2015.04.01
簡易課税制度のみなし仕入率の改正(第六種事業の新設)に対応した 【キーパー財務15 Ver7.0.2】 をご用意しました。
キーパークラブ会員の皆様はバージョンアップをお願いします。
【注意】
キーパークラブ未入会の場合はバージョンアップができません。
最新版へのバージョンアップをご希望の場合は入会手続きをお願いいたします。
主な変更点
簡易課税制度のみなし仕入率の改正に対応しました。
その他の変更点
≪旧バージョンの変更点≫
 キーパー財務15: Ver7.0.0Ver7.0.1 
 キーパー財務14: Ver6.0.0Ver6.0.1Ver6.1.0Ver6.1.1Ver6.1.3
 キーパー財務13: Ver5.0.0Ver5.0.1Ver5.0.2Ver5.0.3Ver5.0.4Ver5.0.5
 キーパー財務12: Ver4.0.0Ver4.0.1Ver4.0.2Ver4.0.4Ver4.0.5
 キーパー財務11: Ver3.0.0Ver3.0.1Ver3.0.2Ver3.0.3Ver3.0.4Ver3.0.5Ver3.0.6Ver3.0.7
 キーパー財務10: Ver2.0.0Ver2.0.1Ver2.0.2Ver2.0.3Ver2.0.4Ver2.0.5
 キーパー財務09: Ver1.0.1Ver1.0.2Ver1.0.3Ver1.0.4Ver1.0.5
注意事項
バージョンアップ方法
インターネットに接続できないパソコンのバージョンアップ方法


 ◆主な変更点
簡易課税制度のみなし仕入率の改正に対応しました。
初期設定 - 基本設定
「消費税」タブの「消費税申告区分」で「簡易課税」が選ばれている場合に「第六種事業」が選択可能になりました。


日常処理 - 仕訳入力
[初期設定-基本設定]の「消費税」タブの「消費税申告区分」で「簡易課税」が選ばれている場合に “116:第6種課税売上” など、第六種事業用の消費税コードが利用可能になりました。(追加された消費税コードは下表の通りです。)
コード  分類 消費税区分名
116 売上 第6種課税売上
316 返還 第6種課税返還
616 仮受 第6種課税売上
636 返還 第6種課税返還

消費税区分の名称を下表の通り変更しました。
コード  分類 Ver7.0.1までの消費税区分名 Ver7.0.2以降の消費税区分名
150 売上 非課税売上(免税) 非課税売上(輸出等)
250 貸倒回収 非課税売上(免税) 非課税売上(輸出等)
350 返還 非課税売上(免税) 非課税売上(輸出等)
450 貸倒 非課税売上(免税) 非課税売上(輸出等)

消費税 - 課税方式設定
「課税区分」が「簡易課税」の場合に、「付表4の(7)~(9)、付表5-(2)の(4)、(5)、(18)~(29)の合計欄(D)の計算方法」が選択できるようになりました。

常に計算式通りに計算して合計欄の金額を算出する場合はチェックを入れます。

チェックを外すと以下のケースに該当する場合のみ合計欄の金額を計算式に当てはめて計算します。(該当しない場合は各税率適用分の金額を合計します。)
 ・課税売上高に係る消費税額より売上対価の返還等に係る消費税額が大きい場合
 ・貸倒回収にかかる税額がある場合


消費税 - 消費税申告書
第6種事業が追加されることに伴い簡易課税用の消費税申告書及び付表の様式が変更されたので対応しました。

簡易課税用の申告書の様式は新旧ともに対応しています。
期首日付が2015/04/01以降の場合、及び[課税方式設定]で課税期間の短縮特例を“適用する”に設定して2015/04/01以降を期間指定して集計した場合は新様式(第六種対応の様式)になります。



上記以外の場合は旧様式(第五種までの様式)になります。(第六種の仕訳が存在した場合は第五種に集計します。)

簡易課税用の申告書を作成するケースで、[初期設定-基本設定]の「消費税」タブの「消費税申告区分」が「簡易課税」で設定されているにもかかわらず原則課税用の消費税コードの仕訳が存在する場合は、主たる業種([初期設定-基本設定]の「消費税」タブの「消費税申告区分」で選択されている業種)に読み替えて集計するようになりました。

旧バージョンは第4種に読み換えて集計していました。
[初期設定-基本設定]の「消費税」タブの「消費税申告区分」が「原則課税」を設定した状態で簡易課税用の申告書を作成するの場合これまで通り第4種に読み換えて集計します。

簡易課税で1種類の事業の専業者の場合は 付表5の⑤ 、及び 付表5-(2)のⅡ-⑤ の項目内の仕入率に○を付けるよう仕様を変更しました。


消費税 - 消費税集計表
従来のA4タテに加え、A4ヨコで印刷することもできるようになりました。(A4タテに比べ、A4ヨコの場合は用紙1枚あたりに印刷できる消費税区分が増えます。)


消費税 - 消費税試算表
新機能 「消費税試算表」 を追加しました。
一番左の「残高」列には試算表の「当月残高」が入り、「8%」 「5%」 「3%」 「免税」 「非課税」 「輸入」 「課税対象外他」 の各残高がそれぞれ集計されます。
「科目別」に集計した場合はF3キーで元帳に、「消費税区分別」の場合は仕訳帳にジャンプして仕訳明細が確認できます。


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 その他の変更点
 お気に入り
 ・ [拡張機能-帳簿設定]で帳簿名を変更した場合に[お気に入り]メニューの方に反映していなかったので修正しました。

 日常処理 - 仕訳帳 ・ 仕訳モニター ・ 総勘定元帳
 ・ 検索結果を印刷する場合は、検索結果であることが一目で分かるよう印刷物のページ右側に「データ抽出分」を印字するよう仕様を変更しました。

 日常処理 - 仕訳帳 ・ 総勘定元帳
 ・ 複数の仕訳が一度に並べ替えできるよう、「仕訳並替」の仕様を変更しました。

【仕訳並替の手順】
1. 仕訳帳又は元帳で並べ替えしたい日の仕訳を選択します。
2. 画面右上の「メニュー」をクリックして「仕訳並替」を選択します。
3. 「同日日付内の仕訳の並び替え」が開きます。並び替え対象の仕訳の先頭にチェックします。(行全体が反転します。)
4. 移動させたい位置をクリック(行にオレンジの枠が付きます)し、画面右下の「上へ挿入」又は「下へ挿入」をクリックします。
5. 確認画面を「OK」します。
6. 「同日日付内の仕訳の並び替え」画面をF12で閉じます。
7. 確認画面を「OK」すると仕訳帳又は元帳に戻り、仕訳が並び替わります。

 日常処理 - 総勘定元帳
 ・ [ファイル-環境設定]の「印刷設定(帳票)」タブで、「元帳で1日の最終取引行に残高を印刷する」にチェックを入れた場合は、最終行が1日の最終取引であるかどうかにかかわらず必ず残高を印字するよう仕様を変更しました。
 ・ 決算月だけを指定して印刷すると、「繰越利益剰余金」元帳の先頭行に決算月の月初の日付(会計期間が1/1~12/31の場合は“12/1”)が印字されていたので修正しました。

 日常処理 - 合計残高試算表
 ・ 「印刷設定」画面の「印刷形式」で「全科目(A4)」を選択すると、最終行が空白行になる場合に限り、本来の行数(広い:40行 標準:50行 狭い:58行)より1行多く印字されていたので修正しました。

 決算処理 - 財産目録(様式2,3,4) 
 ・ 医療法人データの場合、「財産目録(様式2)」タブで「病院又は介護老人保健施設を開設する医療法人」の「新法の医療法人」を選ぶと 「貸借対照表(様式3)」タブの金額欄が小数点表示になってしまっていたので修正しました。

 財務分析 - 予算登録
 ・ ESCキーを押下すると出る確認画面を「OK」した後にEnterキーを押すとエラーが発生していたので修正しました。

 初期設定 - コード変更
 ・ 科目や補助の使用区分を変更するなど[コード変更]の各種処理を実行した場合に、[日常処理-日報入力]の「摘要」に登録されている科目の情報を変更していなかったので修正しました。

 拡張機能 - オペレータ登録
 ・ 本支店データを選択した状態では“システム管理者”レベルのオペレータが追加できなくなっていたので修正しました。

 データ通信 - データ送信
 ・ ウィルス対策ソフトの影響等で正常にデータの送信ができない場合は、再送信を促す警告メッセージを出した上で送信を取り止めするようになりました。

 データ通信 - データ受信
 ・ クライアントサーバー方式でデータの場所が「*:¥KEEPERZAIMU¥DATA01~99」の場合、受信完了後に「データ選択」画面のデータリスト名が書き換えできていなかったので修正しました。

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 注意事項
【キーパー財務15 Ver7.0.0~7.0.1】 をご利用の場合、今回のバージョンアップはリビジョンアップ(比較的小規模な改訂・修正)になりますが、上記修正内容に対応するため必ずバージョンアップしてください。
【キーパー財務14~09】 をご利用の場合はメジャーバージョンアップとなります。同一バージョン内のアップ(リビジョンアップ)はプログラムを上書きしますが、メジャーバージョンアップの場合はプログラムを追加しますので、【キーパー財務15 Ver7.0.2】 と 【キーパー財務14~09】 が1台のパソコンの中に共存します。(Ver7.0.0Ver7.0.1 の変更内容も併せてご確認ください。)
本バージョンは、平成26年4月1日改正の消費税申告書の書式(8%対応の書式)にのみ対応しています。従って、 期末日が平成26年3月31日以前のデータを 【キーパー財務15 Ver7.0.2】 で開くと、消費税申告書が申告した当時と異なる書式に置き換わります。過去のデータを処理当時の状態で残しておきたい場合や、データをやり取りする相手が 【キーパー財務14~09】 を使用している場合は、該当データを本バージョンで選択しないようにしてください。
【キーパー財務15 Ver7.0.2】 でデータ選択すると、 【キーパー財務14~09】 では処理できなくなります。
期末日が平成26年3月31日以前のデータを本バージョンで開いた場合、「消費税申告書」は平成26年4月1日改正の書式(8%対応の書式)で参照・印刷していただくことになります。(メニュー実行時に以下のメッセージが出ます。)
本バージョンは、簡易課税用の消費税申告書は第五種までの様式(旧様式)と、第六種対応の様式(新様式)の両方に対応しています。期首日付が2015/04/01以降の場合、及び[課税方式設定]で課税期間の短縮特例を“適用する”に設定して2015/04/01以降を期間指定して集計した場合は新様式(第六種対応の様式)、それ以外の場合は旧様式になります。
【キーパー財務】 をアップした場合は、必ず 【キーパー経営羅針盤】 【キーパー現金出納帳】もバージョンアップしてください。
バージョンアップ作業はユーザー登録を済ませてから行ってください。

※ユーザー登録未了の場合はバージョンアップできません。
※ユーザー登録はメニュー画面右下の「ユーザー情報」をクリックすると開く「ユーザー情報」画面で行ってください。
バージョンアップ作業はセキュリティソフトなど他のアプリケーションを終了させてから行って下さい。
また、定刻に自動バックアップを実行するため「
一括保存・復元」ツールを常駐させている場合も必ず終了させて下さい。
バージョンアップ作業は管理者権限でログオンした状態で行って下さい。
普段キーパー財務を使用しているパソコンがインターネットに接続していない場合でも、社内にインターネットができるパソコンがあればプログラムのバージョンアップは可能です。(詳細はコチラでご確認下さい。)
クライアントサーバー方式でご利用の場合、1台目のバージョンアップ作業は他のユーザーがログインしていない状態で行ってください。(2台目以降については他のオペレータがログインしていても問題ありません。)
クライアントサーバー方式でご利用の場合、サーバー機での作業は特に必要ありません。
GO-Global版の場合、バージョンアップ作業はサーバー機で行ってください。また、旧版(キーパー財務14以前のプログラム)はアンインストールしないでください。
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 バージョンアップ方法
1. AiOキーステーションをパソコンに挿入してキーパー財務を起動します。
2. 適宜データを選択してメニュー画面まで進み、右上の「会員ページ」をクリックします。
3. 「会員向けサービス」画面が開きます。「バージョンアップ」をクリックします。

プログラムのバージョンアップはキーパークラブ会員の特典です。
Windowsに制限付きアカウントでログオンした状態ではバージョンアップはできません。必ず管理者権限でログオンしてください。
4. 「確認」画面が開きます。「はい」をクリックします。

「はい」をクリックしても5.以降に進まない場合は一旦プログラムを終了して1.の作業からやり直してください。
5. OSの設定により、「ユーザーアカウント制御」画面が表示されることがあります。「はい」をクリックします。
6. 「バージョンアップ方法」画面が開きます。「最新バージョンにアップグレードする」を選んで「実行」をクリックします。

「経営羅針盤を同時にダウンロードする」は、AiOキーステーション内の【キーパー経営羅針盤】を更新する場合に使用します。ダウンロード時間が増加しますので、【キーパー経営羅針盤】をご利用の場合にのみチェックしてください。
混雑中のためバージョンアップ処理を実行できない旨のメッセージが出た場合は、しばらく時間を置いてから再度実行してください。
7. ダウンロード処理中です。そのまま暫くお待ち下さい。
8. 「確認」画面が開きます。「はい」をクリックするとインストール処理を開始します。

普段インターネットに接続できないパソコンに挿入されているUSBキーを更新する場合は「いいえ」をクリックし、インターネットに接続できないパソコンでのバージョンアップ方法2.以降の作業を行ってください。
【キーパー財務15 Ver7.0.0~7.0.1】 からのバージョンアップの場合は15.へ進みます。
9. 暫くすると、以下の画面が開きます。「次へ」をクリックします。
10. 使用許諾契約をお読みください。「同意します」を選び「次へ」をクリックすると次の画面に進めます。
11. 「ユーザー名」を入力して「次へ」をクリックします。
12. 「次へ」をクリックします。

「変更」をクリックしてインストール先を変更することも可能ですが、通常はそのままの設定で次の画面に進んでいただくことをお勧めします。
13. 「インストール」をクリックして処理を開始します。そのまま暫くお待ちください。

14. インストールが終了します。「完了」をクリックします。
15. バージョンアップ処理中です。そのまましばらくお待ちください。
16. 自動で 【キーパー財務15】 が起動し、「ログイン」画面が開きます。
通常通りコードとパスワードを入力して「OK」をクリックします。
17. 初めて 【キーパー財務15】 を起動した場合は、以下の画面が開きます。(クライアントサーバー方式の場合とGo-Global版の場合は、最初に 【キーパー財務15】 でサーバーにアクセスしたパソコンでのみ開きます。)

「OK」をクリックします。

【キーパー財務15 Ver7.0.0~7.0.1】 からのバージョンアップの場合はこの画面は表示されずに18.に進みます。
18. 「データ選択」画面が開きます。適宜データを選択します。
19. 「データベースの更新」画面が開きます。「データの更新に同意します。」にチェックして「OK」をクリックします。

この画面は本バージョンで初めて選択したときに表示されます。(2度目以降は表示されません。)
本バージョンは、平成26年4月1日改正の消費税申告書の書式(8%対応の書式)にのみ対応しています。従って、 期末日が平成26年3月31日以前のデータを本バージョンで開くと、消費税申告書が申告した当時と異なる書式に書き換わります。過去のデータを処理当時の状態で残しておきたい場合や、データをやり取りする相手が 【キーパー財務14~09】 を使用している場合は「キャンセル」してください。(「OK」すると、 【キーパー財務14~09】 では処理できなくなります。)
本バージョンは、簡易課税用の消費税申告書は第五種までの様式(旧様式)と、第六種対応の様式(新様式)の両方に対応しています。期首日付が2015/04/01以降の場合、及び[課税方式設定]で課税期間の短縮特例を“適用する”に設定して2015/04/01以降を期間指定して集計した場合は新様式(第六種対応の様式)、それ以外の場合は旧様式になります。
「情報」をクリックすると開く「データの詳細情報」画面で「データの更新:禁止する」にチェックすればデータバージョンを固定できます。
 
20. 会計データの更新が完了するとメニュー画面が開きます。バージョン表記が「Ver7.0.2」に変更されています。
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 インターネットに接続できないパソコンでのバージョンアップ方法
1. AiOキーステーションをインターネットに接続できるパソコンに挿入し、バージョンアップ方法1~8の手順に従ってバージョンアップ作業を行います。

※同時に2本以上のAiOキーステーションを挿入しないで下さい。
2. プログラムを終了し、AiOキーステーションを取り外します。
3. インターネットに接続できないパソコンにAiOキーステーションを挿入します。
4. 以下の画面が開きます。「フォルダーを開いてファイルを表示」をクリックします。

表示はOSにより異なります。
自動で表示されない場合は以下の手順で処理してください。
スタートボタンをクリックする。
コンピュータ(又はマイコンピュータ)をクリックする。
キーパー財務のアイコンをダブルクリックする。
5. setups.exeをダブルクリックします。
6. OSの設定により、「ユーザーアカウント制御」画面が表示されることがあります。「はい」をクリックします。
7. 「キーパー財務セットアップ」画面が開きます。「キーパー財務インストール」をクリックします。
8. 「バージョン選択」画面が開きます。
一番上の行(キーパー財務15 7.0.02)を選んで「OK」をクリックします。
これより先はバージョンアップ方法9.以降の手順通りです。
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