2015.01.05
以下の機能追加・修正を行った2015年版システム 【キーパー経営羅針盤15(Ver7.0.0)】 をご用意しました。バージョンアップをお願いいたします。
Ver7.0.0の変更内容
≪旧バージョンの変更点≫
 経営羅針盤14: Ver6.0.0Ver6.0.1Ver6.1.0Ver6.1.1Ver6.1.3
 経営羅針盤13: Ver5.0.0Ver5.0.1Ver5.0.2Ver5.0.3Ver5.0.4Ver5.0.5
 経営羅針盤12: Ver4.0.0Ver4.0.1Ver4.0.2Ver4.0.4Ver4.0.5
 経営羅針盤11: Ver3.0.0Ver3.0.1Ver3.0.2Ver3.0.3Ver3.0.4Ver3.0.5Ver3.0.6Ver3.0.7
 経営羅針盤10: Ver2.0.0Ver2.0.1Ver2.0.2Ver2.0.3Ver2.0.4Ver2.0.5
 経営羅針盤09: Ver1.0.1Ver1.0.2Ver1.0.3Ver1.0.4Ver1.0.5
注意事項
バージョンアップ方法
 ◆Ver7.0.0の変更内容
 経営羅針盤 - 比較経営分析
 ・ 「固定長期適合率」と「自己資本対固定資産率」の計算式を中小企業庁から発表されている計算式とあわせました。
◎Ver6.1.3以前
固定長期適合率=  (総資本-流動負債) ÷ (固定資産+繰延資産) × 100
自己資本対固定資産率=  純資産の部計 ÷ (固定資産計+繰延資産) × 100
◎Ver7.0.0以降
固定長期適合率=  固定資産 ÷ (総資本-流動負債) × 100
自己資本対固定資産率=  固定資産 ÷ 純資産の部計 × 100

 分析帳簿全般
 ・ 「支店選択」で「法人全体」を選んだ場合に部門単位の集計が可能になりました。(但し、「部門比較財務諸表」「資金繰実績表」「支店比較財務諸表」は除きます。)
 ・ 「全科目(A4)」で印刷する場合、製造原価報告書を作成しないデータでは損益計算書の「当期製造原価」行を省略するようになりました。

 分析帳簿 - 3期比較経営分析表
 ・ 「固定長期適合率」と「自己資本対固定資産率」の計算式を中小企業庁から発表されている計算式とあわせました。
◎Ver6.1.3以前
固定長期適合率=  (総資本-流動負債) ÷ (固定資産+繰延資産) × 100
自己資本対固定資産率=  純資産の部計 ÷ (固定資産計+繰延資産) × 100
◎Ver7.0.0以降
固定長期適合率=  固定資産 ÷ (総資本-流動負債) × 100
自己資本対固定資産率=  固定資産 ÷ 純資産の部計 × 100

 分析帳簿 - 総合比較損益計算書
 ・ メニュー画面で「総合比較損益計算書」のボタンを押すとエラーが発生してメニュー画面が開かなくなるケースがあったので修正しました。

 分析帳簿 - 予実対比損益計算書
 ・ 増減率の計算方法が 「計画÷実績」 になっていたので、 「実績÷計画」 に修正しました。

 分析帳簿 - 3期比較財務諸表
 ・ 補助科目の「構成比」は試算表と同様に親科目との比率に変更しました。(旧バージョンでは総体に対する比率を出力していました。)

 会計帳簿 - 総勘定元帳
 ・ 元帳印刷の仕様を以下の通り変更しました。
1. 損益科目で期首から期間指定して印刷した場合は1ページ1行目から仕訳を印字します。(これまで1行目に印字していた「繰越残高」を省略します。)
2. 貸借科目で期首から期間指定して印刷した場合、1ページ1行目は「前期繰越」を印字します。(期中から指定した場合、及び2ページ目以降は現状と同様「繰越残高」を印字します。)
3. 1ページ1行目の日付欄に選択期間の先頭日付を印字します。また、2ページ目以降の「繰越残高」行には前ページ最終仕訳の日付を印字します。
 ・ 補助元帳を表示中に「仕訳置換」を行うと、処理完了後にエラーが発生していたので修正しました。

 会計帳簿 - 合計残高試算表
 ・ 「支店選択」で「法人全体」を選択した場合に部門単位の集計が可能になりました。
 ・ 「全科目(A4)」で印刷する場合、製造原価報告書を作成しないデータでは損益計算書の「当期製造原価」行を省略するようになりました。
 ・ 貸借対照表の期間の印字は、従来どおり「〇〇年〇〇月〇〇日現在」とするか、損益計算書と同様「自〇〇年〇〇月〇〇日~至〇〇年〇〇月〇〇日」が選べるようになりました。

※設定は[ファイル-環境設定]の「印刷設定(帳票)」タブで行います。
※チェックを入れると「自〇〇年〇〇月〇〇日~至〇〇年〇〇月〇〇日」と印字します。
※チェックなし(従来通り「〇〇年〇〇月〇〇日現在」と印字)が初期値です。
 
 ・ 「科目残高月計表」と「科目残高日計表」の印刷設定画面にコピー機能を追加しました。(「科目残高月計表」と「科目残高日計表」の情報がExcel等で活用できるようになりました。)
 ・ 会計期間が1年未満で4、5、7、8、10、11ヶ月のデータの場合、決算月の日計表の「繰越残高」に正しい金額がセットできなくなっていたので修正しました。
 ・ 「F2:2期比較」ボタンを押すとエラーが発生して2期比較試算表が参照できなくなるケースがあったので修正しました。

 決算帳簿 - 決算書
 ・ 二期比較決算書で、「売上総利益」など名称が読み替えられることのある集計科目の場合、当期と前期の差額がマイナス金額でも金額に△が付かなくなっていたので修正しました。
 ・ 「印刷設定」画面で「二期比較」を選択して「OK」「プレビュー」「コピー」を押すとエラーが発生して印刷物が出力できなくなるケースがあったので修正しました。

 決算帳簿 - 青色申告決算書
  ・ 「個人(農業)」データが取扱い可能になりました。(農業所得用の青色申告決算書が作成できるようになりました。)

 決算帳簿 - 消費税申告書
 ・ 簡易課税の“控除対象仕入税額”の端数の計算方法を以下の通り変更しました。
◎Ver6.1.3以前
控除対象仕入税額=  ④ × みなし仕入率【1円未満端数切捨て】
みなし仕入率=  (⑬×90% + ⑭×80% + ⑮×70% + ⑯×60% + ⑰×50%) ÷ ⑫
◎Ver7.0.0以降
控除対象仕入税額=  ④ × みなし仕入率【1円未満端数切捨て】
みなし仕入率=  (⑬×90% 【1円未満端数切捨て】 + ⑭×80% 【1円未満端数切捨て】 + ⑮×70% 【1円未満端数切捨て】 + ⑯×60% 【1円未満端数切捨て】 + ⑰×50% 【1円未満端数切捨て】) ÷ ⑫
 ・ 簡易課税の「付表5-(2))(2/2)」タブの「(3)控除対象仕入税額の計算式区分の明細」の「(ロ)2種類の事業で75%以上」は、事業が2種類だけの場合は印字しないようになりました。(3種類以上事業があり、2種類で75%以上の場合に印字します。)
 ・ 簡易課税で事業の種類が1種類のみの場合、付表5と付表5-2の「2種類以上の事業を営む事業者の場合の控除対象仕入税額」欄に集計数値が表示されていたので修正しました。(画面表示の修正です。旧バージョンでも印刷物は適正に出力できていました。)
 ・ 付表2 及び 付表2-(2) の 「課税売上割合(④/⑦)」 が 0.9~0.1% の場合に ⑯ と ⑰ が正しく計算できなくなっていたので修正しました。

 決算帳簿 - 消費税内訳書
 ・ 「課税売上対応仕入」、「課税非課税共通仕入」、「非課税売上対応仕入」ブロックの「返還」の税コードは、本来マイナス計算する筈がプラスで計算してしまっていたので修正しました。(消費税申告書・付表は旧バージョンでも適正に出力できていました。)

 決算帳簿 - 消費税集計表
 ・ 「集計条件」を「税抜残高」に設定して集計した場合、「仮受消費税」又は「仮払消費税」元帳にジャンプした結果、仕訳の表示が正常でないケースがあったので修正しました。

 科目内訳全般
 ・ 「印刷設定」画面の「0円の明細を省略する」の設定に関わらず、「その他」の行が0円の場合は常に印刷を省略するよう仕様を変更しました。

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 注意事項
今回のバージョンアップは 【キーパー経営羅針盤14~09】 から 【キーパー経営羅針盤15(Ver7.0.0)】 へのメジャーバージョンアップとなります。 同一バージョン内のアップ(リビジョンアップ)はプログラムを上書しますが、メジャーバージョンアップの場合はプログラムを追加しますので、 【キーパー経営羅針盤15】 と 【キーパー経営羅針盤14~09】 が1台のパソコンの中に共存します。
【キーパー経営羅針盤15】 は、平成26年4月1日改正の消費税申告書の書式(8%対応の書式)にのみ対応しています。従って、 期末日が平成26年3月31日以前のデータを 【キーパー経営羅針盤15(Ver7.0.0)】 で開くと、消費税申告書が申告した当時と異なる書式に置き換わります。過去のデータを処理当時の状態で残しておく場合は、該当データを 【キーパー経営羅針盤15(Ver7.0.0)】 で選択しないようにしてください。
期末日が平成26年3月31日以前のデータを 【キーパー経営羅針盤15(Ver7.0.0)】 で開いた場合、「消費税申告書」は平成26年4月1日改正の書式(8%対応の書式)で参照・印刷していただくことになります。(メニュー実行時に以下のメッセージが出ます。)
バージョンアップ作業はセキュリティソフトなど他のアプリケーションが起動している場合は終了してから行って下さい。
バージョンアップ作業は管理者権限でログオンした状態で行って下さい。
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 バージョンアップ方法
1. プログラムを起動します。
2. メニュー画面まで進み、右上の「プログラムの更新」をクリックします。
3. 「確認」画面が開きます。「はい」をクリックします。

「はい」をクリックしても4.以降に進まない場合は一旦プログラムを終了して1.の作業からやり直してください。
4. OSの設定により、「ユーザーアカウント制御」画面が表示されることがあります。「はい」をクリックします。
5. 「バージョンアップ方法」画面が開きます。「最新バージョンにアップグレードする」を選んで「実行」をクリックします。
6. ダウンロード処理中です。そのまま暫くお待ち下さい。
7. 「確認」画面が開きます。「はい」をクリックするとインストール処理を開始します。
8. 暫くすると、右の画面が開きます。「次へ」をクリックします。
9. 使用許諾契約をお読みください。「同意します」を選び「次へ」をクリックすると次の画面に進めます。
10. 「ユーザー名」を入力し、「すべてのユーザ」を選択した状態で「次へ」をクリックします。
11. 「次へ」をクリックします。

「変更」をクリックしてインストール先を変更することも可能ですが、通常はそのままの設定で次の画面に進んでいただくことをお勧めします。
12. 「インストール」をクリックして処理を開始します。そのまま暫くお待ちください。

13. インストールが終了します。「完了」をクリックします。
14. 自動で経営羅針盤15が起動し、「パスワードの確認」画面が開きます。通常通りパスワードを入力して「OK」をクリックします。
15. 初めて 【キーパー経営羅針盤15】 を起動した場合は、以下の画面が開きます。
「OK」をクリックします。
16. 「データ選択」画面が開きます。適宜データを選択します。
17. 「データベースの更新」画面が開いた場合は「データの更新に同意します。」にチェックして「OK」をクリックします。

【キーパー経営羅針盤15】 は、平成26年4月1日改正の消費税申告書の書式(8%対応の書式)にのみ対応しています。従って、 期末日が平成26年3月31日以前のデータを 【キーパー経営羅針盤15】 で開くと、消費税申告書が申告した当時と異なる書式に書き換わります。過去のデータを処理当時の状態で残しておきたい場合は「キャンセル」してください。
「情報」をクリックすると開く「データの詳細情報」画面で「データの更新:禁止する」にチェックすればデータバージョンを固定できます。
 
18. メニュー画面右上のバージョン表記が「Ver7.0.0」に変更されていればバージョンアップ完了です。
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