2018.05.07
金融機関の取引明細など会計ソフト以外のシステムで作成されたCSVファイルの取り込みや経営羅針盤メニューの印刷など、各種機能強化を行った最新版プログラム【キーパー財務18 Ver10.0.1】をご用意しました。

キーパークラブ会員の皆様はバージョンアップをお願いします。
◆ Ver10.0.1 主な機能強化
   金融機関等の取引明細ファイルが取り込み可能になりました。
   経営羅針盤メニューが印刷できるようになりました。
◆ Ver10.0.1 その他の変更内容
 注意事項
 バージョンアップ方法
 インターネットに接続できないパソコンのバージョンアップ方法
 旧バージョンの変更点


Ver10.0.1 主な機能強化
金融機関等の取引明細ファイルが取り込み可能になりました。
[日常処理>取引明細ファイルのインポート] ★キーパークラブサポートサービス会員専用機能  
金融機関やクレジット会社が発行する取引明細ファイルを取り込んで、キーパー財務の仕訳に変換できるようになりました。
取引明細ファイル上の摘要と、摘要・取引先辞書等を紐付けすることにより、自動で仕訳が生成できます。

はじめに、取引明細ファイルの場所を指定します。

ファイルを読み込みした後は、取引明細ファイル上の摘要と、摘要・取引先・一括入力辞書とを紐付けします。

借入金の返済は取引明細ファイルでは1行ですが、仕訳は元金と利息に分解する必要があります。
本バージョンより実装した[返済予定表]に返済予定を登録すれば、あとは取引明細ファイル上の摘要と返済予定表とを紐付けするだけで自動で返済総額・元金・利息の仕訳が自動で生成できます。

紐付け作業が完了したら「F12:仕訳書込」により取引明細ファイルの内容がキーパー財務の仕訳に変換されます。
辞書との紐付けは学習されるので、2度目以降はファイルの読み込みだけで自動で仕訳が生成できます。

具体的手順は「F1:ヘルプ」、又はオンラインマニュアルでご確認ください。
右の「印刷用PDF」から手順書をプリントアウトすることもできます。

経営羅針盤メニューが印刷できるようになりました。
[経営羅針盤]  ★キーパー財務プロオプション機能
経営羅針盤メニューはこれまで画面参照のみでしたが、[比較経営分析][予実対比変動損益計算書][資金繰計画書][8期比較変動損益計算書][本支店比較変動損益計算書][部門比較変動損益計算書][総合比較変動損益計算書]の印刷が可能になりました。

経営羅針盤メニューの利用にはキーパー財務プロオプションが必要です。
経営羅針盤メニューの印刷は【キーパー財務18】のみ可能です。【キーパー経営羅針盤18】の経営羅針盤メニューは印刷には対応していません。
[ローカルベンチマークツール連動]は、経済産業省が無料公開するExcelファイルへのデータ連動メニューのため、印刷機能はありません。データ連動後、Excelファイル側からの印刷はもちろん可能です。

こちらをクリックすると経営羅針盤オプションメニューのサンプルがご覧になれます。

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Ver10.0.1 その他の変更内容
[ファイル>環境設定]
  各種分析帳票の印刷物に「税込/税抜」を印字するかどうかの選択肢を「印刷設定(帳票)」タブに追加しました。
これにより、月次は税込、[決算処理>期末一括税抜処理]で期末一括税抜した場合に「税込/税抜」の印字なしで分析帳票を印刷できるようになりました。


[日常処理>仕訳入力]
  [日常処理>総勘定元帳]を開き、科目を指定しないまま[日常処理>仕訳入力]から仕訳を入力すると、仕訳登録時の確認画面をOKした時点でエラーが発生していたので修正しました。


[決算処理>法人事業概況書(資料)]
  平成30年(2018年)4月1日以後終了事業年度分からの「法人事業概況説明書」の様式改訂に対応しました。

表面の「地代家賃・租税公課」が、新様式では「地代家賃」に変更されています。平成30年(2018年)4月1日以後終了事業年度分のデータについてはバージョンアップ後に「F4:科目選択」で「地代家賃」に割り当てられた「租税公課」を外すようお願いいたします。

[消費税>課税方式設定]
  「計算方式設定」タブの「中間納付額等」の「付表2-(2):控除税額調整」の番号が間違っていたので修正しました。
 (誤)18、19 → (正)20、21


[財務分析全般]
  [ファイル>環境設定]の設定で、各種分析帳票の印刷物に「税込/税抜」を印字するかどうかが選べるようになりました。
これにより、月次は税込、[決算処理>期末一括税抜処理]で期末一括税抜した場合に「税込/税抜」の印字なしで分析帳票を印刷できるようになりました。


[財務分析>3期比較財経営分析表]
  「従業員数登録」で以下2点を修正しました。
部門グループの人数は入力できないよう制御しました。
部門毎に登録した人数が部門グループの人数となるよう修正しました。


[財務分析>資金繰実績表] 
 ● 資金繰項目の内訳が画面で確認できるようになりました。
資金繰項目の金額欄でF5又はダブルクリックすると、その項目を構成する科目の内訳が残高付きで表示されます。更に内訳画面で科目を選び、F3又はダブルクリックすれば仕訳に遡及することも可能です。

 ● A4/A3を指定して印刷できるようになりました。また、資金繰項目の内訳明細付きでの印刷にも対応しました。


[オプション>予算作成>中期予算登録] 
  部門データ及び本支店データの場合、予算設定ウィザードで「予測」を選んで「予測損益計算書」を開き、「直接入力する」にチェックして予測値を手入力した上で「F6:保存」をしても、「F7:復元」すると全て\0になるという問題を解消するため、予算設定ウィザードから開く[予測損益計算書]に以下の仕様変更を行いました。
現行版は必ず「部門選択なし」又は「法人全体」での予測となりますが、部門・本支店単位でも予測できるようにします。
「F7:復元」する際に、部門・本支店単位で保存した値を合算するか、それとも「部門選択なし」又は「法人全体」で保存した値を復元するかを選択できるようにします。


[オプション>予算作成>他社仕訳データのインポート] 
  EPSON(財務応援super/Lite、財務応援 R4、財務顧問 R4)とソリマチ(会計王)がインポート対象に加わりました。

  他社ソフトで作成された仕訳ファイルに新しい科目や補助科目等が複数あった場合に、「不明項目の選択」画面での割り当て作業を途中でキャンセルしても、キャンセルするまでに割り当てした情報は保持するようになりました。(旧バージョンではキャンセルすると、それまでに割り当てした情報をすべてクリアしていました。)

  マネーフォワードの仕訳ファイルに借方と貸方の金額が異なるレコードがあると、適正に取り込みできなくなっていたので修正しました。


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注意事項
既に【キーパー財務18】をご利用の場合、今回のバージョンアップはリビジョンアップ(比較的小規模な改訂・修正。プログラムは上書き。)になりますが、上記修正内容に対応するため必ずバージョンアップしてください。
【キーパー財務17~09】をご利用の場合は【キーパー財務18】へのメジャーバージョンアップとなります。今回のバージョンアップによりプログラムが追加されますので、【キーパー財務17~09】と【キーパー財務18】が1台のパソコンの中に共存します。
【キーパー財務18~15】は、平成26年4月1日改正の消費税申告書の書式(8%対応の書式)にのみ対応しています。従って、 期末日が平成26年3月31日以前のデータを 【キーパー財務17】で開くと、消費税申告書が申告した当時と異なる書式に置き換わります。過去のデータを処理当時の状態で残しておきたい場合や、データをやり取りする相手が【キーパー財務14~09】を使用している場合は、該当データを本バージョンで選択しないようにしてください。

【キーパー財務18】でデータ選択すると、元のバージョンでは処理できなくなります。
期末日が平成26年3月31日以前のデータを本バージョンで開いた場合、「消費税申告書」は平成26年4月1日改正の書式(8%対応の書式)で参照・印刷していただくことになります。(メニュー実行時に以下のメッセージが出ます。)

本バージョンの簡易課税用の消費税申告書は、第五種までの様式と、第六種対応で法人番号欄無しの様式、第六種対応で法人番号欄有りの様式の3つに対応しています。
「課税方式設定」の集計期間 簡易課税申告書の様式 
開始 終了
2015年03月以前 2015年12月以前 第五種までの様式
2015年04月以降 2015年12月以前 第六種対応で個人(法人)番号欄無しの様式
2016年01月以降 第六種対応で個人(法人)番号欄有りの様式

【キーパー財務】をアップした場合は、必ず【キーパー経営羅針盤】と【キーパー現金出納帳】も必ずバージョンアップしてください。

バージョンアップ作業はユーザー登録を済ませてから行ってください。

ユーザー登録未了の場合はバージョンアップできません。
ユーザー登録はメニュー画面右下の「ユーザー情報」をクリックすると開く「ユーザー情報」画面で行ってください。

バージョンアップ作業はセキュリティソフトなど他のアプリケーションを終了させてから行って下さい。
また、定刻に自動バックアップを実行するため「
一括保存・復元」ツールを常駐させている場合も必ず終了させて下さい。

バージョンアップ作業は管理者権限でログオンした状態で行って下さい。

普段キーパー財務を使用しているパソコンがインターネットに接続していない場合でも、社内にインターネットができるパソコンがあればプログラムのバージョンアップは可能です。(詳細はコチラでご確認下さい。)

クライアントサーバー方式でご利用の場合、1台目のバージョンアップ作業は他のユーザーがログインしていない状態で行ってください。(2台目以降については他のオペレータがログインしていても問題ありません。)

クライアントサーバー方式でご利用の場合、サーバー機での作業は特に必要ありません。

GO-Global版の場合、バージョンアップ作業はサーバー機で行ってください。また、旧版(キーパー財務12以前のプログラム)はアンインストールしないでください。

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バージョンアップ方法 
1. AiOキーステーションをパソコンに挿入してキーパー財務を起動します。

ダウンロード版をご利用の場合はAiOキーステーションは必要ありません。
2. 適宜データを選択してメニュー画面まで進み、右上の「会員ページ」をクリックします。
3. 「会員向けサービス」画面が開きます。「バージョンアップ」をクリックします。

プログラムのバージョンアップはキーパークラブ会員の特典です。
Windowsに制限付きアカウントでログオンした状態ではバージョンアップはできません。必ず管理者権限でログオンしてください。
4. 「確認」画面が開きます。「はい」をクリックします。

「はい」をクリックしても5.以降に進まない場合は一旦プログラムを終了して1.の作業からやり直してください。
5. OSの設定により、「ユーザーアカウント制御」画面が表示されることがあります。「はい」をクリックします。
6. 「バージョンアップ方法」画面が開きます。「最新バージョンにアップグレードする」を選んで「実行」をクリックします。

「経営羅針盤を同時にダウンロードする」は、AiOキーステーション内の【キーパー経営羅針盤】を更新する場合に使用します。ダウンロード時間が増加しますので、【キーパー経営羅針盤】をご利用の場合にのみチェックしてください。
【キーパー経営羅針盤9~11】を最新版にバージョンアップする場合はAiOキーステーションが必要です。「経営羅針盤を同時にダウンロードする」にチェックして「実行」してください。(その後、【キーパー経営羅針盤9~11】がインストールされたPCにAiOキーステーションを挿入して『setups.exe』を実行してください。)
混雑中のためバージョンアップ処理を実行できない旨のメッセージが出た場合は、しばらく時間を置いてから再度実行してください。
7. ダウンロード処理中です。そのまま暫くお待ち下さい。
8. 「確認」画面が開きます。「はい」をクリックするとインストール処理を開始します。

AiOキーステーションのセットアップメニュー更新のため、必ず「はい」を選択してください。
【キーパー財務18】がインストールされたパソコンの場合は15.に進みます。
9. 暫くすると、以下の画面が開きます。「次へ」をクリックします。
10. 使用許諾契約をお読みください。「同意します」を選び「次へ」をクリックすると次の画面に進めます。
11. 「ユーザー名」を入力して「次へ」をクリックします。
12. 「次へ」をクリックします。

「変更」をクリックしてインストール先を変更することも可能ですが、通常はそのままの設定で次の画面に進んでいただくことをお勧めします。
13. 「インストール」をクリックして処理を開始します。そのまま暫くお待ちください。

14. インストールが終了します。「完了」をクリックします。
15. バージョンアップ処理中です。そのまま暫くお待ちください。
16. バージョンアップが完了すると、自動で【キーパー財務18】が起動して「ログイン」画面が開きます。通常通りコードとパスワードを入力して「OK」をクリックします。
17. 「データ選択」画面が開きます。適宜データを選択します。
18. 「データベースの更新」画面が開きます。「データの更新に同意します。」にチェックして「OK」をクリックします。

この画面はVer10.0.1で初めて選択したときに表示されます。(2度目以降は表示されません。)
【キーパー財務18~15】 は、平成26年(2014年)4月1日改正の消費税申告書の書式(8%対応の書式)にのみ対応しています。従って、 期末日が平成26年(2014年)3月31日以前のデータを本バージョンで開くと、消費税申告書が申告した当時と異なる書式に書き換わります。過去のデータを処理当時の状態で残しておきたい場合や、データをやり取りする相手が 【キーパー財務14~09】 を使用している場合は「キャンセル」してください。(「OK」すると、 【キーパー財務14~09】 では処理できなくなります。)
本バージョンは、簡易課税用の消費税申告書は第五種までの様式(旧様式)と、第六種対応の様式(新様式)の両方に対応しています。期首日付が2015/04/01(H27/04/01)以降の場合、及び[課税方式設定]で課税期間の短縮特例を“適用する”に設定して2015/04/01(H27/04/01)以降を期間指定して集計した場合は新様式(第六種対応の様式)、それ以外の場合は旧様式になります。
「情報」をクリックすると開く「データの詳細情報」画面で「データの更新:禁止する」にチェックすればデータバージョンを固定できます。
19. 「データベースの更新」が完了するとメニュー画面が開きます。
右上のバージョン表記が「キーパー財務18 Ver10.0.1」に変更されています。
以上でバージョンアップ処理は完了です。


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インターネットに接続できない場合のバージョンアップ方法
1. AiOキーステーションをインターネットに接続できるパソコンに挿入し、バージョンアップ方法1~8の手順に従ってバージョンアップ作業を行います。

※同時に2本以上のAiOキーステーションを挿入しないで下さい。
2. プログラムを終了し、AiOキーステーションを取り外します。
3. インターネットに接続できないパソコンにAiOキーステーションを挿入します。
4. 以下の画面が開きます。「フォルダーを開いてファイルを表示」をクリックします。

表示はOSにより異なります。
自動で表示されない場合は以下の手順で処理してください。
スタートボタンをクリックする。
コンピュータ(又はマイコンピュータ)をクリックする。
キーパー財務のアイコンをダブルクリックする。
5. setups.exeをダブルクリックします。
6. OSの設定により、「ユーザーアカウント制御」画面が表示されることがあります。「はい」をクリックします。
7. 「キーパー財務セットアップ」画面が開きます。「キーパー財務インストール」をクリックします。
8. 「バージョン選択」画面が開きます。
一番上の行(キーパー財務18 10.0.01)を選んで「OK」をクリックします。
これより先はバージョンアップ方法9.以降の手順通りです。

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旧バージョンの変更点
Ver10.0.0以前の変更内容は以下のリンクよりご確認ください。
(クリックすると別ウインドウで旧バージョンのインフォメーションが開きます。)
 キーパー財務18: Ver10.0.0
 キーパー財務17: Ver9.0.0Ver9.0.1Ver9.0.2Ver9.0.3Ver9.0.4Ver9.0.5
 キーパー財務16: Ver8.0.0Ver8.0.1Ver8.0.2Ver8.0.3Ver8.0.4
 キーパー財務15: Ver7.0.0Ver7.0.1Ver7.0.2Ver7.0.3Ver7.0.4
 キーパー財務14: Ver6.0.0Ver6.0.1Ver6.1.0Ver6.1.1Ver6.1.3
 キーパー財務13: Ver5.0.0Ver5.0.1Ver5.0.2Ver5.0.3Ver5.0.4Ver5.0.5
 キーパー財務12: Ver4.0.0Ver4.0.1Ver4.0.2Ver4.0.4Ver4.0.5
 キーパー財務11: Ver3.0.0Ver3.0.1Ver3.0.2Ver3.0.3Ver3.0.4Ver3.0.5
Ver3.0.6Ver3.0.7
 キーパー財務10: Ver2.0.0Ver2.0.1Ver2.0.2Ver2.0.3Ver2.0.4Ver2.0.5
 キーパー財務09: Ver1.0.1Ver1.0.2Ver1.0.3Ver1.0.4Ver1.0.5

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