル」を「読み取り/書き込み」に切り替えて「共有」をクリックする。

共有設定03

5.「終了」をクリックする。

共有設定04

6.「詳細な共有」をクリックする。

共有設定05

7.「このフォルダを共有する」にチェックを入れて、「アクセス許可」をクリックする。
さらにウィンドウが開くので、「グループまたはユーザー名」で「Everyone」を選び、「アクセス許可:Everyone」で「フルコントロール」の「許可」にチェックして「OK」をクリックする。

共有設定06

以上でデータを管理するパソコンの設定は終了です。
ここまでの処理で開いたウィンドウが残っている場合は全て閉じてください。




≪キーパー財務から共有フォルダの割当て  ~Windows11の場合≫

1.キーパー財務を起動してデータ選択画面を開きます。
空白行を選択して「共有取得」をクリックします。

共有設定07

2.[共有データの選択画面]が開きます。「共有割当」をクリックします。

共有設定08

3.下の画面が表示されます。ドライブを適宜選択し「サインイン時に再接続する」にチェックして「完了」をクリックします。

共有設定09

4.[共有データの選択画面]に戻ります。
「F4:領域追加」をクリックし、新しい領域を作成してください。

共有設定09

5.データ選択画面に戻ります。
新しい領域として追加されデータフォルダが共有フォルダに指定した場所となっています。
以上で共有の設定は完了です。





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