キーパー経営羅針盤12(Ver4.0.2)の主な変更点
(1)『3年会計機能』が利用できるようになりました。
(2)固定資産の償却率200%定率法に対応しました。 
(3)消費税申告書(一般用)、付表2、付表2-(2)の様式変更に対応しました。
(4)消費税還付申告時に添付する明細書が作成可能になりました。
キーパー経営羅針盤12(Ver4.0.2)の変更点
≪旧バージョンの変更点≫
 経営羅針盤12: Ver4.0.0Ver4.0.1
 経営羅針盤11: Ver3.0.0Ver3.0.1Ver3.0.2Ver3.0.3Ver3.0.4Ver3.0.5Ver3.0.6Ver3.0.7
 経営羅針盤10: Ver2.0.0Ver2.0.1Ver2.0.2Ver2.0.3Ver2.0.4Ver2.0.5
 経営羅針盤09: Ver1.0.1Ver1.0.2Ver1.0.3Ver1.0.4Ver1.0.5
バージョンアップ作業の前に
バージョンアップ方法
(1)「3年会計機能」が利用できるようになりました。
前期・前々期との比較帳票を参照中にその場ですぐに前期・前々期の元帳にジャンプして仕訳明細を確認できる『3年会計機能』が利用できるようになりました。
『3年会計機能』の4大機能
機能1 「総合比較損益計算書」、「月次比較財務諸表」、「3期比較財務諸表」で前期又は前々期の残高をダブルクリックすると、そのまま前期又は前々期の元帳にジャンプできます。


機能2 任意の項目を比較しながら12ヶ月間の月次推移が確認できる『比較推移表』が利用できます。比較対象は「当期」「前期」「前々期」「予算」の中から最大3項目まで選択できます。3項目目に「差額」を選ぶと、当期と前期とその差額を表示させることも可能です。最大10パターンの帳票が作成できます。当期だけでなく前期・前々期の元帳に遡及することも可能です。



機能3 通常の合計残高試算表から、ボタンひとつで『前期比較試算表』に切り替えられます。
その場で当期元帳にジャンプできるのはもちろん、その場で前期元帳にジャンプして前期残高の内訳を確認することも可能です。
 

機能4 前期・前々期仕訳帳へのジャンプ機能を利用すると、決算仕訳や年に一度しか発生しない取引など、以前にどのように入力したかがその場ですぐに確認できます。
 

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(2)固定資産の償却率200%定率法に対応しました。
平成24年4月1日以降に取得した固定資産の定率法の償却率が200%になる法改正に対応しました。
既存資産が改正前の250%定率法を適用している場合は200%定率法に変更することができる経過措置と、施行日以前に開始した事業年度については平成24年4月1日以降に取得した固定資産であっても250%償却率を適用できる経過措置にも対応しています。
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(3)消費税申告書(一般用)、付表2、付表2-(2)の様式変更に対応しました。
平成24年4月1日以後に開始する課税期間から、課税売上高が5億円を超える事業者には課税売上割合が95%以上の場合に課税仕入れ等の税額の全額を仕入税額控除する制度が適用されないことになりました。
この改正に伴い、「消費税及び地方消費税の申告書(一般用)」、「付表2 課税売上割合・控除対象仕入税額等の計算表(一般用)」、「付表2ー(2) 課税売上割合・控除対象仕入税額等の計算表(一般用)」の書式が変更されたので対応しました。
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(4)消費税還付申告時に添付する明細書が作成可能になりました。
平成24年4月1日以後、仕入控除税額の控除不足額の記載のある還付申告書を提出する場合は「仕入控除税額に関する明細書」の添付が義務付けられたので、「消費税の還付申告に関する明細書」を作成できるようにしました。
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●日常処理-総勘定元帳
 ・ 検索中に「月度選択」パネルの「・」又は「決」をクリックすると残高が狂ってしまうケースがあったので修正しました。
 ・ 「検索条件の保存」を行っていた場合に、バージョンアップによって「期間」の設定が変わってしまうことがあったので修正しました。
●日常処理-合計残高試算表
 ・ 全科目に部門を設定したデータの場合、「部門選択」でグループを指定して税抜の試算表を表示すると、仮受/仮払消費税が正常に集計できていなかったので修正しました。
●決算処理-減価償却処理
 ・ F6キーを押すと開く「減価償却資産台帳」画面を表示させたまま一つ前の資産や次の資産の情報が見られるよう、「次へ」「前へ」ボタンを追加しました。
 ・ 科目の設定の仕方によっては登録した資産の並び順が「コード順」にならないケースがあったので修正しました。
 ・ 「取得日付」が期末日の場合でも正常に資産台帳が作成できるよう修正しました。
●印刷全般
 ・ 印刷実行時にプリンタのプロパティで「カラー/白黒」を切り替えた場合、プログラムを終了するまでは変更を保持するよう修正しました。
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【キーパー経営羅針盤12 Ver4.0.0~4.0.1】をご利用の場合、今回の【キーパー経営羅針盤12 Ver4.0.2】へのバージョンアップはリビジョンアップ(比較的小規模な改訂・修正)にあたります。【キーパー財務12 Ver4.0.2】から送信されたデータは【経営羅針盤12 Ver4.0.0~4.0.1】でも受信可能ですが、上記の変更点に対応するため必ずバージョンアップしてください。
【キーパー財務12 Ver4.0.2】から送信されたデータを【経営羅針盤12 Ver4.0.0~4.0.1】で受信すると以下のメッセージが表示されます。「OK」すればそのまま処理を継続できますが、【キーパー経営羅針盤12 Ver4.0.2】へのバージョンアップをお願いします。
【キーパー経営羅針盤11~09】をご利用の場合、今回の【キーパー経営羅針盤12(Ver4.0.2)】へのバージョンアップはメジャーバージョンアップとなります。
通常の同一プログラム内のバージョンアップ(リビジョンアップ)の場合はプログラムを上書きしますが、メジャーバージョンアップの場合はプログラムを追加しますので、
【キーパー経営羅針盤11~09】と【キーパー経営羅針盤12】が1台のパソコンの中に共存します。
【キーパー経営羅針盤12(Ver4.0.2)】で選択したデータは、【キーパー経営羅針盤11~09】では選択できません。過去データを処理当時の状態のまま残したい場合は該当データを【キーパー経営羅針盤12】では選択しないようにしてください。
バージョンアップ作業はセキュリティソフトなど他のアプリケーションが起動している場合は終了してから行って下さい。
バージョンアップ作業は管理者権限でログオンした状態で行って下さい
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AiOキーステーションをパソコンに挿入してプログラムを起動します。
メニュー画面まで進み、右上の「プログラムの更新」をクリックします。
「確認」画面が開きます。「はい」をクリックします。

※「はい」をクリックしても④以降の画面が表示されない場合は一旦プログラムを終了して①の作業からやり直してください。
OSの設定により、「ユーザーアカウント制御」画面が表示されることがあります。「はい」をクリックします。
「バージョンアップ方法」画面が開きます。「最新バージョンにアップグレードする」を選んで「実行」をクリックします。
ダウンロード処理中です。そのまま暫くお待ち下さい。
「確認」画面が開きます。「はい」をクリックするとインストール処理を開始します。

【キーパー経営羅針盤12 Ver4.0.0】からのバージョンアップの場合はに進みます。
暫くすると、右の画面が開きます。「次へ」をクリックします。
使用許諾契約をお読みください。「同意します」を選び「次へ」をクリックすると次の画面に進めます。
「ユーザー名」を入力し、「すべてのユーザ」を選択した状態で「次へ」をクリックします。
「次へ」をクリックします。

※「変更」をクリックしてインストール先を変更することも可能ですが、通常はそのままの設定で次の画面に進んでいただくことをお勧めします。
「インストール」をクリックして処理を開始します。そのまま暫くお待ちください。
インストールが終了します。「完了」をクリックします。
右の画面が表示されます。
そのまましばらくお待ちください。
処理が完了すると画面は自動で閉じられます。
自動で経営羅針盤12が起動し、「ログイン」画面が開きます。
通常通りパスワードを入力して「OK」をクリックします。
「データベースの更新」画面が開きます。(初回のみ)
「OK」をクリックします。
「データ選択」画面が開きます。適宜データを選択します。
「データベースの更新」画面が開きます。「データの更新に同意します。」にチェックして「OK」をクリックします。

「データベースの更新」画面は【キーパー財務12(Ver4.0.1~4.0.0)】又は【キーパー経営羅針盤12(Ver4.0.1~4.0.0)】で選択されたことのないデータを選ぶ都度表示されます。
過去データを処理当時の状態で残したい場合は「データの更新に同意します」にチェックせず、「キャンセル」で画面を閉じてください。
「情報」をクリックすると開く「データの詳細情報」画面で「データの更新:禁止する」にチェックすればデータバージョンを固定できます。
会計データの更新が完了するとメニュー画面が開きます。右上のタイトルとバージョン表記が変更されています。
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